昨年3月11日の地震、津波、放射能汚染では、田舎の家の西側壁が全部落ち、その他の漆喰壁が落ちたり、壊れたりで、やむを得ず、隣の家に越して、停電の中、次々襲う大きな余震に一晩中、まんじりともせず、過ごしたら、翌朝、タブロイド判程度にページの減った河北新報が配達されて、女川原発で出火したり、その翌日、福島第一原発が爆発したことを知った。ニュースはわずかに報じられるだけで、実際のところどうなっているか分からないので、与えられた情報で判断して、壊れた家を放置して逃げ出した。
与えられる情報でしか判断できない点では、天災も人災も変わらない。ニュースとして流されるときには、すでにかなり作り上げられた情報になっている。
戦争も宣伝合戦であり、いかにして、正義の戦いに見せるか、多くの人を納得させるための様々な美談がつくられる。
アンネの日記、何とか神父の身代わり受刑など、かなり厚化粧したものを見せられている。
南京虐殺も実際どの程度だったのか、逆に美談をつくれば、それほどでもないのであろうが、何しろ、敗戦国は、美談をつくりにくい。逆に、その悪事ばかりが暴かれる。
確かに、当たるところ敵がないかに思い込んでいる軍人たちが政権を取って、赤紙一枚というはがきで、国民の生殺の与奪を握っていたのであるから、それから解放された時は、その解放者を世界で最も優れた民主主義をもたらしてくれた救世主と思い込んだのも無理はない。
しかし、当たりの良い悪いの違いでしかでなく、国民を搾取する点では変わりなかった。国民は当たりの良さにすっかり参ってしまった。ドイツヒットラー政権の宣伝上手を見習った占領軍だったのだから。
原発もその搾取の一環にすぎない。
与えられる情報でしか判断できない点では、天災も人災も変わらない。ニュースとして流されるときには、すでにかなり作り上げられた情報になっている。
戦争も宣伝合戦であり、いかにして、正義の戦いに見せるか、多くの人を納得させるための様々な美談がつくられる。
アンネの日記、何とか神父の身代わり受刑など、かなり厚化粧したものを見せられている。
南京虐殺も実際どの程度だったのか、逆に美談をつくれば、それほどでもないのであろうが、何しろ、敗戦国は、美談をつくりにくい。逆に、その悪事ばかりが暴かれる。
確かに、当たるところ敵がないかに思い込んでいる軍人たちが政権を取って、赤紙一枚というはがきで、国民の生殺の与奪を握っていたのであるから、それから解放された時は、その解放者を世界で最も優れた民主主義をもたらしてくれた救世主と思い込んだのも無理はない。
しかし、当たりの良い悪いの違いでしかでなく、国民を搾取する点では変わりなかった。国民は当たりの良さにすっかり参ってしまった。ドイツヒットラー政権の宣伝上手を見習った占領軍だったのだから。
原発もその搾取の一環にすぎない。