長年地域の活動をしていると、一緒にやっている仲間の資質が見えてくる。今日もお祭りなどのイベントではいかんなくその力量を発揮するが、人を束ね組織をまとめ上げるにはやや不十分な仲間と話をした。個人請負業的なスタイルに慣れているせいか、なかなか議論がかみ合わなかった。若い彼には一人一人の意見の違いが理解できて、共通の目的に向かってそれぞれの力を発揮させる手腕が欲しい。地域活動を発展させるためにどうしても気づいてほしい要点だ。
水場の野鳥たち カラ類の中でも特に好きなヤマガラ(左2枚)愛嬌のあるマスクが特徴だ キビタキのメス(右2枚)も優しい顔立ちだ
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具体的な議論の内容、ズレの内容がわかりませんが、私も、若い人が人の意見をよく聞き、理解する努力をし、思考の幅を広げようとする姿勢がほしいと思う時が多々ありました。
私は、仕事柄、ドラッカーの本をよく読んでいました。経営の本と一方的に判断され広い層の人々に読まれていないのが残念でした。しかし、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が出版され、広く世に知られ、うれしく思いました。
ドラッカーの多くの著書の根底には、人と人が目的に向かって一緒に働く喜び、成果をあげるため工夫することの大切さ、社会的存在のとしての人間の幸せの意味、生きていくうえでの普遍的なことが書かれていると思いました。
『もしドラ』は、ドラッカーの考えを若い人にもわかりやすく、感動的なドラマ仕立てで伝えています。若い人に、ある目的を持った組織(非営利組織を含む)を有効に機能させるにはどうしたらよいかを考えるきっかけとして、ぜひ読んで欲しいと思っています。