心の扉 神戸カウンセリング花時計

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世界遺産  天龍寺 諸堂参拝

2021年10月20日 | 名所めぐり(京都)

 

今回の京都名所巡りの選定地も

同行者の友人が希望した三ヵ所を巡るのですが、

二ヵ所は、友人共々再訪となります。

 

 

 

京都 嵐山公園

 

阪急嵐山駅から嵐山公園を通り抜けて

最初の目的地の天龍寺へと向かいます。

 

 

 

京都 世界遺産 天龍寺  石標

 

嵐山にある数多くの寺院の中で

代表的な世界遺産の天龍寺を拝観するのは、

私は三度目で、友人は二度目の拝観となります。

 

今回、帯同する友人と天龍寺を初拝観をした頃は、

互いに映像は頭の中に残れば十分と思っていたので

残した写真は、10枚に満たない枚数。

 

私は二年前に天龍寺を再訪して

初拝観時の質量共に貧弱な写真を撮り直しましたが

友人は、初拝観時のままだったので

友人の再訪したい気持ちに「そりゃ、そうだよね。」と

二つ返事で同意しての拝観となりました。

 

 

 

天龍寺  総門

 

天龍寺の本尊は、釈迦如来で

開基(創立者)は、あの足利尊氏

 

今回の私は、友人にちょっとした撮影ポイントを案内して

自分の写真撮影は、少しだけのつもりだったのですが………。

 

 

 

天龍寺  勅使門【京都市指定有形文化財】

 

前回の2年前に訪れた時には、

修復工事中で満足な撮影が出来なかった勅使門。

 

 

 

 

国の史跡・特別名勝に登録されている天龍寺庭園は、

勅使門から法堂に至る境内の中心部の前庭と、

天龍寺の象徴『大方丈裏庭の曹源池庭園』

 

なので、この勅使門から先は、

史跡・特別名勝の庭園の指定範囲になります。

 

 

 

天龍寺  放生池と反り橋

 

 

 

 

放生池を覆い尽くす蓮の葉。

 

 

 

 

放生池を逆側から撮影。

奥に見えるのは、先ほどの勅使門。

 

 

 

天龍寺  参道

 

 

 

 

 

 

天龍寺  法堂(選仏場)

 

法堂内部には、釈迦三尊像を安置し、

後の壇には、光厳上皇の位牌と歴代住持の位牌と

開山の夢窓疎石と開基の足利尊氏の木像

祀られています。

 

 

 

天龍寺  法堂と廊下橋

 

法堂内部を観賞出来るのは、基本(土、日、祝)で

法堂内部は、新しさを感じる外観の印象とは違って

時間の経過が感じられる厳かな空間となっています。

 

そして、法堂の拝観の主役となるのは、

迫力満点の巨大な天井画『八方睨みの龍』です。

 

私達は、初拝観の際に拝ませてもらっているし

内部は、撮影禁止となっていることもあって

今回も気にはしつつも法堂の拝観はせずでしたが、

迫力満点の巨大天井画は、お勧めの一つです。

 

 

 

天龍寺  廊下橋

 

この廊下橋の手前には、

飲み物の自動販売機とベンチが設けられていて

前回に天龍寺を訪れた際に、休憩中だった庭師の方々と

色々と話が弾んだ懐かしい場所です。

 

 

 

天龍寺  唐門と廊下橋

 

唐門法堂を結ぶ廊下橋。

唐門の向こう側は、方丈庭園の石庭です。

 

 

 

天龍寺  鐘楼(左)と経堂(右)

 

 

 

 

 

 

天龍寺  庫裡(諸堂拝観受付)

 

 

 

天龍寺  参道

 

庫裡の前で後を振り返り、歩いてきた参道を撮影。

 

国の史跡・特別名勝の指定範囲ではあるけれども

現代的な感じで整い過ぎている所為なのか、

なんかこうもう一つピンとこないのが正直な気持ち。

 

 

 

天龍寺  庫裡(諸堂参拝入り口)と式台

 

庫裡(右)は、台所と寺務所。

式台(中央)は、

武家屋敷などにおいて表座敷と玄関の間にあり

取次の儀礼や家来が控える部屋。

大方丈(左)は、本来は、住職の居室。

 

 

 

天龍寺  庫裡前庭 枯山水

 

 

 

天龍寺  達磨図

 

庫裡玄関に入ると正面に置かれている

達磨図の大衝立。

 

等持院にも似た達磨図の大衝立が置かれていました。

同じものかなと思いましたが、

描いた人は、違うようです。

 

 

 

 

 

 

 

左側が大方丈、右側が小方丈(書院)で、

先ずは、大方丈の外廊下を巡ります。

 

 

 

天龍寺  大方丈

 

大方丈は、一般の拝観者は、

畳の上には上がることが出来ないんですよね。

 

 

 

 

 

 

天龍寺  大方丈 石庭

 

料理に見立てると、お皿が天龍寺境内。

主菜が曹源池庭園で、副菜がこの石庭の感じ。

 

主菜があの曹源池庭園なので、副菜と言えども、

大方丈の広縁に座って、この石庭を眺めるだけでも

十分に拝観が成立する程の立派な庭です。

 

 

 

天龍寺  大方丈 唐門と石庭

 

唐門の屋根の上に、法堂の屋根が覗き見えています。

 

 

 

天龍寺  大方丈 額縁庭園

 

 

 

 

石庭側の大方丈の広縁から撮影できる額縁庭園

諸堂参拝で見逃せない撮影スポットの一つ。

 

 

 

天龍寺  曹源池庭園【国の史跡・特別名勝】

 

大方丈の裏庭は、曹源池庭園【特別名勝・史跡】

中心にした池泉回遊式庭園で、

曹源池の裏側にも足を踏み入れることが出来ます。

 

 

 

 

曹源池の名称は、池の泥をあげた時に

池中から『曹源一滴』と記した石碑が

発見されたことから名付けられました。

 

『曹源一滴』とは、一滴の水は、

あらゆるものの根源であると言う禅語。

 

 

 

 

大方丈から観て曹源池対岸の中央正面には、

龍門の滝(登竜門)を現わしている2枚の巨石があります。

 

 

 

天龍寺  大方丈 雲竜図

 

1957年(昭和32年)物外道人作の雲龍の絵。

 

雲竜図を保護する透明な板に、曹源池の龍門の滝が写り込み

雲竜図の龍は、龍門の滝から出現する龍のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天龍寺  書院(小方丈)外廊下と曹源池庭園

 

 

 

 

 

 

天龍寺  書院(小方丈)

 

小方丈(書院)は、大方丈とは違って

畳の上に上がることが出来ます。

 

男性が移動するのを待ち切れずに撮影したのですが、

これはこれで味ある一枚になったような………。

 

 

 

天龍寺  小方丈(書院)掛け軸

 

 

 

天龍寺  廻廊

 

 

 

天龍寺  多宝殿

 

亀山上皇が離宮を営んだ際に

後醍醐天皇が学問所としていた地に

昭和9年に建築された多宝殿。

 

多宝殿内の中央には後醍醐天皇の像

歴代天皇の尊牌が祀られています。

 

 

 

 

諸堂拝観を終えて、次に庭園参拝に向かいます。

 

二年しか経過していないのにと言うのか、

二年も経過しているからと言うのか、

今回も天龍寺は、キラキラと輝いています。

 

次回に天龍寺を訪れた時には、写真撮影は数枚にして

長く方丈に腰を下ろして肉眼と肌感覚で

曹源池庭園を味わってみたいなと思うのです。

 

 

 

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