KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

いつ迄続くのマスク生活

2022年11月29日 | 俳句
天気 曇

という文章を、いつものようにワードに下書きしてコピペしようと思ったら・・あら、自動保存のはずの下書きが消えていた・・何だか、調子の悪いパソコンにばかにされてるような。もう買い替えの時期?でもまだ使い方も覚えてないのに。

今日の文章は即本番です。写真は、昨日の写真の紅葉と同じ場所の滝・・といったって50㎝ほどの造り滝。でもちょっと風情があって私は好きな場所だった。撮り方によっては深山幽谷にもなる。

で、書いたものは全部消えたので書き直す気分にはなれない。
なので、マスクの話を簡単に。
支払いの請求書がありコンビニへ。帰路、少し日が出てきたのでコンビニに近い公営住宅のベンチに坐ってしばらく通りを眺めていた。駅まで3分くらいの道、通勤通学の時間を過ぎれば歩く人も少なくなり、歩道もたっぷり広いのですれ違いも楽、という道だ。



そんな道なのに、行く人は皆マスクをしている。していないのは散歩の高齢者くらいだ。脇道を帰路について、そこはもっと人影がないのに、たまにすれ違う人は皆、マスクそしている。私が何だか異様に見えそうな。

いや、不要な所くらいはマスクから解放せてください。と心で繰り返しながら人を避けて歩く。自分の部屋を出るとマスク、という暮らしをしているのだから、外を歩く時くらいは解放させてください。
いつまで続くの、この真面目な人だち。マスクするより、ワクチンしてください、と言いたいけれど・・どちらも強制出来ない日本という不思議な国。

この倍くらい書いた覚えがあるのに、消えちゃった。

昨夜(ゆうべ)散り山茶花のまた朝に咲き  KUMI
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良いことは続かない

2022年11月28日 | 俳句
天気 曇

昨夜は、折角見たW杯の日本&コスタリカ戦、何とも後味悪く惜敗した。お祭騒ぎはそうそう続かない。昨日の小春日和さえ、今日まで続かずに寒い曇天になってしまったし。
5年前の同じ時期の公園の写真、銀杏は散っていると思うが楓の紅葉が多分見ごろになっているはず。

一昨日あたりから左眼がゴロゴロと痛い。ドライアイになってしまった?と思い蒸しタオルで温めたり、点眼薬を目いっぱい射してみたり・・効果なし。ちょうど緑内障の点眼薬も少なくなってきたので、眼科に診てもらうことに。この前は退院直後で体調が悪くて代理の友人に薬だけ依頼した。さて、今日は行けるか・・昨日の続きで不整脈がおさまらない。何とかなるさ、と、健康なら徒歩10分の道のりを20分かけて。
途中の家の枇杷の花。


いつも夏にはたわわに実が生っているが、食べられるのかどうか・・このあたり、古い家に柿の木は多いが、枇杷は珍しい。
眼のゴロゴロは結局、糸の端みたいな小さなゴミのせいだった。ドライアイになるほどにはまだ、乾燥していないし、加湿して湿度は気を付けていたし・・安心した。でも、高齢になると瞬きが遅くなるのでゴミが入ることが多いのだとか。「くれぐれもこすったりしませんよう」ハイ、解りました。除去してもらったらすっきりした。

帰路、ホームの近くで、途中の家に住む知人夫妻に出会った。奥さんの方がジムで同じ太極拳のレッスンを受けた仲間で、年齢も同じくらい、ハイキングによく行くような活発な方だった。が、一度脳梗塞で倒れ、それからは太極拳は出来なくなり、それでもジム通いで足腰は鍛えていたのに・・今度は家の中で転倒し、骨折して入院した、と聞いた。
いつもスーパーで会うことが多くて立ち話で聞いたことだが、何しろ、室内で転倒して複雑骨折などする、ということは、彼女から聞いて知ったことだ。その後も同じようなことがあったという。
今日も、買い物用手押し車頼りにご主人に支えられて歩いていて、
「あなた、お元気そうですね」と力のない声で。
「元気じゃありませんよ、やっと生きてます」と笑ってやりすごしたが・・ ヨタヨタと歩いていても自力歩行している分、私の方が元気に見えるのかも。私も疲れていたので、立ち話はそれでお終いにした。
転倒が何よりの敵、ということを知ったのも10年以上も前に彼女の話を聞いてから。
ここでも、室内の転倒が元で車椅子になる人が多い。こんなに平坦な施設内でも起きるのだ。用心、用心。
私は大丈夫、などと言えない、と彼女に久々に出会って改めて思い知らされた心地だ。

