KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

河津桜の思い出・などなど

2022年02月23日 | 俳句
天気 晴

毎日、過去の写真に頼ってのブログでは意味もないが・・
2015年2月22日に行っていることに気付いた。この年が、何しろ楽しいことの色々あった最後の年になったので、写真を眺めるだけで感無量になる。
一度行きたかった桜並木、過去のことを詳しく書いても仕方ないので省略。




日曜日(だった?)にこちらから直通の特急「踊り子号」が一往復だけしていた。車では日帰りは無理なので、それを利用してみた。朝早くて、眠かったのをよく覚えている。見ごろに少し早かったが、川沿いの土手は大変な人出・・びっくりした。上野公園の見ごろの日曜日みたいだった。人混み苦手の夫婦は、強い「春北風・・ならい」にも閉口し、結局、桜並木の外れの日帰り温泉でのんびり・・なぜか、温泉はとても空いていた。
なので、あまり写真は残していない。

さて、私の最近は・・レイノー現象がだんだんひどくなった。膠原病の強皮症によるもの。冷たい空気に触れると、あっという間に指の色が変わる。そのあと、秒速で痺れて痛くなる。ことばでの説明には限度があるので、見苦しいけれど写真を。放置しているとすぐに隣の指まで拡がる。


写真は左手の中指。右手によく現れたのが、最近は左手にも移ってきた。強皮症になる人は間質性肺炎にも罹る。が、それは今のところ進行していない。ドクターの話ではレイノー現象がひどくなっても間質性肺炎には連動していない、とか。でもねえ・・色が変ると人前には出せる手ではなくなるから、室内でも始終ホカロンで温めねばならない。ほっておくと箸も茶碗も持てないくらいに痺れて痛くなる。
手袋をしたら?とお友達の助言。でも手袋をしていれば少しは防げるものの、寒い所や冷気に当たると痺れるのは同じだ。
春になったら少しは楽になるのかしらん? ま、点滴の副作用に比較すれば、苦痛ではないので我慢、我慢。

最近、明け方によく夢を見る。寒くて熟睡から覚めるせいだろう。良く覚えていないが、知っている人たちがいっぱい出てくる。時々、親らしき人も出てくるが、はっきりとは見えない。
夢で母親と話したことはないので、一度話がしたい・・と思った。でもこれは危険、と気づいた。母に出逢う夢は、母が迎えに来たのかもしれないのだ。昔、お腹の手術をした時、麻酔のせいでとっても綺麗な花園の夢を見た。極楽浄土とはこれか・・と思った。その向こうで母が(とうに亡くなっていた)手招きをしていた。近づこうとしたら消えてしまった。
夢でも(夢だからこそ)亡くなった人についていってはいけないのだそう。

そうそう、河津桜。あの濃いピンクの桜の咲き満ちた土手の風景は、まさに極楽への道のようだ。人があんなに居なければ・・の話。

見えて居て遠き母なり春の夢  KUMI
コメント (6)
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