連日の雨で見事だった薔薇や草花も雨の雫の重みに耐えかねて
頭をみな下げて はらはらと散りだし始めました。
庭の片隅では早くも原種のあじさいが、ひっそりと咲きだしていました。
雨には 紫陽花がよく似合う！
花瓶に 名残の花を集めて急ぎ飾りました。
今年の２月は鉢植えのばら達の土替えをしてやりました。
暫くぶりの作業でしたが、確実に思いが伝わって 花達は元気にいい花をつけてくれた
ように思います。
今年もしっかりお世話をして来年も一層いい花に出会いたいものです。
例年になくやまぼうしの花がたくさん咲きました。
引越して１２年。
１．５メートル位の細木が、多くの枝を出し庭に程よい木陰を作り暑さに弱い草花を
守ってくれています。
風にそよぐ小枝や葉、花をながめていると面白いことに気がつきました。
４枚の白い総包・・・これが花びらに見えるのですが・・・
それが枝ごとに丸いものと細長いのがあるのです。
光の当たり具合？ 成長過程？ それとも？？
どちらも好きな形なので、スケッチしたり、写真にも収めました。
秋には 赤みがかったオレンジ色の上品な甘味の美味しい実をつけます。
その実となる花の部分をルーペで覗いて見ました。
白い４枚の総包の中心にある可愛いグリーン色の丸い玉ですが・・・
その表面は小さな無数の花で覆われていました。
１本の雌しべ、４～５本の雄しべ、４枚のベージュ色の花びらを持つた
花々で見事に覆われていました。何て精巧に出来ていること！
びっくりです。
今年はこんなに沢山の花を咲かせたのですから、秋には小鳥たちとその実を
分け合えるものと今から楽しみにしています。
この時期、鉢植えのマツリカの花が、そよ風にのせて甘くとても高貴な香りを届けてくれます。 咲き出しは、濃い紫色でこの時の香りがなんとも言えません。 次第に薄紫となり、最後は真っ白の５枚の花びらの可愛い花ですが、一本の木に白、紫の濃淡で一面に花をつけた時の香りと花姿には、毎年癒される気分です。 満開のまつりかもカメラに収め、後日記録として残します。
大きく枝を伸ばしたやまぼうしが、沢山の白い花をつけて庭の一隅に木陰を作ってくれています。
木の根元ではクリスマスローズやギボウシ、黄色のギボシ達がすくすくと育っています。
すみれ、たんぽぽ、れんげ大好きな地味人間でしたが、このごろは”華”に目がいき、薔薇を育てるようになりました。
毎朝窓を開けるとカクテールのアーチから、３鉢の白、ピンク、アプリコット色の
ばらが、心地よい香りを漂わせてその日の元気を頂く気分です。
昨日、今日と気持ちのよい五月晴れ。さあ～楽しく庭仕事に勤しみましょう！
