8月20日
今日も関東地方は最高気温34度の予報に、孫達のいない間のしばしの休息と変化のある1日を
過ごそうと思い、山中湖へ午後出かけてみました。
朝の予報によると、富士山もくっきりよく見えている・・・とのラジオを聞きながら期待して
少し出発が遅かったかな? と思いつつ出かけました。
花の都公園にて
高速道路ではなく 国道を走り道志村を抜けるころは、もう爽やかな風が窓から吹き込み
残暑厳しい日々とは別世界に迷い込んだ気分で嬉しくなってきました。
道の駅での、持参したおにぎりと麦茶の軽い昼食も 気持ちのいい空気の中では
格別に美味しく感じられるのは不思議です。
山中湖に着くまでに 時折姿を見せてくれた富士は、雲もなくいい感じだったのに
午後2時過ぎとなり、何処から見ても山頂は雲に覆われてすっきりとした写真が
望めません。
雲の切れたところで、やっとこの1枚。標高1000メートルの地点です。
「今日は折角だから、夕方の富士山を一度撮影して行こう!」と主人が言うので
「夕飯の支度とか、色々気になるのに 何時ころ家に帰れるのかしら?」
「そんな事・・・、めったにないチャンスだから何時になってもいいじゃないか。」
この日の日の入りは6時26分。
パノラマ台という以前も一度来たことがある地点へ、4時半頃移動しました。
着いてびっくり! 駐車スペースがもう埋まっていて道路に寄せてとめるしか
ありません。何とか工夫して駐車したものの、三脚がズラリと並び今度は場所取り。
仕方なく、まだ強い陽ざしカンカンのススキ原の最前線で待つこと1時間半余り・・・
日没前後の 20分の息を飲むような大ドラマが始まりました。
17時58分
18時14分
18時16分
18時25分
18時29分
18時46分 車中 振り返ると、三日月が輝いていました。
富士山の回りにいい感じに雲が出てくれたお陰でこれだけ赤く染まる夕景が
撮れたようです。途中虹が右の方に出ましたが、私達は捉えることは出来ませんでした。
私達のすぐお隣でカメラを据えていた方は、20日夜中の1時に千葉の柏市から
来られ富士山の反対側の田貫湖で今朝 日が昇るところの、ダイアモンド富士を
撮影。
そして夕方こちらに回って夕焼けの富士の様子を撮影されたとか。
そんな熱心なカメラマンの多さに、私達はとても刺激を受けました。
何とも、忍耐と体力のいる話です。