KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

免疫療法 

2022年02月26日 | 俳句
天気 晴

写真は昨日の、病院のバス停から。
昨日は4回目の免疫療法の点滴の日。1時半ごろまでに血液・レントゲンの検査を済ませて、それから化学療法室・・いわゆる抗がん剤・・専用の部屋で点滴。終わると4時ごろになる。昨日はもう少し早く終わった。
病院を楽しみにしている訳ではないが、ホームで昼食を食べてから出ると時間的に忙しいので、病院でとることにしている。それが楽しみ。病院には大きなカフェとレストランがあるし、売店ならぬコンビニの前には食事出来るテーブルもある。ホームに毎日、閉じ込められて代り映えのしない「老人食」なので、外食ほど楽しみなことはない。しかも病院だから、感染対策は十分の店だ。
そうそう、検査のレントゲンの結果は今年になってから変らない。治癒が目的の治療ではないので、変らないということが最良の結果、ということになる。


さて、免疫療法については病院で充分に説明は受けているが、きっちりと理解している訳ではない。ブログに、少しでも情報を書けば、同じ患者の方の参考になるのでは・・と点滴中に考えた。帰ってから夜、使っている薬の名前をネット検索して、製薬会社の情報を読んでみた。無論、薬のパンフレットは病院で貰ってはいるけれど・・
何年か前までは、この免疫療法は健康保険外で、治療は自由診療何百万円の世界だったことは、私も知っていた。16年前乳がんになった時、二回の抗がん剤を使ったが、一回目は一般的なもので副作用に苦しんだ。それが済んでも再発の可能性アリ、という細胞だったので翌年、免疫療法に近い薬が承認されて、何百万の世界が何十万になったので、その点滴に1年近く通院した。結果は、完治。でも今、転移ではないが他の臓器に出来たのだから、がん体質までは完治できないようだ。

という経過があり、まだ承認されて3年目(多分、そのくらいらしい)の今の薬、その時の薬に似たもの、とドクターの話。
まだまだ副作用もかなり多くて精査中らしい。その治験の副作用の判断に、「カニクイザルに投与したところ・・」という一行があって、あらま、サルで問題なかったから人間に? 苦笑。
免疫療法は、治療しても治癒に至らなかったり再発したり、私のようにステージが低くても手術の出来ない(他の臓器に多大の害を及ぼす)患者の最後の手段。私の理解した医学的な見地は、あまり正確ではないので、本気で読んだ方はご注意を。何しろ、薬品会社の新薬の承認申請したときの文書解説みたいなのを読んでしまったので、半分以上は理解出来なかった。
ただ、治療出来る病院にはそれなりの基準があり、がん治療をしているからと、どこの病院でも・・とはいかないようだ。ドクターの経験とか、病院のがん治療の体制とか・・難しいことが書いてあった。
実は、薬の名前をここに書こうと思ったが、やめた。誰でもいつでも何処でも受けられる訳ではないし、私があまりにも面倒な合併症を持っているので、「免疫療法の副作用と効果はシカジカ」などと書くのもおこがましい。人よりも副作用があって当然なのだし、副作用が強ければ、即座に中止することになる薬なので。それだけ、まだ課題のある薬なのだろう。無論、副作用というのは人により全く違うので・・ここは、抗がん剤経験者の私が言うのだから信用してください・・あの人は軽かった、この人は死にそうになった、なんて、どちらも正しいから参考にはならないけれど。
今のところ、辛いのは下痢と口内炎。食いしん坊にとってはとても困るものの、がんの悪化を防ぐためなら、我慢出来る範囲だ。
ひとまず、次回も続けることにした。

ごめんねと針を刺す医師あたたかし  KUMI
コメント (6)
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