KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)

2020年07月31日 | 俳句
天気 曇一時晴

西日本の方では、徐々に梅雨明けになっているらしい。こちらは今日で梅雨入りしてから52日目? 異常な日照不足が続いている。梅雨の中休みで一日晴れる、ということもなかった。
午後になったら空は晴れないものの雲が薄くなって日が差してきた。さほど暑くもないし・・でも公園まで行くのはちょっと暑いかもしれない、と思い、日盛りをキツネノカミソリの様子を見に行った。湿度が少し低くなったのか、体が大分楽になった。
↑の写真のように、公園の土手の群生地はもういっぱいに咲いている。


さて、ここに入るのは勇気が必要。藪蚊が待っているし、私の天敵の長い生き物も居るかもしれないし・・
こわごわと近づいてズームで撮った写真。


なぜキツネノカミソリ、と言うのかというと・・
この花、ヒガンバナ科で花が先に咲いて葉っぱは咲き終わったあとに出てくる。ヒガンバナよりも小さくて、藪のような所を好む。狐の出そうな場所に咲いてその葉っぱが剃刀のようだから、とか本に書いてあった。確かに、昔は狐が出たと思われるような武蔵野の林の名残りの場所。関東が北限の花というので、私は武蔵野特有の花だとばかり思っていたら、九州のネット友の家の近くにもたくさん咲く場所があるのだという。

公園へ行く途中の谷戸道から上がった林にも、ちらほらと咲いている。午前中だと、光線の具合も良くてそこで写真を撮りたいが・・上る階段が雨で滑りやすいので今日は諦めた。その近くに空蝉を今年初めて見つけた。蝉はもう蝉時雨になるほど鳴いている。


帰り道の、いつも休むベンチのある小さな公園で運のよいことに蝶に出逢った。
モンシロチョウと、ルリシジミ(だと思う)




短い時間だったが、久しぶりにカメラに集中出来た。たいして歩いていないのに、びっしょりの汗。梅雨が明けたら猛暑になるらしいので、少し暑さに慣れておかないと。

みんみんの独唱ののち蝉時雨  KUMI
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地震誤報そして会津の胡瓜

2020年07月30日 | 俳句
天気 曇

写真は、何年か前にベランダのポーチュラカに来たシジミチョウ。今年は全く来ない。

午前10時近くだったか、緊急地震速報の警報が鳴る。スマホに続いてラジオも。震度3以上に設定してあり、いつもなら警報音と同時くらいに揺れるのに全く揺れが来ない。でも、怖いことにスマホの画面には震度5弱、とある。震源地は房総の南方沖・・房総には身内がいっぱい居ますよ。大丈夫かな、本当にくるのかな?
いつものように何も置いていない居間の隣の「避難場所」にしている6畳間でじっとしていた。何も来ない・・
テレビを付けたら、郡山で爆発があった、と報道していた。地震は? 結局、あとで知ったのは、震源地が鳥島(500kくらい南の無人島)近くで小さな地震があった、それを三宅島あたりと勘違いした? 地震多発地帯で育ったのに地震は大嫌い。・・好きな人はいませんねえ。
そのせいで銀行へ行く準備中だったのが中断、通帳をバッグへ入れるのを忘れた。なくても用は済んだけれど年金受給以後記帳していなかったので記帳したかったのに・・気象庁が悪い。

昨日の会津の胡瓜は、こんな料理になった。


テレビでちらっと見た簡単料理。
1本を縦半分にしてざくざくの銀杏切り。
調味料はそばつゆに胡麻油を少し入れ、確か、テレビでは豆板醤を入れていたような。ないので、かんずり(新潟名産の、発酵唐辛子の塩漬け)を入れた。それとツナ缶を混ぜて胡瓜と和えるだけ。柚子胡椒でも良いかもしれない。大葉がたくさんあるので、鋏で切って入れた。
包丁をあまり使わないので、今の私向き。
胡瓜揉みを作りたくても、薄切りの作業で長く下を向いていると倒れたくなってくる。大好きなので朝食で少しだけ作るくらいの昨今だ。

コロナ感染した横浜流星くんが退院したというニュースがネットに出ていた。舞台稽古中に感染した、と聞いていたのでスタッフの誰かから移ったのかと思ったら、そうではなくて全く身に覚えがないのだという。舞台公演を控えているから、細心の注意をして暮らしていたのに症状が出たとのこと。元気の塊りのような若者が覚えもなく感染するとは・・怖いこと。
それにしても、感染した芸能人など有名人は皆、回復すると必ず「迷惑をかけました」と言うお詫びのコメントを出す。
危ない店に出入りしたとか、マスクも手洗いも怠っていたとか、原因があるのなら詫びるのも解る。でも何もないのに詫びる必要ないでしょ、と思う。
「感染することが悪」という風潮、やめましょう。東京ではさほど問題にならないものの、人口密度の少ない地では、村八分のようなことになるらしい。知り合いが退院したら、頑張ったねえ大変だったねえ、と労いたい。私が感染したら、退院はないと思うから。

ごみを出す日のみ会ふ人灸(やいと)花  KUMI
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野菜高騰?

2020年07月29日 | 俳句
天気 降ったり止んだり

昨日は東北で大雨被害を出した梅雨前線がまた南下してきて、低温域に入ってしまった。梅雨寒、とまでは寒くはないけれど7月末というのに・・と、あまり気分の良い天気ではない。
整体治療に行き、終わると昼少し前。パン屋のカフェを覗いたら、いちばん良い席が空いていた。入り口にいちばん近いカウンター席の端で、駅の改札口の見える所。また弁当を買って帰宅しようと思ったが迷わずに入ってしまった。この前入ったときは三方をパネルで囲まれた独房みたいな場所で、安全ではあるけれど落ち着かなかった。
人のたくさん通るのを眺めるなんて、一人で籠る毎日には眩しい光景だ。それにしても真昼なのに人の多いこと。100%マスクしている。この隣駅は私立の学校二つが利用しているので、ちょうど小学生の帰宅時間。時節柄、給食がないのだろう。電車で通わせる親も心配だろうと思う。昼間にたった一駅を乗るだけのバアサンだって気をつかうのだから、満員電車になっているだろう朝の通学時間帯、感染しないのが不思議なくらいだ。

帰路には、最寄り駅の地元の野菜を売る店で胡瓜とトマトを買おうと思ったら「今日はこれから入荷です」と。スーパーのようにはいかない。仕方なく、スーパーに寄って会津産のトマトと胡瓜を買った。


なぜ会津産がこんな東京の外れに売っているかというと・・スーパーが私鉄系の店なので、親会社の電車が浅草から直通で会津まで通っている。その関係だと思う。小さなコーナーに「会津産」があって、カタチに拘らない作物が並んでいる。胡瓜は小さめの5本。私には一度に食べきれるこのサイズが良い。
日照不足で野菜が高騰しているのだという。スーパーの普通の売り場で確かめると、大きな胡瓜が2本で198円。高いのかな?と思うだけで、私は野菜売り場は殆ど利用したことがないので解らない。地元産のものは値段もあまり変わらない。野菜が高騰しても、たいした量を食べる訳でもない一人暮らしにはあまり影響はないからだろう。

出かけるたびにアルコール消毒を何度もするので、指紋がなくなってきた。
本当は、感染リスクの高い人は、買った包装も消毒した方が良い、とか。そこまではとても・・色々気を使い過ぎ、この先どうなるか解らない現状を考え、すでに疲れてきている。整体治療も一度は怖くて中断したのだから、今は整体師を信じるほかはなく、不安がないとは言えない。それでも施術後は効果があるので止められない。

