あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

銭湯お遍路 59

2011-08-31 | 日記
小平市 小平浴場
小平市津田町3-4-22 
西武多摩湖線 一橋学園北口下車 徒歩15分

駅前の八百屋さんで場所を聞くとかなり歩くよと言われ覚悟して行った
踏切を渡りとにかくまっすぐ進み一橋大の裏手で小平四小の前だった
遠くから大きな煙突が見えかなり古い建物が現れた
創業は昭和28年 外壁もほとんどが木で出来ていて古さが目立つ建物


入り口は通りに面していなく横にある


屋根は千鳥破風(末広がりの三角形をしている)
つたが垂れ下がる入り口
右が男湯、左が女湯
通りに女湯が面しているのは珍しい


天井は高く格天井
昔ながらのプロペラ扇風機が回っていた
番台でおかみさんと話好きそうなのお客さんとでしばし雑談
とても気さくなおかみさんでお遍路の話で盛り上がった
近々小平市の方から撮影にこられるとのこと


背景画の撮影を許可された
富士山の絵ではなく海と島々と帆掛け船のペンキ絵
その下に広告などがあり昔の銭湯そのもの
金魚のタイル絵が鮮やか

浴槽は深湯と淺湯の2槽
淺湯の方は気泡湯
超音波が電気ではなく水が砕ける波の
自然の超音波だと説明文があり
身体も心も温まりリフレッシュするとありました
確かに柔らかくても力がある超音波にゆっくりと
腰や背中手や足を当て、湯船の中を歩いてしまいました
他にお客さんはいなかったので・・・

おかみさんとの話でお遍路も多摩地区は銭湯の数も減り
都内まで行かないと達成は大変ねと言われ
ここも古いからねと感慨深めでした

古くても小さな庭もあり、木製の小物入れや
体重計、大きな一枚鏡、赤ちゃん用のベッドなど
皆30年代に通った銭湯そのものでした
古さの中にも風情があり
いつまでもでんとした風格は残していって欲しいものです

帰るとき番台は旦那様に代わりました
深々とお辞儀をされ銭湯を後にしました
総勢4人のお客さんでした

銭湯全盛時代は大学や団地が近くにあり
相当数のお客さんだったが今は個々に
お風呂がある時代お客は遠のくばかりの様子

帰りはバスに乗ろうとしたら本数が少なく
歩くうちに駅に着く位間があったので
ゆっくりと歩き、また多摩湖線で帰ってきました
小平といっても国分寺から一駅
府中からも近いものでした

府中で[歌声どんちゃか]と[よさこい]

2011-08-28 | 日記
歌声喫茶の雰囲気を楽しむイベント
「東京の歌声夏祭り『歌声どんちゃか』」が
ルミエール府中で27日開かれた。

歌声喫茶は1960年代にブームとなり一時下火になったが、
当時を懐かしむ人たちで結成されたサークルが各地にあり、
今回は多摩地区のほか東京や神奈川などの31団体が集結

毎年恒例のイベントだが今年は東日本大震災の被災者支援にもつなげようと、
アコ―ディオンなどの演奏をバックにステージの司会者が音頭をとり、
童謡から歌謡曲、ロシア民謡などを大合唱し、会場は熱気に包まれていました。

午後1時から5時まで約600人の方が懐かしの歌謡曲などを
約55曲を4時間にわたって熱唱したと読売新聞に掲載されていました。



友人と一緒に参加したが開催前からテーブル席はいっぱいで席には着けず
壁際に席を作ってもらい想像以上の熱気にのまれました。
周りはサークルで鍛えられた人たちばかり
その歌声は府中から被災地の方々に届けられ元気が伝わったことでしょう。
参加費の一部は大震災の義援金にあてられる。



