風に吹かれて

人生、ちょっと一服。日々の見たこと聞いたこと。

フランス旅行 ⑤

2011-09-10 22:36:23 | Weblog

リールの街をそぞろ歩き・・・・Fさんとじゅんこさんが結婚前、フランス家庭に嫁ぐ前にフランス語の勉強
に通っていた学校がある街、想い出が詰まった街だそうです。
店のウィンドウのディスプレイを眺めながら、おしゃれでシックでやっぱしフランスだな~・・
何と日本茶の食器や平家物語でうめられた漢字の浴衣が飾られているお店もありました。
ランチにクレープのおいしいお店へ案内され、帆立とパイナップルがソースに包まれた フランス
来て一番の優しいお味で美味しく楽しいランチタイムのひと時を過ごしました。



    リールそぞろ歩き

 

さて、念願かなって私はじゅんこさん宅に再訪問させて頂くことができました。
2度目の訪問でしたが、このお家は近年新築されたばかり。
私達が訪問する少し前に広大な菜種畑が刈り込みされたそうで 
お庭から はるか地平線も望まれる広~い邸宅です。
空も大地も視界ははてしなく広がり 気持ちのいいお庭のテラスで頂く午後のお茶はもう格別でした。





    
あもちゃんは私達同級生4人のおしゃべりがはずんでいると、ピアノを弾いておもてなしして
くれていました。   日本からは律さんが茶道の先生なので和菓子とお抹茶で皆に
楽しんで頂きました。北フランスのこの邸宅に故郷の和室まで取り入れて造られている
とは・・・・知りませんでした。優しいFご主人の配慮ですね。
お互いの旅の話の交換でおしゃべりがつきなくて、クードリーの有名なレース工場見学は次回?
ということになってしまい、折角計画されていたご主人さまの会社見学でしたがホテルに帰る時間
となり、又翌日のパリ歩きを楽しみに・・・と帰りはTGVアラスの駅まで送って頂きました。

オペラ座やマドレーヌ寺院に近いホテルにこのメンバー全員が1泊してパリ市内を見学することになりました。
ホテルのロビーで9時半に待ち合わせ。フランスに住んでいる方のご案内ですからこんな贅沢で
安心な旅はありません。それも皆が親しくさせて頂いている有さんの娘さん家族なのですから。
終日、リラックスして楽しませて頂きました。
バンドーム広場を出発、モンマルトル、サクレクール寺院、凱旋門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、
セーヌ河沿いを歩き、チュールリー公園、世界中の植物に関する本が集められている本屋さん、・・・
メトロも使いましたが、18000歩も歩きました。

     


   モンマルトルのレストランで昼食

18日シャルルドゴール空港まで4人でお見送りして頂き私達同級生は50年ぶりにして
初めての海外旅行を終え、10月に思い出を話す会を開く予定で その日を待ちどうしく思っています。
まだまだ書ききれない場面沢山ですが、当分写真を眺めて楽しかった11日間を
振り返り、また、2度目のモンマルトルで記念に買った小さな絵を見ながら、60代の輝く想い出として
大切に胸にしまって元気に過ごしたいと思います。

(それから帰国の朝、皆で頂いたパン屋さん メゾンカイザーのお店。フランスパン美味しかったですね!
じゅんこさんが日本へいらした時銀座で見つけたパン屋さん。都内に5店舗ありました。
旅を思い出して、都心に出かけたら行ってまた味わいたいです。オペラ座近くでよく見つけて頂いたこと!)


Fさんご一家、有さん本当にお世話になりました。ありがとうございました!

                                                 おわり

 


フランス旅行 ④

2011-09-03 20:23:58 | Weblog

8月16日、 ツアーを離れて、いよいよ有さんの滞在しているお宅へ自力で出発する日
がやってきました。

朝 8時過ぎホテルを出て500メートル歩いた所にあるメトロ8号線、バラール駅を出発。
TGV新幹線、北ヨーロッパ線出発駅のパリ北駅まで、途中シュトラスブールで
4号線に乗り換えて、3つ目のギャルド・ノールで下車する。
12年前から数えて2度目のメトロですが、フランス初めての他の2人に頼りにされて
プレッシャーで私はとても緊張していました。

無事、北駅に着いたものの地図を頂いていた大きな電光掲示板のある12番線
ホーム辺りに何度やり直しても35,36番ホームに来てしまい 出ません。 
列車が出発するまで1時間弱の余裕を持っていたのですが、またTGVのチケットは
前もって買って頂いていたのですが、焦りました。
 
案内のところでチケットをガラス窓に張り付け「この列車のホームは?」
と聞くと、駅員さんが出て来て教えてくれました。  ホッ!
前っもって、電光掲示版の写真やホームの様子をメールで知らせてもらっていました。      
10分前にならないと出発ホームナンバーが表示されないので表示されたホームを確認すること。
改札が無いので確実にチケットを乗車前に日付刻印機に通すこと・・・・
等など不慣れな手順が沢山ありました。


8月16日、パリ北駅 9時58分発 リール行き   リール10時57分着
        2等   7号車  座席向かい合わせ席 45 46 47
        このチケットが送られてきた時からどんなにか旅の夢はぐ~んと大きく膨らんだことでしょう!

