あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

春の薬草

2013-05-20 | 花・山野草
東京都薬用植物園ではたくさんの薬草がありますが、
先日行ったとき目に映った薬草です。
四季折々の季節に咲く花をまた訪ねてみたいものです。

イブキトラノオ
生薬名  ケンジン(拳参)
薬用部分 根茎
用途   民間療法で下痢止め、収斂剤などに煎用
     また、うがい薬として口内炎に用いられる。
成分   タンニンなど


クサボケ(別名 シドミ、ジナン、ノボケ、コボケ)
生薬名  ワモッカ(和木瓜)
薬用部分 果実
用途   民間療法として果実酒、煎汁で整腸、回復など。
     食用に砂糖漬汁、ジャムなど。
成分   リンゴ酸、クエン酸、酒石酸など。


オオアザミ キク科
薬用部分 果実
用途   ヨーロッパでは古くから肝臓病の治療に用いられている。
成分   フラボノイド(シリマリン)苦み成分など
原産地  南ヨーロッパから北アフリカ


シャクヤク ボタン科
生薬名  シャクヤク (芍薬)(日本薬局方収蔵)
薬用部分 根
用途   漢方処方薬 鎮座・収斂(芍薬甘草湯ほか)
成分   ベオニクロリンなど