最後までは参加しないで途中退場して「よさこい」の会場に向かった。

3時からけやき並木通りでよさこいのパレードが始まった。
少し早かったのでフォーリス前でティータイムを楽しみパレード待ち


よさこいも被災地支援を掲げ、
府中から元気をとみなさんパレードに参加されていました。


パレードが始まったらかなりの見物人で道の両脇はいっぱいになった


小・中学・高校生まで大人に負けじと日ごろの練習の成果を誇って
懸命に踊っている姿には感動を受けこちらも元気をいただいたいい日でした。

銭湯お遍路 58

2011-08-26 | 日記
稲城市 稲城浴場
稲城市大丸221 JR南武線 稲城長沼駅下車 徒歩5分









稲城浴場は小規模のマンションの2階建ての都市型銭湯
1階が銭湯で、2階が住居となっている
自動ドアを入ると券売機がありここで入浴券を買う
中は細長いロビーになっていて、右手前側にフロント
左手に脱衣所入口があり、奥がロビーになっている
ロビーの前には飲み物類の販売機やテレビがあり
各種のお風呂グッズお菓子類なども売られおり
明るくてゆっくりと寛げるようになっている

フロントでは若い方たち3人で入浴客に
「ごゆっくりお入りください」とご案内していた
この言葉かけでとても気分よくお風呂を楽しむことができた

脱衣所は少し狭かったがクーラーが程よく効いていて
おまけに扇風機が回っていたのでほっとした

浴室は明るくシャンプー類が備えてあった
浴槽は多彩で、座湯、ジェットエステ、ボディマッサージ
寝風呂、気泡風呂、電気風呂
屋外には露天風呂とミニミニプールがある

露天風呂は岩風呂になっているが完全な屋外ではない
屋根に天窓があるくらいで外は見えない
ミニミニプールは水深90センチで3人くらい入れそう
泳げるようにはなっているが水風呂といっていい
露天風呂の入り口付近にはリクライニングチェアが3脚あり
3脚ともに心地よさそうに居眠りしる人達を横目に
露天風呂に2回入ったがまだ同じ人達が眠っていた

サウナは利用しなかったがサウナ利用客には専用のスペースがあり
ベンチや自動販売機、洗面所の前室
洗い場3か所と水風呂、2階には専用の休憩室がある
サウナ利用客にとっては特権が与えられ
優越感に浸れることだろう

誰もいない時ちょっと中をのぞいてしまいました
特別室の自販機も使わしてもらいました
ドライヤー使用料30円のコインを得るために

この日は露天風呂に入りたくて行ってきたのだが
フロントでの応対も良く全体に明るく清潔で
久しぶりにゆっくりとしたお風呂めぐりでした
帰りにも「またお待ちしています」といわれその気になった

ハプニングがあった
帰りに隣駅「南多摩」駅から見慣れた顔が乗ってきた
しかも同じ車両のドアひとつ違いで
なんと孫の二男の方
予感がしていたのだ帰りに会えるのではないかと
南多摩に所要があることを聞いていたので・・・
でも偶然にしろ会えるなんてこんな嬉しいことはない
府中本町で降りフォーリスで夕食を一緒に食べ
お互いにまだ用事があったので駅前で別れた
この夏休み中あまり会えない孫たちの顔を見ることが出来た


夏の終わりに

2011-08-24 | 日記


暑い暑いといいながらなんとなく夏も終わりに近づいた
体感的に秋になったのだ。秋を感じると必ずくしゃみが出る
昨日と今日でそのアレルギー的なくしゃみが出た。そのあとすぐ鼻水が・・・
花粉症にはちと早い。大概9月に入って成るのだが
やはり今年は異常気象なのかな?

8月の中旬には甲子園球場で夏の高校野球が終わる
今年は特に西東京代表日大三校の優勝に最後まで応援し続けた
また恒例のチャリティー番組「24時間TV34 愛は地球が変わる」が
日本テレビ系で涙と笑いのうちに様々な様子を伝え、
見る側にとっても感動でウルウルしたり励まされたりで見入ってしまった
歴代最高齢70歳のマラソンランナーとして選ばれた
フリーアナウンサー徳光和夫さんが懸命に走る姿には
同世代の我々にとってどのくらい励みになったことでしょう

このように身近な事柄から夏の終わりを感じ
セミの鳴き声も一段と激しく短い命を懸命に生きようとしている
その声も秋の虫の声にだんだんと変わっていく

少しでも秋の気配が近づくとだらだらと過ごした夏を悔い
やり残した諸々のことが気になりだす
今年の夏の暑さは節電も含め半端じゃなかった
熱中症にかからないよう注意をするのにどのくらい気が回ったことか



