薬師公園の山ゆり
2008・7・18誕生
待ち望んでいたその時は突如やってきました。
「18日午前0時07分誕生」の知らせをを受けたのは夜中の12時を少し過ぎたころ。
「助産院に入ったの?」「いえ、いえ、無事男の子が産まれました。」息子からだった。
17日の夕方あかねさんと交わした電話では「まだ、連休に入って位かな」とのことだった。
その言葉に安心して私は遅い買い物に出た。満月に近い月が東の空にきれいにのぼってきていた。 <もう近い>と予感した。
その頃息子の所ではあおちゃんが急の熱と、嘔吐で大変になっていたらしい。軽い陣痛を押して、小児科へつれて行きお薬をもらい、息子の帰りを待って10時過ぎに助産院へ入ってすぐの出産だったらしい。お手伝いの高尾のお母さまも、前回が24時間以上もかかってのお産だったので、朝様子を見に行くつもりが・・・
また私達には心配して眠れないといけないから、というやさしい配慮で知らされなかった。後で聞かされて嬉しさと本当にびっくりしました。
急にママがいなくなったあおちゃんのショックも相当なもので、10日経った今も少し不安定になっているようです。高尾のお母さまもお暑い中、大変でした。(そろそろお疲れが出るころでは?と心配しております。今週末に交代させていただきますが、こちらも体力を温存させて、出番を待っておりますのでご安心ください。)
7月25日、お七夜で 遼太郎 と名づけられました。
あおい姉ちゃんに抱かれ泣き止んでいます。お腹の中で声を聞いていたからでしょうか、不思議とあおちゃんがそばにくると静かにしています。めちゃくちゃ可愛がるので周りは、ハラハラです。2人ともすくすくと元気にまっすぐに育って欲しいと祈るばかりです。
25日は両家が集まって、2人の孫のお産のことで大阪の時と今回と比べながら思い出話や、感想で花が咲きました。どちらも生命の誕生ですから、私達にとってはこの上ない喜びと感激です。おっぱい欲しさに火がついたように大声で泣くその声にも、なぜか涙が出るほど感動。いつまでも成長を見届けたい気持ちと、さて自分はどこまで健康で生きられるか?と限られた人生も思います。
家族全員が健康で過ごせますように、今日も散歩でお薬師さまに手を合わせ祈りました。公園の蓮も数を増して見事です。山百合もあちらこちらから顔を出し華麗に咲いています。この頃、毎年キツネノカミソリの群生があちらこちらで見られたのですが、今年はこれ1本しか探せませんでした。