何度も同じことを繰り返す日本政府。それでも、選挙民は怒らないのだ。直接被害を受けた人は怒るけれども、そうでない人は自分に火の粉が降りかからない限り知らぬ存ぜぬ。想像力がない選挙民。
作家の柳美里さんが感染されたとのこと。彼女のTwitterでは、それについて詳しい情報を流している。
愛媛県の離島で執筆に励んでいたところ、神戸に行き、おそらくそこで感染、離島で症状がでて(1月29日)、陽性が判明(2月2日)。感染後の厳しい状況を綴っている。
彼女は、
「オミクロンに感染して、現在自宅療養中の私が言えることは、「オミクロンは、断じて、ただの風邪ではない。インフルエンザより辛い・・・」
と書いている。
それが「軽症」と判断される。
オミクロン株は「軽症」・・・だと報じられるが、その「軽症」という内実を知るべきだ。
柳美里さんのTwitterを読んで欲しい。そして心ないツイートはやめて欲しい。
柳美里さんの早期のご回復を祈ります。
報道特集をみた。「急増する子どもの感染、後遺症も・・・」である。
浜松市の今日の感染者数は、263人、中等症以上の感染者が11人だという。急増してから減らない。感染力がよほど強いのだろう。私などはできるだけ人が集まるところに行かないようにしている。行くのは、スーパーだけだ。
浜松市内の高校で感染者が増えているという。この番組の末尾で言っていたが、 COVID-19は空気感染が主流である。マスクをきちんとやって、換気をきちんとすることが重要だ。
となると、この寒さだ。窓を開ければ寒気が入ってくる。ならば、それを前提とした服装で登校するようにするのがあるべき姿ではないか。
制服なんかないほうがよいと思い、私は高校生の時に制服撤廃を訴えたりしたが、しかしその後、制服の好きな高校生の声を聴いてがっくりした。
ならば、制服の上にダウンを着てこい、カイロを使いなさい・・・というように、寒さに耐えうる格好をして登校してきなさいと指導すべきではないか。何なら私服登校もOKにすべきだ。
最近学校の規則(生徒心得)が問題になっているが、高校生の時から私たちはそれを生徒会でとりあげた。なんで今ごろ、と思うこともあるが、見直しをする、あるいは廃止するのが当然だと思う。傘なんかも「地味な色」とかいうあほくさい規則があったが、交通事故のことを考えれば、明るく派手な色の方が目立つだろうに。
とにかく、学校のアホらしい校則を見直して、またコロナ禍の対応として、臨機応変に対応するように、学校関係者は努力すべきだ。
浜松市の今日の感染者270人。静岡朝日テレビの記事。
浜松市は21日、新たに270人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表しました。このうち、5人は市外在住者です(磐田市3人、名古屋市、東京都各1人)。前日に77件の行政検査を実施し、25人の感染が確認されたほか、市内の医療機関から新たに245人の感染の報告がありました。浜松市の発表としては、前々日19日の252人を上回り、過去最多の感染者数になります。
新規感染者のうち6割が20代以下です。また、未成年の女性と高齢男性の2人が中等症と診断されています。
市内の病院には43人が入院しており、このうち8人が中等症以上の症状です。
感染者の報告が市内医療機関からがほとんどであるから、浜松市は完全に市中感染が広がっているということ。症状があって受診しているはずだから、無症状の人が多いというから、もっともっと多くの人が感染しているはずだ。
「インフルエンザ並み」だということから若い人はオミクロン株を「罹ってもたいしたことない」と思っているかも知れないが、浜松市では「未成年の女性」が中等症だという。コロナでの中等症というのは、ふつうにいったら、きわめて重症だということである。
とにかくオミクロン株を軽視しないことが大切だ。
【追加】全国的に重症者も増えている。大阪がトップ。関西のテレビは大阪のコロナ対策はうまくいっていると報じているそうだが、いずれは自分自身に降りかかってくることを忘れないで欲しい。
私は昨年、2回のワクチン接種を受けた。しかし、受けたくはなかったけれども、新型コロナウイルスに感染したくない、あのインフルエンザに感染したときの苦しみを味わいたくないと思ったからだ。
オミクロン株の蔓延の中、3回目のワクチン接種が始まったようだ。しかし、ワクチンを接種していてもオミクロン株には感染するようだ。ワクチン接種者と非接種の人にどういう違いがあるのか、3回目のワクチン接種をすれば感染しても重症化は防ぐことができるというのは本当か・・・など、これらの説明がきちんとなされているのだろうか。
ニューヨークタイムズが、これらの問題について、それらの答えではないが、参考になる記事を書いている。その翻訳が「東洋経済オンライン」に掲載されている。
浜松市の感染者が、「過去最多」を続けている。若い人の感染が多い。街やイオンにも多くの人が出ている。オミクロン株は「重症化」しない、という言説が、テレビメディアなどで流されているからであろう。
オミクロン株では、確かに「重症」という分類が少なくなっている。しかし、「軽症」という症状は、決して軽い症状ではない。
知人が COVID-19に感染した。その経験を聞くと、とても「軽症」とは言えないだろうと思った。
オミクロン株が「インフルエンザなみ」だという言説もあるが、以前にも書いたことだが、インフルエンザにかかってしまうとものすごい苦しみだ。高熱が続き、悪寒、筋肉痛などに襲われ、それに4ー5日、ひたすら耐えているしかない。その苦しさを、私は忘れていない。
だから「インフルエンザなみ」だから警戒しないでいいんだなどという言説には呆れるしかない。
オミクロン株についてはまだわからないことが多く、ブレイン・フォグが起こるとか、後遺症が残るという研究結果もある。
いずれにしても、感染しないように警戒し続けることが大切だ。 COVID-19は空気感染であるから、最低限マスク着用、換気を励行することが必要だ。
浜松市のコロナ感染者が増えている。今日は過去最多である。
オミクロン株は、インフルエンザ並みだということがいわれるが、インフルエンザに感染したことがある私としては、その発言はインフルエンザがどれほど苦しいかを知らない人の戯言だと思っている。
インフルエンザにかかると、39度の高熱が続き、頭痛や悪寒、筋肉痛など、それを何日間か耐えなければならない。その間の苦しさは二度と経験したくないというレベルである。
それに私は40代で風疹に感染した。風疹もウィルス感染症である。その時も、こんなに苦しいのかと思ったほどだ。職場の同僚で、同じ時期に感染したひとは、入院となった。
インフルエンザに感染したことがないという人が、あんがい多いので、私は驚いている。家人も未経験である。
私はインフルエンザに二度感染している。もうかかりたくない、という思いが強い。だから、インフルエンザ並だということばは、とても恐ろしい言い方だと思っている。
オミクロン株の市中感染が広まっている。もうすでにかなり広がっていることだろう。
原因は二つ。一つは外国からの入国者に対してPCR検査をきちんとやっていないからだ。もう一つは、米軍関係者は検疫もなく入国できるからだ。
今後、日本国内で感染者は大幅に増えていくことだろう。
オミクロンが主流になっていくだろうが、デルタ株もある。PCR検査を積極的におこない、感染ウィルスがそのどちらかであるかを早期に判断しなければならない。
いまもって、日本は検査態勢が十分ではない。またそれを整備する用意もない。また再び自宅に放置される患者もでてくるだろう。
10月末の選挙に表れたように、日本国民は、感染者が急増し、政府の無策・愚策により次々と亡くなっていく事態があっても怒らないことが判明している。
同じことが繰り返されることだろう。
昨日の『東京新聞』の記事、見出しは「第5波 重症者ゼロの墨田区」。墨田区は「重症者、死者ともにゼロ」であったそうだ。なぜか。
保健所の人員を増やし、抗体カクテ療法により重症化を防ぎ、地域の病院との連携を図った結果である。
そして『日本経済新聞』は、「コロナ対応、優等生に学べ 和歌山は感染者「全員入院」」という記事を載せ、都道府県の比較を行った。
それによる順位は、福井、山口、島根、和歌山、長崎、鳥取、徳島、新潟、秋田、石川、佐賀の順である。
私の住む静岡県は、37位である。それ以下は、栃木、東京、愛知、沖縄、大阪、京都、神奈川、埼玉、千葉である。
どこに住んでいるかによって、生死が左右されるということである。なぜそうなるかというと、自民党・公明党政権と厚労省が有効な施策を採用しなかったということだ。たとえば墨田区や和歌山県などの施策を全国化していれば、亡くなる人は大幅に減っただろう。
コロナでの死は、無為無策の自民党・公明党政権による「死」の強制であったといえるのではないか。
新型コロナウイルスに対して、その「撲滅」のために、厚労省や自民党・公明党政権が効果的な施策を何かしたか、何もしなかった。当初から、with corona 策をとり、ウィルスと「仲よく」生きていきましょう、という方法で「対処」してきた。
現在感染者が減っているが、新型コロナウイルスは波を描いて増減を繰り返すようだから、決して油断してはならない。自民党・公明党政権は入国審査でも、利権つながりの抗原検査を行い、また市中でもPCR検査を抑制し続け、ウィルスの自由な跳梁を許してきた。すべきことをしてこなかったのだ。
そして今、その波が上昇し始めている。イギリス、ロシアでは感染拡大が始まっている。そして北海道でも。
2カ月ぶり全道で増加傾向 宣言解除影響か
感染者数が減少しているときに、隠れ感染者を割り出すことが今後の感染者を抑える最大・最良の手段である。そのためには、広汎なPCR検査が行われなければならない。
しかしおそらくやらない、自民党・公明党政権は。
コロナ報道については、日経新聞がよく書いているような気がする。
「隠れ陽性」市中で増加 ワクチン2回接種後に感染も
どこの地域でも、 COVID-19の感染状況は波を描く。第5派と言われる現在は、それが収まりつつあるようだ。しかし昨年の事例を見ても、秋から冬にかけて大きな波が描かれることだろう。
現在のように波が収まりかけているときこそ、PCR検査を積極的に行って感染者を見つけ隔離する、そして非感染者に感染させないようにすること、そして海外からのウィルスの侵入を抑えることをやれば、感染状況は大きく改善されるだろう。
だがしかし、感染症ムラの人々はそうしないだろう。
かくて、日本国民は、ウィルスの自由な跳梁の中で呻吟し、そして亡くなっていくのだろう。
厚労省の医系技官や感染症ムラのどうしようもない輩と闘ったことがある塩崎恭久氏や舛添氏などの力を借りないとダメかもしれない。しかし塩崎氏は今年引退するという。