風に吹かれて

人生、ちょっと一服。日々の見たこと聞いたこと。

今年も色々ありました

2010-12-21 22:16:25 | Weblog

この 師走、比較的穏やかな日々ですが、朝夕の冷え込みは増して22日は冬至を迎えます。


例年どうりクリスマスの飾りのリースと今年はキャンドルスタンドを、まだ訪問者のないひっそり
とした部屋で静かに音楽を聞きながら、ドイツドウヒのほのかな香りを楽しみながら、作りました。
植物を触っているこの時間はほんとうに心が癒されます。
今秋はこれといって予定を入れていなっかったのですが、一つの行事から次々と予定が埋まって
思いがけないお誘いが加わりいつになく賑やかな秋となりました。
先ず、高校時代の東京での同窓会でご一緒したKさんと久しぶりに会った後、出席出来なかった
Uさんを誘ってKさん山中湖の別荘へ招かれました・・・
京都歩き旅の1週間後のこと。

桜、白樺、落葉松などが植えられた庭。そしてどのお部屋の窓からも富士山を望むことが出来る
素敵な山荘。
11月末で標高1100メートルにあるのでもう紅葉は終わっていましたが、窓からの景色は最高!
夜は、ラウンドパッチワークで世界各国の人達と一緒に制作した作品やKさん自身の力作をたくさん披露
して頂きました。
マキをくべて暖炉の火の温もりを感じながら、元気な高校時代の想い出や恩師の話題で尽きることが
ありませんでした。 翌日は忍野八海、富士吉田浅間神社、河口湖と周り1泊2日のひと時を旧友と
語りあいました。

   

    河口湖オルゴール博物館の庭で              パッチワークのタピスリーと作品

 

 別荘に到着してすぐに出されたお手製の松花堂弁当。温かい香りのよいちりめんとシソのご飯。
アッツアツのはまぐりのお吸い物・・・どれも思いがけないご馳走にただただ感激しました。
さすが、お料理の講師コースで磨かれた腕前はいつもお味よし 季節感が盛り込まれて・・・、
嬉しく美味しく頂きました。(横浜から持参されていたとはびっくりました)
デザートのラ・フランスのコンポートアイスクリーム添えもとろけるおいしさでした。
心温まるおもてなしに感謝です。次回は卒後50年になるわね!またお会いしましょう。

 その2日後は、母の卆寿でささやかなお祝いをしました。


来年はひ孫4人の おおばあちゃん。 私も楽しみに元気で過ごさねば・・・・
長男も来年家族が増えるので初めてのベビーを楽しみにしているようです。

もうすぐ、クリスマス。このリースを作っていると、孫達から
幼稚園が終わると「すぐにおばあちゃんのところへ
行くからね!」と弾んだ声が聞こえてきました。
年末、年始は前回の失敗とならないようみんな元気で
迎えたい。
そして、3月と5月嬉しい季節となりますよう。
来春はきっと忙しくなることでしょう。
みんなが健康で、穏やかな年でありますように。

 


京をあるく(目にしみる紅)

2010-12-19 13:57:25 | Weblog

三千院から音無の滝へ行く道の紅葉

3日目、最終日は鞍馬・貴船・大原三千院でした。巡るどの地の赤や黄の紅葉はまばゆいばかりでした。

家に帰ってテレビで放映された京都の紅葉のニュースや旅番組他でもその艶やかな色はこの3日間
瞼に焼きついた色そのものを写し出していました。

                         貴船神社 

 

 

牛若丸伝説が残る鞍馬山は、背比べ石(奥州に下る牛若丸が名残を惜しんで背丈を比べた)や、
牛若丸が試し切りをした石、7歳から10年間住んで修行したので、息継ぎの水、木の根道、
又 由岐神社、義経供養塔奥の院魔王殿など多くの史跡があり、興味深く感じました。

岩盤が固く地下に根を張れない杉の根が見事なアラベスク模様を描く「木の根道」の辺りでお弁当となりました。
霊気溢れるこの地、大自然の中にたたずみここの神仏の活力に包まれて清々しく心洗われるひと時を
過ごしました。

                             背比べ石

 

いよいよ最後の訪問地大原となりました。何度か訪れた懐かしいこの地の紅葉をゆっくりと味わう
ことにして、音無の滝と三千院のみに絞りました。
門跡寺院の雅なお庭の前で少し疲れた体を休めながら、各所の目に沁みた紅葉が走馬灯
のように思い出されていい旅だったと感慨深く振り返っていました。

また、沢山巡った神社仏閣では、来年春に誕生する二人の命の無事出産を祈願して手を会わせる
旅ともなりました。法話のあるところでは、出来るだけ聞く時間をとり、余り信仰心の無い私ですが、
感じいる場面が多かったように思います。 

来年はさらに忙しく賑やかな年となること間違いなし、沢山歩いたこの旅ですが、
備えの体力はアップしたでしょうか?