お彼岸過ぎて

　　　　　　　　　　　　　　　（9月26日薬師池公園にて）

 お彼岸のころから駆け足でやって来た秋に、身も心も戸惑いを感じながら、早10月を迎えるころとなりました。

猛暑の夏から俄かに訪れた秋に体調を崩し、こんなはずはなかったのに・・・と思うことしきりですが、やはり歳かな？と。

 体調が整った26日、久々に薬師池公園へ散歩に出てみました。

曼珠沙華や秋の七草が、この厳しかった夏を乗り越えて見事に咲き乱れて、曼葉草花苑の辺りは秋色溢れていました。

何度も訪れてくまなく眺めているこの公園ですが、嬉しいことにまた一つ　新しい出会いがありました。フウセントウワタの花です。ご近所の友人が、「珍しいつくばねの様な花があるのよ、見て！」私達の会話を聞いて通りかかった男性が「これはフウセントウワタの花ですよ。カマキリの卵のような実から種の出る様子が面白い・・・・・・・」　　「分かった！思い出した！」以前大阪の有さんから頂いた実。観察して実に面白く、その実がはじけて3時間くらいかけてタンポポの種のように飛んで行く様を楽しく見守ったあの実の花でした。　　青空に映えて白いおいばねのような花姿に友の笑顔が重なって嬉しい出会いの瞬間でした。 

 フジバカマのほのかな香りとオミナエシの鮮やかな黄、オバナを通り過ぎてアキノタムラソウが小さな群れを作って咲いていました。 

 これはたった一輪我が庭のマンジュシャゲです。 

 

空き地ではクズの花も我がもの顔にツルをのばしています。いい香りに気付きあわてて探してパチリ。母が好きだった花で懐かしくこの季節見つけては当時を思い出します。この写真は、つい先日、奥浜名湖へ母とドライブ中に見つけたものですが、覚えていて嬉しそうに手にとって眺めていました。

母のところへ行った折、ＰＣで写真の画像の楽しい作り方を、Ｔさんに教えて頂きました。りんごはとうとう自分の力で作ることが出来なく残念でしたが、また少しづつ楽しんで色々な手法を学んでみたいです。

待ちどおしい小さな秋

 ８日朝、１か月ぶりに雨音を聞きホットしました。天の恵み・・・嬉しい！！　　　　　　暦では　草露白し・・・・草に降りた露が白く光る「白露」　　一滴の　露も降りないカラカラの日々でした。　　今日こそ庭の水やり　助かった！・・・

９月に入ってすぐ、久々にお友達から嬉しいお誘いメールが入りました。毎年この頃小町谷新子さん芋版画の個展を観て、何カ月ぶり？の食事、おしゃべりを楽しみに会うことにしています。

個展では、ユリやシュウカイドウ、そしてグラリオサなどが素敵な花器に活けられている様子や、その葉の一枚一枚の色合いの微妙な変化が見事に版画に表現され、温かい穏やかな作風がいつも心をなごませてくれます。

ゆっくり観賞した後は、２時間近くおしゃべり。帰るにはまだ、陽ざしが強いので、これまた久々に都庁の展望台へ登って、スカイツリーを見て行こう・・・・ということになりました。新宿御苑は？皇居は？と案内画面の器具？を一人づつ貸し出して頂き見物しました。外気温３６度の残暑厳しい日でしたが、ここは冷房もきいて結構登っている方が多く、感心しました。

　　　　　　　　　　　遠くかすんでスカイツリー

 ２０１２年の春に竣工予定のこの電波塔は、当初の予定を上回り６３４メートルの高さで世界一となるらしい。墨田区の押上に建設中。これを背景にして３人で記念に写してもらったつもりでしたが、霞んで写っていません。 

 

ここで帰るつもりが、せっかく出てきたのでまだ暑いし・・・・とここから池袋サンシャインへ。　そこでは、展望台には登らず懐かしいプラネタリウムで、心地よく寝そべって疲れた体と頭を休めました。　童心に帰った楽しい一日でとてもリフレッシュできました。３人でそのあと万歩計を見てびっくり。　何と１１０００歩にもなっていました。暑さの中結構運動しました！

次の日、１か月半のフランス滞在から帰られた大阪の友からの嬉しいお土産が届けられました・・・・

２度オーストリアに旅行しながら、残念ながら訪問できなかったザルツブルグの本が届けられました。互いに大好きだった映画「サウンド　オブ　ミュージック」の世界。　きっとあもんちゃんと楽しまれたことでしょう！綺麗な写真集から音楽、景色、歴史とじっくり読ませていただきました。

ありがとう！ 

 

各地に大雨災害をもたらして去った台風９号ですが、今日は今夏初めてクーラー無で過ごしています。庭に出て、よく茂ったバジルの葉を摘みにんにくとオリーブオイルで、バジルソースを作りました。

 出来たてはおいしい！　スパゲッティーランチは少し暑さが和らいだ今日、朝の散歩も気持ちよく出来たこともあって食欲も湧いて、久々に主人と競うくらいきれいに頂いてしまいました。　　本格的な秋が来る前にもう肥りぎみが恐ろしいです。

 

９月

 暦の上では２日、稲や粟などの穀物が実る・・・・頃となりました。

新学期が始まり急に辺りは静まりかえり、ただただぎらぎらした陽ざしが相変わらず照りつけて外は人影もありません。

賑やかな声がピタリと消え、夏の思い出が孫達同様老夫婦にも淡く残ります。隅っこに隠れ残された玩具の一部や寝具の整理をしながら、かすかに残るピアノの音の余韻を思い出しながら・・・・さあ、とまた正月までの厳しい現実に引き戻り、暑くてのびのびになっていたあれこれの整理が山のように積み上がって手のつけようがありません。

ドレミの歌や、ＸＸを練習してきて高尾のおばあちゃん宅と母の家で楽しく弾き聞かせてくれたあおちゃん。 急に祐おじちゃんも加わって、アンコールに気をよくして何度も弾いてくれました。拍手喝さい！！

また、この夏は「ウノ」に代わってオセロをやろう！とおじいちゃん、やおばあちゃん相手に何戦も・・・・

 

遼ちゃんは暫くはおとなしく自動車やカブトで一人遊びをしてくれました。

大阪へ帰る途中、ひいおばあちゃんのところへも立ち寄って、賑やかに皆を楽しませていってくれました。珍しい可愛いお客に母も大喜び！でした。 　ここの新名物のギョウザが二人に大うけで、沢山食べていってくれたので、妹も嬉しそうでした。

暑い大阪で幼稚園も始まり、また大好きなプール遊び　（町田のプールでも楽しそうに潜りを見せてくれました。）　頑張っていることでしょう。