元さんの日々是好日

日々感じたことを徒然なるままに。

マナー

2022-05-25 21:26:22 | 日記・エッセイ・コラム
夕方近所の鳥仲間から電話があった。昨日の朝アカショウビンを撮っていた時、警戒心が強い野鳥なので、車の中からレンズを出して撮っていた。しかし、それを近くで観ていたカメラマンが、車を寄せてきたと思ったら降りて撮り始め、途端にアカショウビンは飛んでしまったと嘆いていた。最近よく聞く話だ。昨日期せずして同じような話を聞いた。
新型コロナウイルスの感染防止のため、ずっと閉鎖していた河口湖フィールドセンターに、昨日いつから開放するか問い合わせた際、電話の向こうからかなりきつい口調で、当分は閉鎖しますと返事があった。小学生の団体や一般の人には見学が行われだしたのに、野鳥観察の場所だけはダメと言う。わけを聞いて納得した。
5月のゴールデンウィークに、野鳥観察の場所を一時開放した際、フィールドの樹木を折った鳥屋がいたそうだ。写真を撮るのに邪魔な枝を折ったらしい。残念だがよくある話だが、許されるものではない。
私も野鳥観察では50年以上、写真を撮り始めてからはまだ17年だが、勝手に折ったり他人の領域に入りこむ輩は殆ど居なかった。今では珍鳥などが入るポイントでは、怒号が飛ぶことがあり、嘆かわしいばかりだ。
野鳥写真を撮るのは良いが、撮る相手は生き物であること、周りにも観察したり写真を撮る人が居ることを考えること、この基本が理解できない輩が随分増えたと思う。自分だけ良ければと考える輩は駆逐しなければならない。
この現象は何も野鳥の世界に限ったことではない。日本人のマナーが酷く悪くなったと思うことが日常よく目にする。今の与党政治家の自分にとって都合が良ければ、改竄・隠蔽・ウソ・ごまかし何でもありがまん延していることを見ると、庶民だけせめてもしようが無いとは思う。しかし、悲しいことだ。

近所の田んぼで巣材集めをするイワツバメ いつものコースの橋の下に巣を作る

ツバメも巣材を集めていた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする