はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

好き嫌い以前の問題です

2020-09-06 | 日記
以前は、2大週刊誌(?)である「週刊文春」と「週刊新潮」ともに、毎週読んでいた。

連載させているコラムや、時々組まれる特集は結構面白かった。

ところが、ある時から購読するのをやめた。

それは、記事にかなりの偏りというか、強引さが感じられたからだ。

特に、第二次安倍政権となってからは、彼を批判する記事にはムチャクチャなものが多かった。

安倍政権を支持しているからそういう記事は気に入らない、というのではない。

批判するにしても、納得できる内容であればいいのだけど、「モリカケ」にしても「桜を見る会」にしても、ホントにちゃんと取材したのか?と思われるような記事ばかりで、読んでいて唖然とすることが多くなった。

順番で言うと、先に「週刊文春」を見限り、その後「週刊新潮」も見捨てた。

さて、そんな「週刊新潮」のWEB版である「デイリー新潮」から。

またまたムチャクチャな記事を書いている。

タイトルは「安倍と麻生の石破茂への“ふか~い恨み” 政策より“好き嫌い”で決まる自民党総裁選」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ce81840880c8a41556243ec26232a38763754ed

石破茂が総裁選で劣勢なのは、安倍さんや麻生さんの「ふか~い恨み」があるからだ、それは単に「好き嫌い」である、と論じている。

記事の随所にいいかげんなところがあるので、いちいち指摘してもしょうがないが、まず冒頭からしておかしい。

『そもそもマスコミ各社の世論調査で、「次期首相に相応しい政治家」としてトップで名前が挙がるのは石破茂元幹事長だった。にもかかわらず、自民党国会議員から石破待望論が出なかった』

そもそもマスコミ各社の世論調査こそがいいかげんだろう。

石破茂のことを「次期首相に相応しい」と思っている国民は、ほとんどいないだろう。

新聞やニュースしか見ない情弱層ならともかく、少なくともネット民の多くは石破茂のことなど信用していないはずだ。

「自民党国会議員から石破待望論が出ない」理由について、この記事を書いたヤツは理解しているのだろうか。

石破の主張が正論だ、と記事では言っているが、正論が必ずしも正しいとは限らない。

特に石破の場合、自身は自民党員でありながら、しかも一時入閣もしていながら、まともな政治活動をしていない。

麻生さんにしても、安倍さんにしても、とにかく背後から攻撃しているだけ。

「辞めるべきだ」「退陣するべきだ」とかいうのは簡単だが、そうなる前にこいつは何か政権を維持するための行動をしたのか?

「責任を取るべきだ」とも言っているが、こいつこそ無責任の極みだろう。

とにかく「・・・するべきだ」とか言わない。

言っていることは抽象的なことばかりで、こいつに政策なんかない。

つまり、こいつを信用する理由など何一つないわけで、こんなヤツを首相に推せるわけがない。

「好き嫌い」で言えば、もちろん「大嫌い!!!」であろうが、それだけで石破を忌避しているわけではないだろう。

こんなヤツが首相になったところで、日本のためになる政策を実行できるとはまったく思えないし、例えやろうとしたところで、ただただ政府の批判ししない無能集団である野党の言いがかりとしか言いようがない追及をかわせるとも思わない。

責任転嫁して逃げ出すか、野党に迎合してアホなことばかりしてしまうか。

いずれにしても、石破に期待することは何もない。

むしろ、野党にでも行って、考え方の一致する面々と仲良くやればいいと思う。

どうせ政権与党にいたところで、居場所はないのだし、党内において爪弾きされるのであれば、野党にいた方がメディアからも褒められるし、そっちの方がゼッタイいいだろう。

ホント出ていけよ。

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