心の扉 神戸カウンセリング花時計

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京都 世界遺産 東寺Ⅱ

2023年04月09日 | 名所めぐり(京都)

 

東寺の拝観有料エリアどころか境内に足を踏み入れたのが

2013年の7月頃の初拝観の時だったので

もう早や8年も前になります。

 

その8年前の東寺の初拝観、西本願寺の初拝観、二条城によって

今に続いている本格的な名所巡りが始まったのですが

まさかここまで嵌るとは思っていませんでした。

 

 

 

有料拝観エリア 茶店前の床几

 

拝観有料エリアに入ってすぐの所の茶店で

折角なのでと何か頂こうと思ったのですが

多くの商品が売り切れ状態だったので

自動販売機で飲物を購入して茶店前の床几に腰を下ろして

五重塔を眺めながら一休憩。

 

 

 

 

東寺の象徴、五重塔に負けず劣らずの不二桜が満開です。

 

 

 

東寺 不二桜

 

東寺の樹齢約120年、樹高約13m八重紅枝垂れ桜は、

元々は岩手県の旧家の庭に植えられていたもので

その後、秋田県、三重県を経て平成18年に

弘法大師帰朝1200年を記念して植樹されたものです。

 

東寺は史跡なので地面を掘って植樹するには

色々とややこしい手続きがいるので

ならばと盛土をして植樹されたと聞いています。

 

この八重枝垂れ桜の名称『不二桜』は、

弘法大師の『不二の教え(事物は絶対に一つ)』から

名付けられています。

 

 

 

 

この不二桜の美しさは、圧巻でした。

五重塔と不二桜の組み合わせは、もう完璧です。

 

そうそう桜を見て感動することはありませんが、

これぞ雅の世界、幽玄の世界、日本の風景。

この不二桜を見たらもう感動………

いや感動と言うのか、感嘆と言うのか、興奮と言うのか、

 

不二桜を見て思わず出た私の「わあー!」

私の隣にいた外国人の「ワオー!」とがハーモニー。

 

 

 

 

よくもまあこれだけの桜を

岩手県、秋田県、三重県、京都の東寺へと

枝折れすることなく枯らすことなく

移植した関係者の人達の技術と労力には、ほんと感心します。

 

 

 

 

この時に感じていたものを

何とかそのまま記録しようと頑張ったのですが、

肉眼で見るそれには及ぶことができません。

 

撮影技術が高くなると、肉眼で見たままの画像を残せて、

さらに技術が高くなると肉眼で見た以上の画像を

残すことが出来るのだと思いますが私にはまだまだ遠い。

 

 

 

 

東寺庭園では、不二の桜と五重塔の組み合わせの他にも

ソメイヨシノと五重塔、瓢箪池と五重塔等の景観を

楽しむことができます。

 

 

 

東寺 五重塔と瓢箪池

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講堂前の広場の向こうには、本坊の勅使門が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東寺のソメイヨシノは、全体的に仁和寺の御室桜のように

低木が多くて桜の花弁に埋もれるように観賞出来ます。

 

 

 

東寺 五重塔と藤棚

 

 

 

東寺 東大門(不開門)【重要文化財】

 

東大門(不開門)【重要文化財】は、

1336年6月に新田義貞に攻められた足利尊氏が

この門を閉めて難を逃れたと伝えられていることから

不開門(あかずのもん)と呼ばれています。

 

 

 

東寺 五重塔【国宝】

 

東寺の五重塔は、東寺を象徴する建物というだけではなくて

京都のシンボルとも言える建造物で

木造建築の五重塔では、約55mで日本で一番高い五重塔。

奈良の興福寺の五重塔が約50mで第2位で、

京都の法観寺の五重塔(八坂の塔)が約46mで第3位。

 

 

 

 

このような巨大な木造建造物を見ると

毎々のことながら昔の職人達の技術の高さ、凄さを思い知らされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東寺庭園 瓢箪池

 

 

 

東寺 金堂【国宝】と桜

 

時間的にゆとりがあったはずなのですが

あれよあれよと時間が経過してしまい

金堂と講堂の仏像を観賞する時間が取れなくなりました。

 

 

 

東寺 金堂【国宝】と講堂【重要文化財】

 

初拝観の時に残した写真画像は、不鮮明なガラケーの写真だけなので

写真撮影が禁止されている仏像観賞よりも

画像を記録に残せすことを優先したいんですよね。

 

 

 

東寺 金堂【国宝】

 

 

 

東寺 講堂

 

 

 

東寺 講堂

 

 

 

 

午後6時よりの夜間特別拝観の準備のため

午後5時に一旦拝観を終了させて頂きます。

 

とのアナウンスが流れ始めたので

許される拝観時間は、後僅かとなってしまいました。

急げ。急げ。急げえ。

 

 

 

東寺 食堂

 

江戸時代に再建された食堂は、1930年(昭和5年)に火災で焼失。

現在の食堂は、1933年に再建されたもの。

食堂内には、本尊の十一面観音像と火災で黒焦げた痕が残る

3mを越える日本最大級の四天王像が安置されています。

 

 

 

 

食堂の中には、納経所があるようです。

 

 

 

食堂と手水場

 

 

 

 

平野神社の手水舎の手水鉢には、水と手酌が復活していましたが、

東寺の手水場には、まだ水も手酌もないようです。

 

 

 

 

 

 

東寺 北大門【重要文化財】

 

 

 

蓮池(亀池)と大元橋

 

初拝観の時の記憶では、

北大門を出て直ぐの所にある川と言うか堀には、

黒くて大きな鯉か大きな亀が沢山いたんですよね。

名称が亀池となっているので沢山いたのは亀ですね。

 

大元橋の袂には、初拝観の時にも拝観を見逃している

観智院があって拝観できるようなのですが

残念無念で次回の拝観時の楽しみとして残ります。

 

 

 

 

 

 

東寺 宝蔵【重要文化財】

 

平安時代後期建立の校倉造りの倉庫で、

東寺最古の建造物

 

 

 

 

 

 

東寺 慶賀門【重要文化財】

 

夜間特別拝観(夜間ライトアップ)の拝観入り口となる

慶賀門には、もう多くの拝観希望者が並んでいました。

幻想的な景観に酔いしれるだろうなあ~。

 

 

 

 

いや~東寺は、素晴らしかった。

今回の拝観で、東寺の初拝観の時に持っていた印象は、

完全にひっくり返りました。

 

しかし、あんなに素晴らしい東寺庭園のことを

初拝観の時の記憶には殆ど残っていないのが恐ろしい。

 

次に東寺を訪れる時は、滞在時間を半日位割り当てて

金堂、講堂、食堂の仏像はもちろん他の諸堂まで

がっつりと観賞したなと思えるような拝観にしたいと思います。

 

 

 

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