ボロボロの結果

　土日はCMSで大会だった。
　まずは、300m。練習では約38.5secだったので、38secを切るのが目標。スタート位置はバンクのてっぺん。練習で一流選手から教わった左足スタート。逆足スタートのため慣れてないが、平地でのスタートよりタイムが１秒くらい縮むため逆足なんて言ってられない。考え込んで緊張したスタートにはしたくなかったので、スタート位置についたらすぐにスタート。いつものことだがウィールが回転して上手くスタートできない。気にしていてもしょうがないので、平地で加速。１周目は、ウィールの横滑りもなく、クロスも失敗はない。自己ベストだせるかもと思い、ラストの２周目。直線でさらに加速させる。最後のカーブ。アウトからインに入る。ラストスパートをしないとと思った瞬間、地面を転がっていた。練習で「転んだら、すぐ立ち上がって滑れ」というのを思い出して、すぐに立ち上がり滑り出す。そしてゴール。結果は言うまでもなく最悪。
　ゴール後、両ヒジ、両ヒザがズキズキと痛む。見ると擦りむいていた。その後の1500m、翌日日曜日の5000m、10000mは、痛みとスリップの恐怖でクロスが上手く入れられない。ボロボロの結果で終わった。
　本番で転倒するとは、すごく悔しい。周りの人から聞いた話では、スリップして転倒したらしい。他の選手たちも同じような場所で続々とスリップ。路面のコンディションも良くなかったようだ。日曜の朝、転んだところの路面と他の路面を触ってみる。転んだところの路面は粉っぽい。話に聞くとその場所は風で砂が溜まり易く、砂の少ないバンク部分を利用して滑った方が良いそうだ。
　新品ウィールを卸して、まだ一回しか滑ってないのになぜ？と思った。自分のウィールは長良川などで評判の高いGYROを使っていたが、CMSリンクではスリップし易く相性がよくないらしい。試しに小川選手と須賀選手からウィールを借りて滑ってみる。磨り減ったウィールなのにGYROより食いつきが良い。ウィール選びが悪かったようだ。