今まで社会福祉に興味関心を持っていない、しかし土地財産がある人が、突然老人ホームを経営するようになった。もうずっと前のことだ。以前からいろいろなことに投資して失敗していた人なのに、なぜ福祉に参入したのだろうか、と思っていた。
そしてその社会福祉法人は、規模を拡大し続けた。老人相手の社会福祉事業は、カネが儲かるのだということを認識していた。
そしてこの番組をみた。やっぱりか。政府は国民から集めた介護保険のカネを湯水の如く流入させて、そのカネがきちんとつかわれているのかどうかをまったく監視していない。ということは、そうした福祉事業者に甘い蜜を吸わせている、ということになる。おそらくこれも、利権につながっているのだろう。