KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

オリーブの花

2011年05月31日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

ようやく青空の見える日になった。五月の風・・と思ったが、五月は今日でもうお終い。
近所に住む友人が今、私の通っていた病院に通院中だ。散歩がてら病院のカフェで会う約束をしていた。手術後、散歩目的では病院の方へはあまり足が向かなかった。が、当分は縁が切れたので、ちょっと新鮮な気分での待ち合わせ。
色々話をしたあと、二人で散歩がてら武蔵国分寺薬師堂へお参りに。私は無事に5年を過ごせたことの「お礼参り」。彼女にも、そんな日が来ることを一緒に祈った。

歩き慣れた道を帰る途中の歩道に、小さなオリーブの木がある。パン屋さんの前なのでそのお店のものなのだろうか?ふと見たら、花が咲いていた。



昔、四国高松に住んだことがあって、オリーブの木は懐かしい。でも、花の咲くのを東京で見たのは初めてだ。何だか懐かしい気分になった。
関東ではなかなか育つことはない、と言われていたオリーブ、最近はあちこちで見かける。これも温暖化のおかげだろうか。

五月尽森の奥まで耀かせ KUMI
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三脚族

2011年05月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち一時晴

昨夜は大分雨が強かったようだ。締め切って寝てしまうとあまり聞こえないのがマンションの良いところ。地震の揺れには弱いけれど、台風と雨には強い。

朝刊の投書欄を毎日読む。他の紙面は暗いニュースがほとんどの昨今、このページが結構面白い。で、そこに今朝は「子や高齢者に危険 三脚族」という投書があった。
うむうむ、私もそう思う。「三脚族」とはなかなか良い表現だ。私も、いつも邪魔だなあ、と思っていた。
長野の森林植物園へ行った投書者が、いわゆるカメラマニアの三脚が邪魔で花を楽しめなかった、という話。
カメラ歴は長いのにいつまでも下手の横好きでしかないが、花を撮影するのに三脚を使ったことはない。大体が三脚は持ち歩かない。カメラだけでも非力な私には重たいから、夜景でも撮影するのでなければ、ことに花ならば、三脚なぞ必要と思ったことはない。
以前のフィルムカメラだと、一枚一枚を丁寧に撮らないとフィルム代がかかってしまうから、やたらにシャッターも押せなかった。でも、デジカメなら、フィルムの心配はない。それに、余程の芸術写真を撮る人ならいざ知らず、パソコンで楽しみ、ちょっと良い写真をA4版にプリントして飾るくらいなら、今の一眼デジは優秀だから三脚なしでも、悪くても私くらいには撮れる。
手ブレしたかな、と思ったら何枚かシャッターを押しておけばいい。
いつも思う。「三脚族」って、周りの人の迷惑を考えたことがあるのだろうか? 人の多い公園では遠慮してもらいたい。
世の中、小さなデジカメで写真を楽しむ人の方が圧倒的に多いのだから、そういう人のことも考えて欲しいものだ。

大雨に伏して紫蘭の嫋やかさ KUMI
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ゼラニウム

2011年05月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

台風の影響の雨がかなりの強さで降り続いている。明日まで、というが、もううんざり。
気圧が下がると、眩暈はひどくなり、おまけに眠くなり、最悪だ。
一日家で、何をやったのだろう?というくらいぼんやり過ごしてしまった。

ちょうど買ってから1年のゼラニウムが、今年はたくさん咲いた。木はまだ小さいのに花ばかりたくさん付けて、大丈夫だろうか、と思うくらいだ。
部屋に電灯の必要な暗い日、この花の明るさにほっとする。



鋭角に雨を切り裂き夏つばめ KUMI
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梅雨寒?

2011年05月28日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

梅雨入りしたのだから今日の気温の低さは梅雨寒、と言うのだろうけれど、まだ5月というのに梅雨寒とは言い難いし・・台風は明日明後日が本番らしい。この時期外れは何なのだろう?
こんな日は一日家に居るほかはなく。運動不足になるなあ、と思いつつも、昨日、あまり楽しくない太極拳に行ってたっぷりと運動させられたからいいか、とも。

冷たいこの雨が放射能を運んでくるのかなあ、と、チラと考えてしまう。放射能計測器?が売れに売れているらしい。秋葉原では品不足だという。一般の人が買うらしい。測ってどうするの?・・子供の居る人の不安は解らないでもないけれど。
最近は不安になりたくないので、原発のニュースはなるべく見ないようにしている。朝刊で見れば十分だ。「不安」は、自分の被曝のことではなく、そのために食料不足になってしまうこと。ようやく安定して品物が買えるようになったのに・・。

市の花のさつき散り敷く雨の街 KUMI

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5年目クリア

2011年05月27日 | 病気のこと
天気 曇時々小雨

とんでもなく早い梅雨入り、という今日の午後が、術後5年目の検査結果の解る日。
結果は、すべて異常なし、ということで、このがんには最大の節目の5年目をようやく無事にクリア出来た。良かった、良かった。抗がん剤を二度も体験、かかった年数も費用も今考えると大変なもので、もし「再発転移の疑い」などと言われたらあの苦労は何だった?ということになるところだった。
今まで、検査の都度「リンパに影が・・」「腫瘍マーカーが上がったまま・・」と引っかかっていたことが、今回の検査では何も出なかった。ドクターも「あれは何だったのかな?」と。
あとは、1年ごとに10年目まで検査をする。ま、年齢からして、あと5年後になったら他のがんが見つかっても仕方ないし・・ともあれ、このあと1年はがんの心配だけはしないで済む訳で。

そんな落ち着かない午前中、性懲りもなくカワセミに逢いに行ってみた。先に公園へ行っていた夫が「今日は出てこない」と言う。私が行く前から出て来ないのだから仕方がない、と諦めた。「幸福の青い鳥」になるかと思ったのでちょっとがっかりした。

この前、写真に撮りそびれた栴檀(=楝)の花と、ユリの木の花を、今日は何とか写真に出来た。ちょっと暗くてあまり色が綺麗に出なかったが。





そろそろ紫陽花も咲き始めていた。
梅雨入りとはえ気温は下がっていくばかり。次に青空が出るのはいつになるのだろう?

明鴉今年は早き梅雨の入り KUMI
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