花冷え

先週は、開花予報の通りちらほら咲き始めた桜ですが、とても寒い数日でした。思うように開花が進まなかったようです。雪まじりの氷雨がぱらついた日もありました。

２８日、久しぶりに気分を取り直して散歩に出ました。薬師公園はどんな風になっているのでしょう。行く道の住宅の庭の白モクレンやエンジ色のモクレンが見事、うぐいすの囀りも近くで聞こえます。ニュースでは近くのカタクリの花が満開と言っていた・・・公園のはもう咲き終わったかな？？

公園に入ってすぐ,１本の桜。枯れ木の林の中で見事なたたずまいです。はっとさせられました。雑木林の中ではキブシや椿が色を添えて目立ちます。カタクリは残念ながら陽がさしこんでいなくて蕾でした。まだ楽しめそうに思います。 

　

さて池の周りは？

蓮田のへ行ってみると河津桜はもう終わっていて、こぶしの木と熱海寒桜が見ごろを迎えていました。

 

池の傍のソメイヨシノも枝によっては、こんなに咲いている部分もあるのですが、もう少し暖かくなってからのお楽しみのようです。

どの道を通っても、この２年間孫ともよく散歩したところなので、この木の前で一緒に写真を撮ったな～、蛇との遭遇、水鳥や鯉や亀に餌をやってた時のこと、蓮の花とも・・・、ついこの間は梅と・・・・

はしゃぎ声や可愛い会話が思い出されます。来年はきっとヨチヨチ歩きの遼ちゃんともどの季節に訪れることが出来るのか楽しみです。

花冷えとはいえ、明日からはもう４月。我が家の庭も季節が駆け足で通り過ぎていくようです。

大好きな「貝母百合」、春の妖精が舞い降りたかのような真白な「スイセン」、Ｋさんから頂いた「黄梅」（葉に先立って黄色い花がしだれ咲き、春を感じます。）「匂いすみれ」など等が次々に開花しています。

ちょっぴり寂しい春

３月２４日。朝ピンクのチューリップがすっくと１本咲きました。

「咲いた～、さいた～♪・・・・」と今年も笑顔の孫と合唱したくて３０球ほど植えましたが、この日に間に合うとは思っていませんでした。

「お見送りしたくて、あおちゃんの大好きなピンクが咲いたね。」「あおに会いたくて出てきてくれたんだね！！」

あおちゃん一家は転勤で再び大阪へ引っ越しました。

引っ越しで忙しくしていた１週間。この２年間毎週土日のどちらかには顔をみせてくれていた孫達としばらくお別れです。私は暫くは何かぽっかり穴が空いたような生活ですが、今度会う時の成長ぶりを今から楽しみにすることにしました。

ウォークマン

♪　Mussi denn, mussi denn  zum ～♪♪   Stad-te-le naus～♪♪♪

 今日もまたドイツ民謡「別れ」の曲の歌声が・・・・。

男性合唱団に加わったばかりの主人の声も心なしか寂しく響きます。また町田、２人生活に戻った私達。退職して８か月の主人がやっと自分の趣味をあれこれと充実させたばかりだったのですが。

息子家族がいない間に旅行や様々なことにチャレンジし、楽しんでやってみようとしていたところへ、主人に週２日でいいからとありがたい（私にとっても。？）仕事の話のお声がかかりました。せっかく始めた趣味との両立を考えて、手軽に持ち運びできて通勤に使える

　”録音を聞けるようなもの”　ないかな～？

さてさて私の出番がきました。近くの改装店じまいの家電ショップで割引セールのウォークマンを買ってパソコン教室で得た知識をフル回転。

（パソコン教室のＭ先生には何もかもチンプンカンプンだった私をここまでご指導くださいまして大変感謝いたしております。）

７．５センチ×２センチ足らずの小さな機械の中に、５０時間近くも聞けるＣＤからの音を取りこんで録音できちゃうなんて進んだものですね。説明書と首っ引きで遅れている私達は感心しきりで準備しました。ワイシャツのポケットにしのばせて音楽でも会話でも聞けるというのですから・・・・。

英会話も入れました。音楽の先生からパソコンにメールに添付して送られてきた、主人のパートの音源もいれました。さあ、４月からまた新しい出発です！！

孫たちが大阪に発った日の午後、昨年末に脳を切り開く大手術をした友人が大阪から所要のため東京へ出て来られて友人３人で再会しました。久々の笑顔。とても元気そうで嬉しくたのもしくみえました。まだ術後３カ月ですが、スポーツマンの彼女は前向きで明るい性格、きっとリハビリーもこの日を目標に積極的に取り組んだことと思います。まだ少し不自由な点もあるのでしょうが、もう少し時間をかければもっともっとよくなられるのでは・・・と思いました。

苦しいハードル越えて　よくがんばっている！！

 

気がつけば我が家の小さな庭にも”小さな春”がやって来ていました。

　　　

　Ｙさんから頂いた庭梅、満開

春告げ花

薬師公園の梅がはや見ごろを過ぎようとしていました。

ふくいくとした香りが漂う静かな午後。微かにふりそそぐ陽ざしにピンクも白もこのところよく降った雨のため、とても生き生きと感じました。

ウグイスカグラが細枝にちらほらと可愛い花をつけています。これも春告げ花と呼ばれています。

この公園の多種の椿は、どの木も一輪一輪と咲き出して、蕾の数や寒暖の差が激しいこのところの天候から、しばらくは楽しめそうな気がします。

珍しいキンギョ椿の木を見つけました！

どの葉の先も金魚の尾のようになっていて、まるで金魚がたくさんぶらさがっているような面白い椿です。きれいに咲いているのがこの日は無かったのですが、赤い八重の花のようです。

どの木もしっかり名前がついています。名札を読みながらの散策はとても楽しいです。

３月１２日。久々に青空が広がりましたが、風はやや強くまだまだ寒さが感じられる一日でした。

ミモザ

「おじいちゃん、あそこを見て！大きな樹が風にゆれているでしょ。あれは

あおいミモザなんだよ！」 

おじいちゃん（黄色い花なのに青ミモザなんて種類あったけ？？・・・・）と思いつつ「あおちゃん、ミモザを知っているなんてすごいね～！」と言ってまた家の前でテニス遊びに興じていたそうです。

両親が引っ越し準備で忙しい午後、遼ちゃんと2人を預かり手分けして遊んだ日のことです。孫たちが帰った後で主人からミモザの話を聞きました。訳を知らなかった主人と大笑い・・・

高尾のおじいちゃん達があおちゃんが生まれた時に記念樹として植えられたものいで、いつも「このミモザはあおちゃんの樹、あおいミモザだよ。と教えていただいているようです。

嬉しいことにあおちゃんは結構お花の名前に興味を持って覚えるようで、以前私がヤマボウシの枝を一枝あげたら、暫くして公園に行くと、「おばあちゃん、ヤマボウシの白いお花がたくさん咲いているね」と言ったので「よく覚えているのね。すごい！」と私が感激したものです。

町田に引っ越してきた時にお向かいのお宅の庭先で春にさきがけて、真黄色に咲いているおしゃれな樹だな～とその時はじめて知ったミモザですが、4歳の孫が早くもこの樹を知るなんて・・・・・遅ればせながら遼君の記念の何かを考えなくてはと主人と話したものです。