KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

溢れるゲリラ雷雨

2024年08月02日 | 俳句
天気 晴

ゲリラ雷雨は今日はお休みのようだ。
写真は東京の水源地のひとつ、奥多摩湖に近い御岳渓谷。奥多摩湖が満杯になる程度の雨で終わればいくら降っても良いけれど、ダムにだけ降る訳ではなくて都会の方に降ってしまった。一昨日の夕刻は、その雲の通過を見ただけでも怖かった。
写真の右方向が池袋方面。雨雲は過ぎたあとだったが雨はまだ残っていて、ベランダの戸を開けなので丸いのは硝子の雨粒です。

東京の街なかの小さな河川は、昔から、ちょっとした台風でもすぐ溢れた。で、今は地下の「貯水池」に一旦溜まるようにしている。そのおかげで、昔はよく溢れた街の中小河川の氾濫が少なくなった。東京都のおかげ・・というか、元は我らの税金ではある。詳しいことは解らないけれど、これは、世界に誇れること、と思っている。コンクリートの街には保水力がないので、この地下貯水がなければ東京はもっと水浸しの被害が多かったのでは・・
でも一昨日は浸しになった町もあって、ともかく凄い量が降ったということだ。

世界中であちこち起こる水害の映像を見ていると、大陸などは比較にならない規模の被害になっている。治山治水、とは言うけれど、日本は大昔から大名も農民もこ水と闘ってきた。いちばん大事なのは水田だから。それでも追い付かない最近の水害や土砂崩れ・・
人間の知恵では解決しないところへ、地球は向かっているのかしらん?
などと、地球規模のことを考えていると、自分の今の体調なんてどうでもよくなってくる。

猿も滑るような木登りし難いツルツル木肌に、花は百日咲くから百日紅、と書いてサルスベリ。このあたり、百日紅の並木が結構多い。暑い年ほどよく花を咲かせる木のようだ。その丈夫さで並木によく使われたのだろう。原産は中国とあるが、樹齢700年以上、という古木がお寺さんの境内にあった。今年も元気に花を付けただろうか・・

オリンピック真っ最中。楽しもうと思えば昼寝して真夜中に目を覚まして、という暮らしが出来ない訳ではない。でも、柔道の中継を見ていたら心臓がバクバクになった。卓球は目眩がひどくなるので、この数年、見ないようにしている。でも、一発勝負の格闘技は、本当に心臓には良くないのだと思った。結果をネットで確認して、ニュースでゆっくり見ることにした。
大体が、パリオリンピックを楽しむ、という予定は、私の人生にはなかった筈なのだし。

街角の午後は日当たる氷旗  KUMI
コメント
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