表札の薄れし墨字石蕗(つわ)の花  KUMI
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秋の名残り

2022年11月27日 | 俳句
天気 晴

写真は、4年前の今頃の散歩みちで。桜紅葉もそろそろ散ってしまう頃だろう。

明日はまた天気が崩れる、というので、今日は用事もあるし買い物がてらちょっと歩こう、と思ったのに・・起きて素晴らしい富士山を眺めて、そして食堂へ行く時間になると不整脈が・・。昨日も同じだった。息苦しいので行くのをやめようか・・と思うが、食堂の椅子に暫く座っていれば食事の来るまでに落ち着くことが多いので、ともかく食堂へ。
あまり美味しくない今朝の食事、何とか食べて・・少しは落ち着く。
で、9時過ぎの看護師のいつもの検温と酸素量の確認、いつもと同じく異常なし。自分で測る血圧は不整脈の酷いとき上は正常でも下が異常に高いことのあるのもいつも同じ。
数に出ないのが困る。もっとも、数字に出ても、目眩や息切れは「それで何か」異常が起きなければどうしようもないようだ。
などと、色々愚痴を並べても解消する訳もない。外出は諦めた。
午前中、週1回のシーツ交換の終わるまで、幸いにラウンジに誰も居なくて日向ぼっこをゆっくりと。

ふと影の映る床を見たら、ウフフ、猫の影が・・

偶然、椅子の肘掛に置いた左手が猫か犬に見えそうだったので慌ててスマホを出し、カタチを猫に整えてパチリ。足は、解り易いかと入れてみたけれど・・
昔は指で動物など影法師を作って遊んだっけ・・、と思い出した。誰も居ないのが幸いで、一人でしばらく遊んでいた。両手を使うと鳥やら犬やら、色々と作れる。母に教わったのを思い出したり。
暇な年寄の埒もない遊び。

今日はゆっくりW杯の試合を見ようかな。7時キックオフでは見ないで済ます理由がない。

人生の縮んでゆくよ日向ぼこ  KUMI
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日本人は綺麗好き

2022年11月26日 | 俳句
天気 雨のち降ったり止んだり

曇天が寒そうで終日部屋に籠る。昨日、駅ナカの店で仏壇の供花を買っておいて良かった・・地元の畑の隅に咲く菊のいろいろ。これが結構安くて丈夫だ。

リハビリ体操やらリクリエーションのなにやかやと毎日午前午後と30分くらいはデイサービスを開催してくれるけれど・・マスクがイヤ、目眩がして下を向いての作業が出来ない、などなど、毎回断るので誰も誘ってこなくなった。コロナの行動制限のある時期はこの入所者向けデイサービスは開催していなかった。やはり、メンバーは固定していくらしい。元気があっても、参加したいなあ、と思うのは「大人の塗り絵」くらいかな? でも、下を向いての作業だし、今はまだ右手中指が自由にはならないし・・
でも、認知症の人も一緒に出来るものは、なかなか選ぶのも難しいらしい。

外国人観光客が自由に入国できるようになり、紅葉見ごろの観光地は物凄い雑踏風景になっている。いくら野外でも、あれだけ密状態になって大声の外国人に囲まれたら、ノーマスクはちょっと怖い。
欧米人が日本へ来て先ず驚くこと。日本人はマスクをまだ装着している。でも、これが法的規制ではない、と知るとまたびっくりするそうだ。欧米では、強制的に国家権力でマスク着用させようとしたので、反発もひどかったようで。日本では法的な規制は一度もなくて、もういいよ、と言われても外せない。そんな日本人を「変だ」と言うのは勝手だが、それでもいいんじゃない?と私は思う。外したければ、私のように外で一人の時には外せばよい。

