あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

堀文子展・東山魁夷館

2012-06-27 | 日記
善光寺に隣接する城山公園内にある
長野県信濃美術館にて堀文子展見学

93歳を迎えて今も精力的に活動を続けている堀文子さん
今回は「命の不思議」をテーマに114点もの作品を観賞してきました
前回箱根の成川美術館にても壮大な桜の絵には圧倒されましたが
今回は作品制作の場となった軽井沢や
母方のゆかりの深い松代など信州との関わり深い
堀文子さんの長野で初の回顧展を楽しんできました
中でも一番の目的であるヒマラヤの高山植物
「幻の花 ブルーポピー」の絵を見ることが出来
感動の出会いでもありました

ヒマラヤまではいけませんが日本にも数は少ないが
青いケシの花が咲いている所があるので行ってきました
それは後日掲載します

併設の東山魁夷館見学
信州を愛した日本画家
東山魁夷の収蔵作品は960点にも及ぶそうです。
その中の第Ⅰ期常設展示の「春への誘い」テーマの75点を観賞し、
春にちなむ作品特にしだれ桜と満月の光景など
月と花と作者が一体となって描かれている
「花明り」の絵には吸い込まれるような感じを覚えました

2012年度の年間テーマは”東山魁夷と四季”として
初夏の予感・5/24~7/24
夏の訪れ、秋への思い・7/26~9/25など
旅・冬・四季と続いて常設展示されていきます
また機会があれば訪れてみたいものです





ロビーにて


幻の花 ブルーポピー


中庭






上弦の月 今日は久々に月を見ることが出来た

初夏の善光寺

2012-06-25 | 日記
国宝の善光寺をお参りしながら隣接の長野県信濃美術館へ行ってきた
目的は、堀文子展の「幻の花 ブルーポピー」観賞

長野駅からバスに乗り善光寺で下車しまずお腹を満たす
整然とした通りには山野草が植えられ道を飾る

1400年の歴史を誇る善光寺
風格のある国宝の善光寺本堂は
南北に長い独特の建築様式
暗闇の中でのお戒壇巡りなど体験し
荘厳さのなかでも華やかさのある善光寺参りをして
次なる長野県信濃美術館へと向かいます


長野郵便局


蕎麦屋さん

店内

そば打ち


山野草が店頭に



いよいよ善光寺へ


山門~境内へ




丈夫な両足を持つ仁王像の前には
参拝の安全祈願の草履が奉納される







境内に咲いていた花



幻の野草「ムラサキ」の染色講習

2012-06-23 | 日記
殿ヶ谷戸庭園にて、「幻の野草」と呼ばれる
ムラサキの栽培に取り組み5年ほどかけて
ようやくまとまった量の根が採れ
採れたムラサキの根を使って絹布を染める
実演講座が開催され参加してきました

ムラサキは、初夏に白い花を咲かせる多年草
根は紫色の染料として古代から珍重され
江戸時代には歌舞伎の演目にある助六の鉢巻の
色に使われるなど粋な色が人気を博してきた
大正15年頃は東京史歌にもなっていたようです
「紫にほひし武蔵の野邊に
 日本の文化の華さきみだれ・・・」

現代ではスカイツリーを「雅」に彩る江戸紫
また20年五輪招致のエンブレムに五輪カラーに加え
東京を表す色「江戸むらさき」を使って
桜の花のリースをデザイン
詳しくは掲載の新聞記事を

子供の頃この紫色が好きで絹の小切れを染めたことが思い出され
今回の講座開催に応募し抽選に当たり参加し
染色家、原玲子さんの染色の実演を見てきました
染色液は刻んだ根をすりつぶし、湯で色素をもみ出して作る
実に根気がいる作業だなと実感しながら
白い絹布から紫色に染めあがる過程を楽しんできました


