KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

梅日和

2015年02月28日 | お散歩写真
天気 晴

最近、晴れる日が続かない。晴れても何だか空がぼんやりしていて春になったな、と思わせる。風は冷たいものの日差しはすっかり春だ。
春めくはず、明日はもう3月だ。

午前中は用があって出かけられなかったので、今日だけの日差しを浴びなければもったいない、と思い午後になって散歩に出た。
白梅が大分咲いてきた。白梅は木によって咲き方に遅速がある。公園の、まだあまり咲いていない木を見上げたら、鳥が・・ヒヨドリかと思ったらキジバトだった。


このあたり、キジバトをよく見かける。我が家の周りでもうろうろと叢の中を歩いていたり。
あまり木に止まっているのは見たことがない。
メジロでも来ると良いのに・・と待ったけれど来なかった。

山茱萸の大分蕾がふくらんだ。


2月はまこと、あっけなく終る月だ。

おろおろと暮らしてをれば二月果つ  KUMI(2013年作)
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始まる・・花粉症

2015年02月27日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

梅でも見に行きたいところ、でもちょっと暇がない。
なので、写真は去年のもの。我が家の裏の梅の木は、今年は何だかあまり花がついていない。公園の白梅は大分咲いたらしいけれど。

午後は月1回の内科通院。
腸の障害が少し良くなっているので、薬を減らすことにした。そのかわりに、初めて花粉症の薬を処方してもらった。
花粉症は、私は鼻よりも眼がひどいのでアレルギーの点眼薬は欠かせない。去年までは「時期が過ぎれば治るから」と、クシャミはマスクで防ぐくらいで我慢していた。薬は副作用で眠くなる、と聞いていたし・・
でも、去年、花粉症が嵩じて副鼻腔炎になり耳鼻科へ通院して、その薬の副作用と通院で大変な思いをした。その時に内科で相談したら、今は副作用のあまり出ない薬があるという。
ともかく、今年は試しに飲んでみることにした。今日はマスクをして出かけたのに、帰宅したらクシャミが・・家の中に入っているのだろう。洗濯物は外へ干したいし。
ともあれ薬が効いてくれることを祈るのみ。

日本人を二つに分けるとしたら、花粉症になる人ならない人、という分類もあるのでは、と思ってしまう。ならない人にはなる人の気持は解らない。でも、なる人には、ならない人の快適さが解る。とっても不公平だ。
なので、花粉症の人からはせめて、花粉症対策に使った費用・・薬代・マスク代・ティッシュ代などなど・・は全てを課税対象から控除して欲しい。
と思ってみても無理なこと。我慢我慢。

その音のわが身つらぬく雪解川  KUMI(2009年作)
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旧正月

2015年02月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

一日家に居るしかなくて、でも昨日の吟行句会で10000歩歩いたからいいか・・という日。

今、中国人が大挙日本に訪れていて、爆買いしているとかTVでは色々報道されている。
都心へは行かないのでそれは見たことがない。
でも、先週行ったスキー場も、中国(台湾も含め)からの人がかなり多かったらしい。「らしい」というのは、外国人が多いメインゲレンデに行かず、ゴンドラでお隣のゲレンデへ行ってしまったからで。そこでも、中国人の姿が多かった。

でも、昨日はその中国人の「大勢さん」に出遭った。
吟行地へ、行きだけバスに乗った。JR・小田急線登戸駅から「藤子&不二雄ミュージアム」経由のバスに乗る。ミュージアムまでは結構な本数のバスがあり、その中に1時間に1本だけ生田緑地行きがあるのだ。
そのバス停が、週日というのに人でいっぱい。一緒に並んでみたら、殆どが中国人(多分台湾)だった。みんな小学生くらいの子を連れていて、うきうき。バスは、バアサンが乗るのは恥ずかしいような、車体にドラえもんのキャラクターの絵の描かれたもの。車内も、押しボタンや吊り革がドラえもんだったり、シートがピンクで可愛かったり。


写真は、ミュージアムでみんな降りてしまったあとに撮った。
私一人が残ってしまい、運転手に「お降りにならないのですね」と声を掛けられた。
ドラえもんは良くTVで見た時期もあったけれど・・無論小さな子供と、です・・まさか、バアサン一人では行けません。きっと、あそこへ入ったら「どこでもドア」があって、素敵な世界に行けるのかも、などと思ったりして。
ドラえもんも国際的なのだ。ちょっぴり嬉しいこと。

春光に筏曳く舟遡る  KUMI(1999年作)


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吟行句会&受賞祝賀会

2015年02月25日 | 俳句
天気 曇

吟行句会で、生田緑地へ。年間パスポートがあるので民家園に入り、古民家の雛飾りを眺めたり、ちょっと日が差してきたので縁側で日向ぼっこしたり・・いつも、ここで吟行するときは集合は午後の句会場で、ということで午前中は自由行動だ。
でも、あまりメンバーと出会わないのがおかしい、と思っていたのに、句会場には12人も集まった。
実は、今日は、吟行を同じ小田急沿線の梅ヶ丘の梅林、と決めてあったのだ。半年前に周知していて、世話人さんからのそのメールは私も貰っていたのに、すっかり記憶がすっ飛んでいた。私と同じように生田へ来た人も4人ほど。
なので、今日は梅の花の句が圧倒的に多く、良い句も当然そちらに集まっており、ちょっと気抜け。

とはいえ、今日のメインは、仲間の一人の句集が「星野立子賞」をいただいたことの夜のお祝いの会だ。
今日の角川の「月刊俳句」で正式に発表された。無論、結社の中では周知のことで。


ちょっと洒落た小さなイタリアンのお店を貸切状態で楽しく飲んで食べて。




この吟行句会に私が参加するようになってから、もう15年近いと思う。
俳句を始めて3年ほど経っていて、他の吟行句会などには参加していたものの、何だか物足りなくて参加させてもらった。彼女はこの句会を立ちあげたメンバーの一人、まだ子育てに大変な時期だった。中心メンバーは私よりもはるかに若く、それも魅力だった。
そして、何よりも、誰か実力のある者が指導する訳ではなく、みんな自由にたくさん句を作り、句会ではダメな句はどんどん落とされ、本当に「修行」に近かった。
メンバーも、高齢の先輩は彼岸へ発った方も。今日など、私が最高齢になってしまっていた。

今や、様々に活躍している彼女や他の仲間と句会を出来たこと、これからも出来ること、は本当に幸せ。
句は少しも上達しないけれど、見捨てられないようにをれなりに頑張らなくては。

活けてより白梅の香となりにけり  KUMI(1998年作)
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雛あられ

2015年02月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

小さなお雛様を飾り、部屋の一画だけが春になった。
雛祭といっても何もしないけれど、この時期、雛あられくらいは食べたい。いわゆるコナモノ(小麦粉系の食べ物を関西ではそう言うらしい)をたくさん食べるとお腹の障害に良くないので、私はコメモノのお菓子が好き。
去年だったか、TVで、関西の方では雛あられがしょっぱい、という話をチラと見た。
まさか、と思いつつ、試しに「関西風」という雛あられを買ってみた。
やっぱり・・関東で言う「おかき」の味だ。それはそれで好きだから食べたけれど、やっぱり雛あられは、砂糖をまぶした甘いものでなくては。

と思い、今日のリハビリの帰路には「関東風」の方を買ってきた。中身はまったく同じ、で、無論甘い。ほっとした。

ひととせの長し短し雛飾る  KUMI(2012年作)
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