花夢

うたうつぶやく

016:吹くうた

2008年02月24日 | 題詠2007感想

ピアニカに春の嵐を吹き込んで緑の原を駆け回りたい
A.I

すいみつのにこげのかぜが吹いていてわたくしたちはなにももたない
つきしろ

口笛を吹けばきらめく水たまり背番号未定の夏が始まる
ハルジオン

吹き抜けの瞳へ入り込んでゆく光になるために生きている
みにごん



「これだ」というラインが曖昧で、うーんうーんと言いながら通り過ぎてしまったりしているのです。すみません。
そのなかで、みにごんさんの作品は突き抜けている感じがして好き。

つきしろさんの作品は「水蜜(桃)の煮焦げの風」という解釈で良いのでしょうか?
ゆるやかであまくて、でも「なにももたない」空気に惹かれました。


2 コメント

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Unknown (みにごん)
2008-03-10 10:12:07
花夢さま、ご無沙汰しております。
遅ればせながら、私の歌を取り上げてくださったお礼に参りました^^
とても励みになります。
今年は名前を変えてチャレンジしておりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
この度は本当にありがとうございました!!
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ありがとうございます (花夢)
2008-03-11 00:03:24
みにごんさん、来てくださってありがとうございます。
このみにごんさんの作品、いいですよね。
まぶしいほどのスピード感とせつなさを感じました。

お名前を変えられたんですね。
最近、そういう方多いようですね。
本腰を入れられる人が多いということでしょうか。

今年も頑張りましょう!
これからも、よろしくおねがいします。
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