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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

珍品

2008年08月25日 | Weblog
いよいよ、二十七日に東京方面から、東京外国語大学のボート部OBたちが来る。その一人で、学生時代にいっしょに漕いで、全日本ジュニアー選手権大会の舵手付きフォーで優勝した仲間の斎藤攻君から電話で、お土産に何が良いかなどという問い合わせが来た。このブログの愛読者だそうで、「良く同級生たちと呑んでいるようだから、焼酎はどうか」などと聞かれたが、焼酎も酒もワインも飲みきれないくらいあるので、「良い」と断っていおいた。ここで手に入らないのは、東京で、しかも予約でしか売っていない、「空也」の最中くらいだ。
最近の傾向は、美味しいという物は、全国どこでも買えるから、殆どの物が珍しいことではないことだ。これからは、そこでし買えない物が価値あることになるであろう。空也などは、予約して手に入るのが、翌週のこともある。ある一定の数しか作らないのかもしれない。そのような面倒な買い物をさせるわけにはいかないから、断ったのだ。
トヨマの同級生の女たちは、家に呼んでご馳走したとき、銀座のウェストの菓子を出したら、他の鳴子の菓子や鎌倉の鳩サブレなどには手を延ばさず、「銀座の菓子」に一斉に手を伸ばしたものだから、たちまちなくなった。
観光も同じで、特色が大事なのに、わが町の遠山の里で売っているものは、売れ筋の仙台産の飴などが一番目立つところにおいてある。ここには、美味しい米、野菜、魚があるのにである。