10月の富士山

10月19日　天下茶屋より河口湖と富士を望む

晴天続く穏やかな秋日和、懲りずに富士の夕景を撮りたい・・・という夫に、ドライブだから
行こう。夕景は自分一人で行く。
私は宿から夕日と富士を眺めていて欲しいということで、久々に外出しました。
宿は甲府のぶどう畑から湧き出る石和温泉。
午後3時一番の客だったので、私は一人ワイン風呂なる珍しい温泉で身体を温め広い窓外の
景色を眺めて　ゆったりと過ごしました。
部屋に戻り5時半ころの落日の様子を眺めながらいましたが、今日も雲一つない晴天の落日。
富士の周りには　夕日を反映して赤く染めてくれる雲がありません。
「ダメだわ。天気良過ぎて・・・残念！」と夫から電話。またしても次回にお預けとなりました。



次の日の午前中、天下茶屋という高台からまだ少し早い紅葉と河口湖と富士を眺めました。
元気のいい若者がツーリングで来て、ここの茶屋で美味しそうに　ほうとうを食し
身体を温めていました。

　　「富士には　月見草が　よく似合う」　　太宰治がここで詠んだ歌碑がありました。

以前にも来たことのある河口湖畔、大石公園にも寄り帰りました。
旅の楽しみの一つである食事が　完食出来ないことが、今の悩みですが、時には病を忘れて
いつもと違う日常を過ごすことは　とてもいい気分転換になります。

爽やかな秋日和、富士山を眺めることが出来て　気分爽快の1泊2日でした。