マスクの次に、日本の都会の大通りにゴミ箱のないことに驚くらしい。というか、ゴミ箱がないのにゴミが落ちていないことに驚くようだ。いえいえ、落ちてますよ、植え込みの中とか道路の側溝のとか。一部の日本人はゴミを見えない所に捨てるのがお好きなようですよ。でも、それも、捨てるという「行為」に罪悪感を感じるから目につかないようにしている訳で。欧米では、そんなことは考えませんねえ。
パリのセーヌ川岸の遊歩道、タバコの吸い殻が捨て放題だった。カップルがタバコ吸いながら真昼のラブシーン、タバコが邪魔になると足元へ捨てる・・飲み終えた紙コップが足元のあちこちに。
散歩の犬がやおら「落とし物」をしても、飼い主のパリジェンヌは用の済むのを見ているだけで。自分は飼い犬の落とし物を踏みませんよ、でも、誰かが踏んだら「ウンが悪い」だけのこと? 犬の落とし物拾いの専用掃除器械があるようだ。税金使って・・冗談じゃあありません。犬の落とし物に税金使うなんて、東京だったら都民が許しません。

そんな欧米人から見たら、W杯のスタジアムで試合後にゴミ拾いをして帰る日本人サポーターは奇異に見えるかもしれない。マナーが良い、さすが日本人、などと書かれるが、そう思う人より、そこまでする?と冷ややかな人が外国には多い気もする。でも、映像で燃えるゴミとビン・カンとを分別しているのを見たら、本当に日本は凄いね、と思った。スタジアムの掃除人たちもとても助かったのではないだろうか。
さすが日本人。子供の時から自分で出したゴミは自分で始末する・・当たり前に言われて育ったし当たり前に周りの子供たちにも言う。ま、見えない所に捨てていくのもその教えの効果だろう。人目につく道端に捨てて平気な欧米人とはそこだけでも違うのだから。

仏壇の供花の菊の香闇に満つ    KUMI
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やっぱ、昭和のドクター?

2022年11月25日 | 俳句
天気 晴

午後、買い物に出て、山茶花の咲き始めているのに気づいた。公営住宅のこの山茶花の垣根は、とても長い期間咲いて楽しませてくれる。

前日の睡眠不足は、昨夜、頑張って10時まで起きていて熟睡したので、すっかり解消した。目が覚めたらトイレへ行きたくなった。夜中に行くのもまた眠れなくなりそうなのでガマンしよう、と寝返った途端、スマホの目覚ましが鳴った。なんだ、もういつもの起床時間になっていた。

昨日の午前中にシャワーを浴びる筈が、あまりにも目眩が酷くて洗髪の最中にひっくり返りそうなので中止した。その分、今日は9時前に(本当は9時前はフライイング行動)シャワーを浴びに。10歩で行ける浴室、今のところ私以外は使わないので、気楽なものだ。
なぜ急いだかというと・・午前の早い時間に月2回の訪問医の診察がある。以前のドクターは午後だったが、今度のクリニックのドクターは午前になった。曜日は変わらず金曜日。昭和をまだ引きずっているようなドクター、と前にチラと書いたが、やっぱり、本物の昭和だった。カルテはやはり手書きの、昭和の頃に病院へ行くと棚から出してきて診察科へ運んでいた、あの紙製。ドクターと看護師と薬局がカルテを同時共有は出来ないと思うのだけれど・・旨くいっているのなら私が困る訳ではない。マイナカードを保険証併用に、などというのは、このドクターには無理ですね。
昭和一桁生まれのお姉さまが「今度の先生、とても話がし易い」と喜んでいた。私は??が残る。時々不整脈と息切れのひどい時に最低血圧が異常に高くなることがあるので、ほっておいても大丈夫ですか?と訊いてみたら、来月通院するなら病院の循環器科で相談するよう・・と言われた。え?一般的なことだから別に病院のドクターでなくたって、と私は思う。前のドクターなら、「今は問題ないと思いますが、次に病院へ行ったら先生に確認してみてください」というように答えるはず。患者は、それで少しは安心したりして。
そもそも病院へ行った最初は、かかりつけ医の紹介だ。病院はこの地域のクリニックの最終手段、病院とかかりつけ医は連絡を密にして患者を診る、病院の関わりが不要になったら、地域のかかりつけ医へ患者を戻す・・そういうシステムが出来ているとばかり思っていたのに。入所前のかかりつけの内科医は完全にそのシステムの中にあった。 

ま、いいか。あまり期待しないで付き合おう。帯状疱疹は適切に治療してくれたし。

目の乾く季節山茶花咲きついで   KUMI

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