心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

神戸 如意寺

2020年09月19日 | 名所巡り(兵庫)

 

雨脚が強くなってきたので

文殊堂の外廊下に腰を下ろして雨宿り。

 

 

 

神戸 如意寺 雨の三重塔と文殊堂

 

文殊堂の屋根の下で雨の中に佇む三重塔を眺めていると

向こう正面の本堂跡の高台の木の陰から

雨の中、傘をさしてこちらを伺う人影を発見。

 

私の先にも後にも境内に拝観者はいないので

おそらく如意寺関係の人であることは間違いなし。

 

少しして聞こえてきたサイレンの音が

どんどんと近づいて来て如意寺の石標辺りで止まりました。

 

えっまさか不審者で警察を呼ばれた?

やべえぞ ややこしくなるのかな?

この音、パトカーのサイレンだっけ?

違うよな。

科学特捜隊だったか?

 

 

 

ウ~ワォ!

 

音の正体は、救急車でした。

お寺関係の誰かが急病のようです。

 

私の様子を伺っていたのではなくて

救急車を待っていたみたいで

違う意味のやべえことが起きてたようですね。

 

慌ただしい様子のなかで拝観を楽しむのも気が引けますが

ここは心を鬼にして拝観続行!

 

 

 

神戸如意寺 三重塔【国指定重要文化財】

     

 

境内東側の高台に建てられている立派な三重塔は、

南北朝時代の至徳二年(1385年)に建てられたもので

三層各層に大日如来、釈迦如来、多宝如来が祀られています。

 

 

 

三重塔階段下の松

 

境内の数ある樹々の中でこの一本の松だけが何と言うのか、

毎日散髪しています的な感じで

他の樹々とは明らかに違います。

 

 

 

 

こちらには土足厳禁の立て札がありました。

なので先ほどの文殊堂の外廊下を歩くことは大丈夫そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸如意寺 本堂跡

 

境内北側の高台の本堂跡。本堂は老朽化により傾いたため

第二次世界大戦後まもなく解体され礎石だけが残っています。

 

 

 

本堂跡 礎石

 

本堂で行う色々な儀式やお勤めは

どこでやっているんだろうか。

文殊堂は殆ど使われていない感じがするんですよね。

 

 

 

千人供養塔

 

本堂跡横にある千人供養塔。

 

 

 

本堂跡から境内

 

先ほどのキッチリと整えられている一本の松の木の下に

お宝が眠っていたりしてね。

 

 

 

阿弥陀堂(常行堂)【国指定重要文化財】

 

阿弥陀堂(常行堂)も境内の高台に建てられています。

盛り土の高台に建てられた仏教建築物のこの感じ、

奈良の寺院に多かったような印象があります。

 

なので発掘調査では云々とされていますが、

如意寺日記に書かれていることもあながち………。

 

 

 

梵字が刻された石碑

 

阿弥陀堂の階段下にある梵字が刻まれた石碑があります。

何が書かれているのか、どんな意味があるのか、

当然ながら一切理解出来ません。

 

 

 

阿弥陀堂(常行堂)

 

阿弥陀堂または常行堂。一つの建物に名称が二つ。

彼氏「これからどう呼んだら良い?

山本さん。真由美さん。まゆりん。真由美。」

彼女「お好きにどうぞ。」

的な感じと理解しておくことにします。

 

新しい建物に見えますが鎌倉時代初期に建てられたもので

外側から建物内部を窺うことが出来ません。

 

 

 

 

 

 

宝篋印塔

 

阿弥陀堂前の宝篋印塔(ほうきょういんとう)。

本来は、陀羅尼(だらに)と言う呪文を収めた塔ですが

供養塔、墓碑塔として造られるようになります。

 

 

 

阿弥陀堂(常行堂)からの三重塔と文殊堂

 

 

 

本坊参道

 

阿弥陀堂の横には本坊へと続く参道があります。

 

現在の神戸・如意寺は、そう広くはない境内ですが

三つの国指定重要文化財の建物が

中心の広場を囲むように配置されていて

境内は緑の絨毯が敷き詰められた美しい寺院です。

 

神戸如意寺も最後の一つ、本坊の拝観を残すのみです。

 

 

 

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