風に吹かれて

人生、ちょっと一服。日々の見たこと聞いたこと。

本家の叔父自慢?

2010-05-17 22:22:10 | Weblog

爽やかな皐月晴れが続き 狭い庭ながらも、草取りや草花の植え替え手入れなどそれなりに忙しい日々です。我が家の薔薇は,カクテール以外はまだこれから・・・蕾がつき始めた頃 この春のなごり雪で生育が踏みとどまったのでしょうか。

時には、家事をお休みして 神代植物園に出かけ、芍薬、と薔薇の名品を眺めてきました。こんな風に育てられたら素敵だな・・・と木の太さから何年もかかって丹精された花を観て,我が庭の小さな薔薇達を思いやりました。

隣の深大寺周辺はNHKの朝のドラマ「ゲゲゲの女房」で平日なのに大変な人出でした。 お昼に大好きなお蕎麦をいただくのもここへ来る楽しみの一つ。                   20軒位あると聞くお蕎麦屋さん。さて今日はどのお店の深大寺そばを味わおうかな??

 

曇り空のどんよりした朝、恒例の散歩から帰り一休みして、テレビをつけて新聞を眺めたり、広告をチエックしたりしていました。

イタリアのトリノ大聖堂に保管されているキリストの「聖骸布」が,10年ぶりに公開されるということで このところ大勢の人々がトリノを目指しているという世界ニュース・・・・もしかして,叔父のことに触れるかな?? 予想は当たりました。

現在、母と同じ90歳、,母方の本家の叔父で 8年前位から いろいろお世話になることがあり、親しくしていただいているのですが・・・・。その叔父が今から10年前、色々な資料と聖骸布のネガを元にキリストの頭部の像をコンピューターグラフィックスの最新技法を導入して立体化させることに成功したそうです。当時はタイムス紙にも載ったようです。映画「ダビンチ・コード」が上映された時も「聖骸布」の話題とセットでこの3次元的立体像は話題となり、その頃から「おじ様、今テレビで拝見しました!」  「見てくれたの?ありがとう!」の電話をよくしていました。英語と日本語で書かれた論文の小冊子を記念にと頂いたのですが、私にはとても理解出来ない難しい本で、本棚の奥深いところで眠っていることでしょう。80歳からは、毎年 カメラ、音楽、時計・・・と、論文を書くことにしておられるそうです。メーカー退職後、母校の大学教授をされていたので、いつもお宅に伺って聞くお話はとても面白く時間を忘れてしまいます。 (興味ある方は竹村伸一で検索してみてください)

11日朝も、テレビ拝見の電話に、90歳とは思えないお元気な声で、嬉しそうに「いやいや出ましたねぇ~」「また、遊びにいらっしゃい」と。 いつも元気をいただくばかりです。 

ナニワイバラの隣には、珍しいピンクのサンショウバラが。(葉がサンショウと似ている)  3枚の薔薇は神代植物園にて撮影