ムラサキ


江戸紫色が雅に映える


新聞記事が会場に貼ってありました


ムラサキの根


白い絹布が染められていきます



漬け込んで、何回ももみ込んでいく


会場に紫色の着物を着た方が
ムラサキで染めた布と比べて


帯揚げまで紫色
とてもお洒落で素敵な方でした


染め上がりました


広げて乾かします。


見事な紫色に染上がりました
優しくていい色具合です







男子バレー  ロンドンへ望みがあと一歩

2012-06-09 | 日記
東京体育館にて2012ロンドンオリンピック
バレーボール世界最終予選兼
アジア大陸予選男子第6日
勝ち点0のプエルトリコとの対戦を娘と観戦してきた。
結果は3対1で日本の勝利となった。
明日の試合に勝ってもセルビアを上回れず、
全体1位のでの出場権獲得はなくなった。
2位以下のアジア最上位となって、
出場権を獲得する可能性は残っている。
明日の試合イラン戦に勝利の望みを託す。

テレビ観戦と違い生の応援者の統制のとれた姿に圧倒された。
日本のサポーターの方たちの先導により、
会場が一体となり、
応援用の細長いビニール棒を打ち鳴らし、
掛け声もそれぞれの場面で決まりがあるようだ。
サーブやスパイクが決まると「もういっぽん」、
決めた人の名前「ゴリ、ゴリ」「ふくざわ、ふくざわ」などを連呼。
他に「オーニッポン」とか、
その歓声はすさまじい。
少し耳が弱い私にとっては痛くなるほどの声援だった。
途中から簡易耳栓をして歓声を和らげ応援を続けた。

バレーボール観戦は娘たちが子供の頃や孫を連れて、
何回か観戦してきたが、それぞれその時代のヒーローが、
試合の合間に登場して応援を盛り上げていた。
今日はウルトラマンが登場し館内はウォーという歓声が上がっていた。
青のウルトラマンコスモスが連続バック転をし、
場内はさらに盛り上がりを見せていた。
老若男女バレーボール愛好者はいつの時代も多いもの。

帰りにショップに寄りハンドタオルなどを購入、
応援グッズの金・銀扇バルーンはクッションにちょうど良かった。
それにしても全員が応援グッズを持っていたのには感心した。

今日は選手の方たちの意気込みと会場の応援の一体感から、
元気パワーをもらい、娘とともに、
楽しいひと時を過ごすことが出来た。


一日中雨の中東京体育館は熱気にあふれていた












選手入場


試合中


満席


応援の旗が舞う



ウルトラマンが応援に登場


ショップ








プログラム、扇バルーン、ハンドタオルなど購入


梅雨入り間近、金星の太陽面通過

2012-06-06 | 日記
太陽の手前を金星が横切る珍しい金星の太陽面通過が、
午前7時過ぎから始まった。
東京地方はあいにくの雨で観察はできなかったが、
西日本の各地では観測が出来たとのこと。
この現象がみられるのは、
世界でもこれが今世紀最後。
次は105年半後の2117年12月11日となる。(読売新聞より)
午後少しの晴れ間が東京でもあり、
その隙に観測が出来たところもあった様子。

今日6日は東京競馬場バックヤードツアーの予定があったが、
雨で中止になりとても残念でした。
日中は降ったり止んだりでしたが夜には月が出て
月齢17日の立待月を撮ることが出来た。

立待月 満月の二日後の月
(月の出を、立ったまま、まだかまだかと待っていることから)


昨日は曇り空の中夕方は綺麗なピンク色の空が見え、
今日の激しい雨が降ることなど、
予想もできないことでした。

庭には季節を知らせるあじさいなどが咲き始め、
どんよりと蒸し暑い中一服の清涼剤のごとく、
鮮やかに咲き揃っていました。



墨田の花火


タチアオイ


オオキンケイギク


八重ドクダミ

梅雨入り前にと都合をつけお墓参りに行きましたが
今まで見たこともない可愛い花々が沢山咲いていました。
この時期にはあまり行ったことがなかったので、
季節ごとにきちんと咲いてくる花に合わせて、
もう少し頻繁に行かなければと思いました。
一面に咲く小さな花が呼び掛けているようでした。

アカバナユウゲショウ

ニワゼキショウ(白)

ニワゼキショウ(桃色)

ニガナ