KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

四月尽

2012年04月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

4月の初めは寒い日が続いて、今年は桜が咲かないのでは?とすら思った。それが月末には初夏の陽気になってしまい、一ヶ月で半年を体験したように目まぐるしかった。
連休には殆ど出かけない。お出かけして若い人の邪魔をしては申し訳ない。こちらは毎日が連休なのだから、休み明けに出かけよう。

家に居ると時間の経つのが早い。洗濯と掃除をして、ちょっとパソコンを開き、少しの買い物に出かけ・・もう昼食。4月の疲れが出たのか、何だか体の動きも遅いし、せねばならない家事もあまり気が進まないし。
やっぱり、新緑に囲まれてのんびりするのが一番楽しいようだ。明日はいつものようにご近所散歩でもしよう。

四月尽五感の疲れ心地よく  KUMI
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吟行句会・「武蔵野探勝」下高井戸

2012年04月29日 | 俳句
天気 晴

なぜ下高井戸かというと・・昭和初期、虚子一門が「武蔵野探勝会」と称しての吟行句会を行った。その記録は綿密に残されていて本にもなっている。その場所をたどってみよう、という句会の有志の吟行。昭和6年に下高井戸の玉川上水付近を歩き、広大な庭を持つ「吉田屋」という料亭で句会をしたのだそうだ。

今は、このあたりの玉川上水は暗渠になっていて、その上が写真のように緑地帯で公園となっている。そのすぐそばを高速道と国道(甲州街道)が走っていて、静かな佇まいとは裏腹に騒音は凄い。無論「吉田屋」の影もかたちもない。
でも、八重桜が残っており、新緑になりゆく木々が眩しくてもう初夏の雰囲気だった。
北へ行くと神田川の上流になっていて、そこの遊歩道もまた新緑の道。句作の季語も春と初夏が同居することになってしまった。
40年以上前に京王線沿線に少しだけ住んだことがあるが、こんな機会でもなければ行けないところ。企画の幹事さんに感謝。

新緑のことに楓の眩しき日 KUMI
コメント (2)
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祭近き町

2012年04月28日 | お散歩写真
天気 晴

初夏の陽気になった。暑い、と言う人も居たようだが、寒がりの私には絶好の一日だった。
といっても明日の吟行に行くし、毎日お出かけとはいかない。が、昨日行きそびれた美容院で夏向きのかなり短くしてもらった。

その美容院はいつも行くスポーツジムにあって、平日会員の私は今日はジムは使えない。美容院だけ行き、帰りにぶらりと大國魂神社の方へ行ってみた。(上の写真の突き当たりが神社)
多摩最大の祭「暗闇祭」まであと5日。街には戸ごとに提灯が提げられ、神社へ続く欅通りはあれこれと準備のクレーンなどが入っていて。拡声器が欅にぶら下がっている。警備のためだろう。掲げられているFC東京のペナントに祭提灯が並んでいるのもこの町ならでは。


ともかく、凄い祭なのだ。二日目の5日の夕方の神輿渡御を一度だけ見に行って、その人出にびっくりして、以来近づかないことにしている。か細い私なんぞ踏み潰されそうになる。
でも武蔵国のあちこちから来る八基の大神輿は壮観である。また見たいけれど・・前日の子供神輿だけでも見に行ってみようか。あとは、ケーブルTVで一部始終を中継するのでそれを家で見た方が賢明なようだ。

街が、何だか浮き立っているような気配、お隣の市でもなんとなく羨ましくなる。

提灯の揃ふ祭の近き町 KUMI
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富士桜

2012年04月27日 | お散歩写真
天気 雨~曇(山梨)

4月初めが義母の忌日、5月初めが義父の忌日なので、いつもこの時期に墓参に行く。お天気が良ければ富士山の見える墓地・・なのだが、今日は重たい雲の中だった。明日は快晴との予報だが、連休が始まったら中央高速は大変な渋滞になってしまう。普段なら1時間40分くらいの道のりが3時間でも着かないだろう・・ということで今日にした。

中央道から御殿場へ抜けていくと、季節を遡る気分になる。
桜も河口湖インターのあたりはソメイヨシノが真っ盛り。そしてまだ新緑には遠い林の中には富士桜の可憐な花があちこちに目立つ(上の写真の花)。この桜、「豆桜」とも言うらしいが、山梨県の花なのだそうだ。火山地帯にしか自生しないとか。近寄って見ると本当に可愛い。ピンクの花もある。

墓地の桜は散り始めていて、昨日の雨で散った花びらがじゅうたんになっていた。


我が家の墓のそばには枝垂桜と八重桜がある。八重桜はまだつぼみ。枝垂桜が満開だった。


足元にはスミレやタンポポが咲き乱れ、雪柳の純白が曇天の下でも眩しい。


富士山は見えないし降り出しそうな空でもあるし、温泉でゆったりして戻ることにした。
鳴沢にある温泉の周囲の溶岩には、ミツバツツジが咲き乱れる。いつもの年なら見ごろなのに・・今年はまだまだ咲いた木が少なかった。


さて、明日からは連休。若い人の邪魔をしないよう高齢者は遠出を控えねば。

父母の墓いづれわが墓花浄土  KUMI
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八重桜

2012年04月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 小雨一時強い

一日雨模様。家から見下ろす通りの向こう側の八重桜がみごとだ。4本のうちの1本は色が薄くて先に終わりを告げているが、濃い方は今が盛り。今日は雨なので、写真は昨日撮ったもの。
この木もわが(マンションの)敷地内なので、通りすがりの人が立ち止まって眺めていたりすると少し嬉しい。

雨の今日こそは家に籠って色々したいことを片付けよう、と思っていたのに果たせなかったことばかり。
近くのスーパーで売っていなかったものを、ちょっと離れたホームセンターまで車で買いに行った。車から眺めると、八重桜があちこちに目立つ。この町にこんなに咲いていたっけ・・とちょっと驚きだった。
八重桜といえば小金井公園がみごと。今年も見に行けそうもないままにこの雨で傷んでしまいそうだ。窓から眺める花であきらめよう。

暗渠へと雨に流るる花の屑  KUMI
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