風に吹かれて

人生、ちょっと一服。日々の見たこと聞いたこと。

発表会

2009-02-25 22:12:45 | Weblog

4人のおじいちゃん、おばあちゃん、そしてパパとママ が見守る中、あおちゃんの幼稚園新園舎で発表会がありました。大勢の父兄の前で、少し緊張ぎみの子や物語に溶け込みなりきっている子、舞台の上で上がるどころか楽しんでいる子と様々。

あおちゃんも元気いっぱい踊ったり歌ったり、楽しんでいる様子でした。

幼稚園の先生手作りの白いドレスはクリームの役です。男の子は胸にのりせんべいがついています。「お菓子の国・・・」というミュージカルでした。年少組、年中、年長さんそれぞれ3つのミュージカル。衣装も振り付けも手作り、30数年ぶりに見た幼児のお遊戯会は時代とともに変化してなかなかの見ごたえを感じました。

あおちゃんはカメラを向けている私達一団を見つけると笑顔と投げキッスまでして余裕です。「ドキッ!!」

朝早くからママに、細い三つ編みを何本も結ってもらってそれをほどき、ボリュウムのヘアースタイルになっています。写真でいつか見たエリザベートのようです。

お姉ちゃんの可愛い演技を眠たかったのに起き上がって目をパッチリ開けていた遼君ですが、お姉ちゃんが終わると途中で寝てしまいました。家に帰って皆で頂く昼食のいい匂いがしてきました。

「ぼくはまだ食べれないから、おもちゃを全部しゃぶっていよ~っと!」このごろはだいぶ一人で玩具で遊ぶようになりました。何でもなめて確認。

あおちゃん、今日はとてもよくできました。お腹すいたでしょ。おばあちゃんたちの持ち寄りのお昼をさあ、みんなでいただきましょう。

桃の節句も近いので、春らしいお昼となりました。

 


春一番

2009-02-16 22:17:41 | Weblog

春をのみ待つらん人に山里の 雪間の草の春を見せばや 

                                藤原家隆

12日、今年初めてのお茶に出かけました。まだ肌寒いうす曇りの午後。

地上に咲く花を見て春が来た・・・と思いがちですが、雪深い山里の辺り一面が雪。その何も無い地面の根雪の下では緑の新芽がかすかに動き出しています・・・これも春なんですよ・・・・と床の間のお軸。利休が好んだ歌だそうです。

梅一輪と水仙が備前の花器に生けられていました。

炉の釜の松風颯々の声を聞きながら、ちんちょうげの花に創られた本日の和菓子をいただく至福の時。備前焼きのおうす茶碗、鎌倉彫りの梅文様の朱赤おなつめ。

茶器の拝見で、「お茶杓は?」のお尋ねに「はい、千家十職の黒田正玄さんの元で修業していた若手イケメン作家のものでございます。」クスクス(笑)・・・・・

「ご名は?」「春の光と申します」やれやれ・・・・・いつも冗談まじりのやりとりも楽しみのひとつです。

13日。日野のSさんと こちらからKさんを誘って百草園の梅林を観に行きました。ここは開花が早く見ごろを迎えていました。馥郁とした香りがあたり一面にただよっていました。よく晴れていると都心の高層ビルや東京タワーも見渡せるのですが・・・

梅林と3人で訪れたのは2年ぶり。つもる話も沢山あっておしゃべりに花が咲いてしまいました。それぞれに孫で忙しい仲間の愉快な1日を過ごしました。

14日。気温はぐんぐん上昇して夏を思わせる土曜日。両親が所用があったため、孫のあおちゃんが一人で遊びにやってきました。大歓迎。

先ず、薬師公園でちらほらの梅と。

そして最大のお目当てリス公園へ。このころ気温はさらに上がって、あおちゃん上着をどんどん脱いでおおはしゃぎ。午前中で人が少なく、リスに5匹くらい私たちの体に飛びつかれて、写真を撮るタイミングが難しかったです。

「りすさん、たくさんおあがり!」 「おいしい?」「ひまわりの種だよ。みんなあげるよ」

「そっちのりすさんもおいでよ、たくさんあげるよ!」ず~っと話しかけるあおちゃん

遊び足らないあおちゃんは、また公園でジャングルジムに上ったり、すべり台、迷路とすごい運動量でした。あっけにとられて、また見守るのと追いかけるが大変でシャッターチャンスを逃しっぱなしの1日でした。

私もくたくたの1日でした。


梅一輪一輪ほどの暖かさ   服部嵐雪

2009-02-09 21:25:56 | Weblog

薬師池公園にて

別名 春告草(バラ科)。  春、百花にさきがけて開花するのでこの名があるそうです。

高雅な気品、やさしい香りで一輪、一輪づつ咲くごとに、暖かな春の訪れを感じます。

薬師公園の梅林を毎年楽しみに眺めているのですが、見ごろはいつも遅いように思います。3月に入ってからでしょうか?多種の梅の花が一輪、2輪と咲きだすころは、春を待つ気持ちが、いっそう高まります。

 

今、我が家の庭は、クリスマスローズが色とりどりに咲き出しました。

うつむきかげんに咲く花姿に心ひかれて、夏日陰になる場所が多い庭いっぱいに植えたいと思っていました。

常緑で多年草、キンポウゲ科のこの花は以外に丈夫で世話いらず。こぼれ種で仲間を増やしてまた新種の色が加わって元気に育ってくれています。

このピンクは昨年花がまだ咲かない、何色とも分からない状態でいただいたのですが、我が家に新種の花として見事に咲き、感激です。

花弁に見えるピンクは実はガクで本当の花弁はガクの付け根についているのだ、と聞きました。 

以下のクリスマスローズはもう20年くらい私と一緒に過ごしているものばかり。

白の大きな鉢植えもありますが、まだもう少し時が経たないと咲きそろいません。ここの土地に合ったのでしょう。地下植えでも結構大丈夫なのでそのうちみな鉢から出すつもりです。

オキザリス、水仙も明るい陽ざしがあると生き生きしています。

2月9日、今日は曇りでまだまだ寒い一日でした。気温は日中も9度。

薔薇の植え替えをしよう!と土を沢山用意しましたが、外に出る気分になれず。

孫の遼ちゃんと部屋の中で楽しく遊んで過ごしました。