9時58分、定刻に列車は出発合図の音もなく静かに北駅を発車しました。 

 何とか無事切り抜け車中の人となり、検札の車掌さんに切符を見せ 
メルシィ! と笑顔で言われて皆、ホットしました。
1時間程、車窓からは 国の豊かさ思わせるはてしなく続く田園風景、ヤギや牛が放牧
されているのどかな景色を楽しみました。
この列車の行く先はもう少し行けばベルギーです。
私達は、その少し手前の リールで 下車。
1日から有さんはご家族とブルターニュ地方からイギリスへ旅に出ていらしたので当日まで
何の連絡も取れていません。 
出会えるでしょうか?待っていてくれるかな有さん!

列車を降りるとすぐ笑顔が待ち受けてくれていました!!
「お久しぶり!・・・無事に会えて嬉しい!・・・・お疲れは?」
有さん、お孫さんアモンちゃん、ご家族皆の嬉しい出迎えに皆、安堵と笑顔がこぼれました。
                                                  続く


フランス旅行 ③

2011-09-02 21:00:59 | Weblog

アビニオンから古都カルカソンヌ~空路パリへ
パリ~ルーアン~オンフルール~モンサンミッシェル


古城 コンタル城の夕景

ピーターメルソンの「プロバンスの12カ月」や「ラングドッグ」等読まれるといいですよ・・・
とガイドさんに教えて頂きました。 古都カルカソンヌの地名ぐらいしか知らなかった街。
昼間、コンタル城とサン・ナゼール寺院を巡りこだわりセレクション ヨーロッパ100選
に選ばれているという夕景を眺めた。
画家ロートレック、アンチーム、マチス、モジリアニ等にも描かれている古都。
中世の城塞都市である。

4日目  トゥールーズからパリ・オルリー空港に着きバスでモンサンミッシェル
へ向かう。
私は12年前、旅程の後半で会うことになっている有さんとその娘さんの3人で
ルーアンとモンサンミッシェルは訪れたことがあり、2度目で懐かしい。
その時の楽しい思い出も沢山あります。
ルーアンのノートルダム大聖堂は当時修復中でこの全景は初めてだと思う。
ここは、ジャンヌダルク終焉の地でもある。また大好きな画家モネの描いた
33枚の大聖堂の絵があり、ル・アーブルの港の日の出と共に実際に美術館で
観た絵の寺院なので、とても印象深く寺院の前に立ち感慨もひとしおでした。


ルーアンを後にエトルタの海岸からオンフルールとノルマンディーの海岸沿いを
モンサンミッシェルへ・・・ここは初めてで、新発見いっぱいで楽しかった。

エトルタ

なんと、PCを習っていたころパワーポイントの変わった使い方で英詩と写真と音楽が入った
作品を頂いた。まさにその写真の中の1枚の風景がこのエトルタの海岸であったのに
感動した。
Jさんと 「ここが、今まで観た海岸の1番の風景だね!」と決定。
そういえば、画家クールベもここを描いているね!と会話ははずみます。
この下の住宅の一画に「ルパン」の作家モーリス・ブランの家もあって楽しい散策でした。
オンフルールの港の木組みの家家も素敵でしたし、お昼のムール貝、これまたおいしく
楽しみました。


ツアーの人達とお別れの夕食は、パリらしくエッフエル塔が見える外テーブルの
レストランでおいしいワインがフリードリンクなのに、まじめ3人はガス入り、
ノンガスの、美味しい水をいただきながら、フランス料理を・・・

 

 


フランス旅行 ②

2011-09-02 20:57:32 | Weblog

 巡り巡った6日間   ニース~モナコ~エズ村~アルル地方~ニーム~カルカソンヌ
               トゥールーズ・ブラニャック空港~ パリ・オルリー空港

 後半5日間      パリ~ルーアン~エトルタ~オンフルール~モンサンミッシェル~パリ

ツアーで巡った6日間。 欲張りスケジュールでしたが、この年齢にしては
皆3人とも時差もさほど気にせず よく食べ、精力的に観て、はては疲れて
ぐっすり眠り翌日も元気ハツラツで行動できました。

1日目はシャガール美術館から始まり、サレヤ広場でこの地方の珍しい華やかな花
が並ぶ花市や、野菜市を見て、昼食はあのニース風サラダから・・

午後、断崖の村エズを訪れ そこからの地中海の眺めは素晴らしく、
F1やリゾート地で有名なモナコの風景も今まで観た海岸の美しさでは
ここが1番かな? などと語りあいながら散策。

3日目、ニースからニームへ
ゴッホの絵でお馴染の、アルル地方を観光しました。
ゴッホが入院していた病院や生活していた場所、ゴッホが描いた広場
公園、跳ね橋、夜の黄色に輝くレストラン、ローマ時代の円形闘技場、
を観てニームへむかいました。
途中、映画「太陽がいっぱい」のロケ地サントロペもこの近くという
美しい海岸線を見ながら、大きな橋ポンテガールを見学して
ニームへ。
ローヌ河を渡ってアビニオン地方に入りました。



  橋の上で輪になって踊ろよ~♪  サンペネゼ橋

 
ポンティガール

   パリのオルリー空港まで、南仏はいい天候に恵まれ幸いでした。