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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

瀬戸内寂聴尼の『風景』の最初の小説『デスマスク』に再挑戦

2012年10月14日 | Weblog
先日、『登米物語』の物語分「イタチ沢のキツネ」から「専称寺むかしむかし」「ごぼう坂の露天風呂」「すとんず」そして「意地悪な姑」迄、全5話を訳し終わったので、バーラティ氏に共訳者としてヒンディー語を見てもらうために始めの数ページの見本を渡した。共同で作業をすることになるが、彼がどこかに出かけてしまったため、お預けになり、時間が出来たので、この前訳しかけていたのに、研究室のウィンドウズのパソコンの修理で、消えてしまった瀬戸内寂聴尼の『風景』の最初の小説『デスマスク』を訳し始めた。この大学のヒンディー文学教授で、出版部の責任者でもあるビールパールシン氏にそのヒンディー語訳を見てもらうので、昨日は、それに掛かりっきりになった。今日、日曜日の10時から共訳者として2時間それを見てもらうので、彼の家に行った。初めて入った彼の家は、広いところに奥さんのプリーティさんと二人きりである。お茶菓子をご馳走になりながら、見てもらったが、家の前の畑を作男に作らせる監督にビールパール氏が時々出て行くので、代わりにプリーティさんも見てくれた。彼女は、文学部の講師を務めていて、優秀であるのが、この訳の見方で分かった。