会津産胡瓜曲がつてゐても美味  KUMI
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おしろいの花

2020年07月28日 | 俳句
天気 曇のち時々雨

写真は、カメラで撮ったもの。
白粉の花が咲き揃ってきた。去年のこぼれ種からプランターに芽が出て、育つかしらん?と2本だけ植え替えたら今年も咲いてしまった。大体が、この花を育てて愛でるというのは余程の変わり者だと自分でも思う。
繁殖力が強いので、庭のある家では嫌われる。でも、真っ黒な種を剥くと白い中身で、子供の頃はそれを白粉替わりに顔に塗ったりして遊んだたものだ。
夕方にならないと咲かず、一日花は朝には汚く萎れて花殻は見た目が良くない。それでも私が好きなのは、わが家のベランダなら咲いている所をゆっくりと鑑賞できるからだ。
高階でわが家の前に家はないから、室内を覗かれる心配はない。夜もベランダのカーテンは閉めないのでこの花が目の前に咲いてくれている。元は一昨年の散歩途中の道端で拾った種。
英語ではFour o’clock という。本当に4時に咲くのかと観察したことがある。本当だった。日本製、とばかり思っていたら、いつ日本へ来たのか、南米原産なのだというのでびっくりしたことがある。繁殖力が強い訳だ。
ちなみに、北海道の花好きの知人が写真を見て珍しい花、というので種を送ってみたが育たなかったそうだ。

スマホで別の角度から撮ってみた。


朝からもたもたとあれこれしていると、あっという間に白粉花の咲く時刻になってしまう。
世の中、だんだん高齢者には暮らしにくくなるウィルスのはびこりようで、国の責任者は今頃になって自粛生活の家籠りに入ってしまったらしい。
誰がこの国の綻びを治してくれるやら。自分の命は自分で守れ、ということらしい。総理大臣を見習い、おとなしく家に居るしかないようだ。

白粉花暮れて人影消ゆる道  KUMI
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たまには料理の写真

2020年07月27日 | 俳句
天気 曇がちのち雨

最近、夕方にはひどくなる目まいが少しは落ち着き、料理の出来る日もある。とはいえ、野菜を細かく切る作業は目まいを引き起こすので休み休みではあるけれど・・
料理中にあまり下を向かなくて済む煮物や焼き魚、おまけにコンビニのパウチ料理ばかりでは飽きる。昨日は、大好きな得意料理を作れた。名前はないので「茄子のベーコン挟み焼き?」野菜を切る時間は少なく済むものの、フライパンへ入れたら焼き加減を見たり、目を離せなくなる料理。元気な時なら時間のかからない手抜き料理ではあるけれど。

そしてもう一つ、数日前に作った大好物のゴーヤチャンプルーもどき。残り物の豆腐が少ししかなくて写真に写っていない。


これは、ゴーヤを銀杏切りにするのでちょっときつい。切り終わったら10分くらい体を休めてテレビを見て体調を整える。炒めている間は、がんばれ、がんばれ、と声を出して自分を励ましている。情けないこと。
でも美味しく出来ました。
食器などの洗い物は手探りでも何とかなるけれど、包丁と火は手探り、という訳にはいかない。

二日続きの雷雨も、今日は飽きたのか静かになった。
という日、明け方、「目玉」が痛くで目を覚ましてしまった。一昨日から何となく右眼の痛くなることがあって、白内障の手術からちょうど一年、何か支障でも?と思ってしまったり。知人が術後、かなり経ってから目に異常をきたした話を思い出したりして。
さっそく、午前の早いうちに眼科へ行った。点眼薬は2ヶ月分処方してくれたので今月は行かなくて済む、と思っていたのに・・でも、曇天でさほど暑くもなく、眼科まではちょうどお散歩には良い距離にある。通勤時間を過ぎれば人ともあまり擦れ違わない道、マスクなしで歩ける。無論クリニック内はマスク着用。
結果は・・白目の部分に少し傷があるだけ、ということでステロイド系の点眼薬を処方されてしまった。
「こすらないでくださいね」とドクター。このご時世、目をこすらないよう用心している・・あ、でも数日前、シャンプーが目に入る事件を起こしたっけ、と思い出したが、ドクターには黙っていた。我慢出来ずに水で洗い流したりして、本当はやってはいけないことなのだ。
また来週、症状を診せに行かねばならない。外出機会はすべて通院ばかり。我慢、我慢。

みんみんの声怠さうに雨上がり  KUMI
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