三千院から音無の滝へ行く道の紅葉
3日目、最終日は鞍馬・貴船・大原三千院でした。巡るどの地の赤や黄の紅葉はまばゆいばかりでした。
家に帰ってテレビで放映された京都の紅葉のニュースや旅番組他でもその艶やかな色はこの3日間
瞼に焼きついた色そのものを写し出していました。
貴船神社
牛若丸伝説が残る鞍馬山は、背比べ石(奥州に下る牛若丸が名残を惜しんで背丈を比べた)や、
牛若丸が試し切りをした石、7歳から10年間住んで修行したので、息継ぎの水、木の根道、
又 由岐神社、義経供養塔奥の院魔王殿など多くの史跡があり、興味深く感じました。
岩盤が固く地下に根を張れない杉の根が見事なアラベスク模様を描く「木の根道」の辺りでお弁当となりました。
霊気溢れるこの地、大自然の中にたたずみここの神仏の活力に包まれて清々しく心洗われるひと時を
過ごしました。
背比べ石
いよいよ最後の訪問地大原となりました。何度か訪れた懐かしいこの地の紅葉をゆっくりと味わう
ことにして、音無の滝と三千院のみに絞りました。
門跡寺院の雅なお庭の前で少し疲れた体を休めながら、各所の目に沁みた紅葉が走馬灯
のように思い出されていい旅だったと感慨深く振り返っていました。
また、沢山巡った神社仏閣では、来年春に誕生する二人の命の無事出産を祈願して手を会わせる
旅ともなりました。法話のあるところでは、出来るだけ聞く時間をとり、余り信仰心の無い私ですが、
感じいる場面が多かったように思います。
来年はさらに忙しく賑やかな年となること間違いなし、沢山歩いたこの旅ですが、
備えの体力はアップしたでしょうか?