夏のけじめにブリ―ベリーのジャムが残り少なくなってきたので
寒天にして楽しみを味わうことにした
暑い盛りに収穫したブルーベリー、目の疲れに効くというアントシアニンを
たっぷりと含むブルーベリーの寒天でも食べ
まだ残暑が続くであろう日を過ごすとしよう
わずかな風の音に敏感になりながら・・・

そして年に数回ある四方山話の会では
今夏に過ごした事柄などに会話が弾んだ
気の合ったもの通しの他愛のない話で近況を語り元気を確認し
美味しいものをいただきながら
楽しいひと時を過ごすのも季節の節目としていいものでした

お店の入口の階段の上


壁掛の達磨さんから元気をもらう


話に夢中になり美味しかったメニューの写真を撮るのを忘れてしまった
途中から気づき周りを写してもあとの祭り

銭湯お遍路 57

2011-08-19 | 日記
八王子市 稲荷湯
八王子市子安町1-27-20
JR八王子駅南口下車 徒歩5分

前から行きたかった稲荷湯へ行ってきました。
お遍路MAPには特徴として17種類の浴槽、
1階が温泉旅館風、2階が南欧リゾート風と記載されていた。

八王子駅南口駅前は開発が進み、高層ビルが立ち並んでいましたが、
稲荷湯周辺は昔ながらの雰囲気でした。
昔の何もなかった頃のイメージで行ったらとんでもなく、
高層ビルを見上げ感心、南口出口までの駅中店舗も洒落たものでした。


構内の人通りも頻繁でした


外観はきれいで1階と2階が浴室になっているビル銭湯


玄関前で写真を撮っていたら
若者が大勢入って行きびっくり

フロントでは若い方たちがお客さんを案内していました。
とにかくフロントから混んでいました。
先に入った若者たちは近場の学校の学生さんが
クラブ活動を終え汗を流しに来られたとわかった。
若い方たちの熱気がむんむん。

フロントで下駄箱の鍵を渡し、ロッカーの鍵をもらいます。
2階にどうぞと案内された。
この日は女湯が2階の南欧リゾート風だったのだと後で気付く。

2階には階段で行きましたがエレベーターもあり
休憩スパースもかなり広く、自販機も種類が多く
入浴後読書をしている方もいました。

脱衣所は広く洗面台やトイレもきれいで、
ドライヤーは5分で30円、浴室入る前に物が置ける棚などもあり
明るく清潔感あふれる人にやさしい空間でした。

少し気になるものがありました。
何に使うのか?大きさがドラム缶くらいの物
今度行ったときに聞いてみよう。
混んでいたので周りを見る余裕がなかったので。

浴室は明るくて広い。
カランもたくさんありましたが空いているカランはなかった。
それくらい混んでいたのです。
でも親切な方がいて、こういう所は譲り合いだからと
カランを譲ってもらいました。
ここはシャンプウ、ボディシャンプーも備え付けです。

浴槽はたくさんあり、露天風呂、薬湯、歩行湯、ジェット各種、
気泡、サウナ、水風呂と豊富でした。
でも、混んでいたので全部は入れなく、
まず歩行湯で少し歩き、ジェットでは浮湯、ハイパージェット、座湯を
薬湯はピンクの桃湯に入り、あとはあきらめました。
水風呂も綺麗な青い色をして魅力的でしたが手を入れただけ。
露天風呂に入れなかったのが心残り。

次回は1階の旅館風のお風呂を体験したい。
露天風呂は空が見え、温度も熱めで最高のようです。

八王子の街は大学が多く若者が銭湯に親しみ、
お年寄りとの会話も弾み、新しいなかに
昔ながらの銭湯風景が甦って行ければいいなと思いました。


帰りはゆっくりと街中を見て
発展をしつつ昔の面影を残す八王子に
新たな興味がわいてきました
駅から近くスーパー銭湯のような
稲荷湯を再訪したい!