goo blog サービス終了のお知らせ 

芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

神仏習合と廃仏毀釈

2015年08月17日 | Weblog

大学に行き、ニティン君に聞くと、なんと、今日現在の日本語の受講希望者は50人を超しているという。全くはた迷惑なことをする学生課長である。このうちの3分の1は出席日数が足りなくて、試験を受けられまい。
今日の授業では、インターネットを使うので、202教室のデスクトップパソコンがネットを出来ないので、103教室に移動して、五十音表をわたし、ネットで、浅草の浅草寺と浅草神社の読みを平仮名の音読みと訓読みでそれぞれ説明した。仲見世の店に展示されている招き猫の説明をすると既に知っている学生がいた。「あさくさ」と訓で読む神の社を神社と音読みでつづけるのもいかにも日本的ご都合主義である。神仏習合の話も少しした。日本語の授業というより、日本文化の説明である。次の水曜日まで、自由参加の授業だから、どうしてもこういう授業になる。明治政府の廃仏毀釈までの話はしなかった。