あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

日本初のラファエロ展

2013-05-23 | 日記
21日、東京上野公園の国立西洋美術館で開かれている、
日本初の「ラファエロ」展に行き、
イタリア・ルネサンスを代表するラファエロ・サンツィオの油彩や、
素描を中心に師や弟子の絵画などを観賞してきました。
一番の目当ての「大公の聖母」を見ることが出来感激、
その自愛溢れる聖母のまなざしには見惚れるばかりでした。

レオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロと並び、
ルネサンス三大巨匠と称されるラファエロは、
二人からの画風の影響が大きかったという。
特にレオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」からは、
女性モデルのポーズ、手の置き方などの影響が、
「無口な女」という絵に表現されている。
肖像画の名手は、祭壇画、壁画、天井画など、
多くの作品を残し37歳にして誕生日に病死。
その若き巨匠の絵画を堪能してきました。

大きな看板


会場には上野駅から人波は続き、
入場券を手に入れるのには長蛇の列でした。


絵葉書から

大公の聖母


無口な女