KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ポッポちゃん、どうしてるかな

2022年02月15日 | 俳句
天気 曇がち一時晴

梅の写真を眺めていたら、数年前のものに梅の木のキジバト、の写真があった。これは公園でのものだと思うが、前に住んでいたマンションの敷地に、キジバトの番(つがい)が棲みついていたのを思い出した。春先になると、朝から「っぽぽ、っぽぽ」と啼くので、私は「ポッポちゃん」と呼んでいた。知らない人はキジバトと土鳩をいっしょくたにしているので腹が立つ。ポッポちゃんは、マンションの周りの地面をつついて、餌を探している。人が近付くと飛び立って近くの木の枝に止まることもある。随分長く居るのでヒナが産まれてもおかしくないのに、見た覚えがない。
ポッポちゃんの歩いているあたりに咲くクロッカス。もうすぐ咲く頃かもしれない。


私は実は、街に居るいわゆる土鳩が異常なくらい嫌い。いつからなのか、元々鳥は好きなので、若い頃はそう嫌っていなかったような。公園のベンチなどで土鳩に囲まれたりすると体が固まって動けなくなる。必死に足で彼らを蹴散らして逃げる・・土鳩が別に悪いことをしている訳ではないのに。ただ、餌をくれると思って人間に近付くだけなのに。
 吟行句会の自由時間、人けのない所へ行き、ベンチで句作に夢中になっていて気づいたら周りが鳩だらけ!慌てて荷物抱えて場所を移ったが他に人が居ないので、集団で又付いてくる。逃げ回っていると仲間が向こうから来て・・命拾いしたような気分になったことがあった。
奴らに較べたら、ポッポちゃんはとても可愛い。
「土鳩と山鳩(キジバト)とどこが違うの?」
訊く人が居るけれど、どう見たって外見が違うでしょ。ポッポちゃんは自然のもの(木の実など)しか食べません、土鳩は鴉と同じ雑食。それと、鳥というのは鴉なら鴉、雀なら雀で、仲間は全く同じ形状なのに、土鳩は色々な羽の色をしていて一羽ごとに違う。それが許せぬ。外観の違う動物は人間だけなのに生意気過ぎる。

今日はお籠り暮らしのとりとめのない話。

北窓を開く山鳩来てをりか   KUMI 
コメント (4)
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