はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

わが国の国歌は「君が代」です!

2007-02-28 | 日記
日野市の小学校で、入学式での「君が代」の伴奏を拒否して戒告処分を受けたバカ教師の訴えが、最高裁で棄却された。

こんなことが裁判になること自体、異常だと言わざるを得ない。

訴えの内容は「校長の職務命令は、思想・良心の自由を侵害するもので憲法違反」ということ。
この女性教師は、「君が代」が「過去の日本のアジア侵略と結びついている」という思想を持っているらしい。

ここが、まったく理解できない。

「君が代」という、世界でも珍しい「おとなしい」曲調の国歌を聞いて、戦意が高揚されるなんて、とても考えられない。
アメリカやシナの国歌などと比べてみればいい。
フランス国歌なんて、モロに戦意高揚ソングじゃないか。

どこを、どうつなげたら「アジア侵略と結びついている」などという考えが浮かんでくるのだろうか。

「日の丸」についても同様。

あの旗を見て、「軍隊を思い出す」などと言うヤツがいるが、それはウソだろう。
はっきり言って、「日の丸」を見て戦争や軍隊を思い浮かべる人がいるとは思えない。
それは、あの戦争を経験した人でさえそうであるに違いない。

私の父も、大正生まれだから、あの戦争を経験しているし(軍隊の経験はないが)、日頃天皇家の悪口をよく言っていたものだが、「日の丸」や「君が代」について文句は聞いたことがない。

ある程度反国家的な考え方を持っていた父でさえ、そうであったのだから、一般の人々が「日の丸」や「君が代」に対して憎悪の念をいだいているなんて、とても考えられない。
もちろん、「興味がない」とか「どうでもいい」とか思っている人はいるかも知れないが、悪いイメージは、少なくとも昔はなかった。

それが、最近になって、急にそのような発言が出てくるのは奇妙だ。
どう考えたって戦争を知らない世代の人間が、なぜ「戦争」や「軍隊」を想起するのか。

朝日新聞の旗を見て、海軍を思い出す人はいても、「日の丸」を見て軍隊を思い出す人なんかいない。

そう叫んでいるヤツ自身が、実はそう思っているわけではないはずだ。
もしそうだとしたら、オリンピックやサッカー・野球などの国際大会で、「日の丸」が振られているのを見たら、それこそ卒倒するはずだろう。

オリンピックの表彰式で「日の丸」が掲揚されるのを見て憤死した、なんてヤツがいれば信用してやる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご苦労さまでした! | トップ | まともにコメントする気にも... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事