Mrs.GREEN APPLEの新曲のMV(ミュージックビデオ)が炎上しているらしい。
Mrs.GREEN APPLEと言えば、最近ではMTVで見ない日はないくらい、出す曲出す曲がヒットしているヒットメーカーだ。
それで、今回炎上したという曲のタイトルは「コロンブス」
なぜこの男を選んだのかはわからないが、私が学生時代に習ったのは「新大陸を発見した大冒険家」みたいな形のいわば「英雄」扱いだった。
ところが、その後実は英雄どころか「ただの虐殺者」であることがわかり、そもそも元々ある陸地に到達しただけだから「発見」でも何でもないことを指摘され、今ではピサロやコルテスなどと並ぶ「文明の破壊者」の一人である。
そのMVは、今となっては削除されているので見ることはできないのだが、だいたいこんな感じらしい。
・コロンブスを模したと思われる中世ヨーロッパ風の冒険者が、原住民(類人猿?)を発見
・その原住民を奴隷にして人力車を引かせるなど酷使
・愚かな原住民に科学知識を啓蒙して、その後喜んだ原住民とともにみんなで盛り上がる
単純に、人間が猿と出会って、お互いに学習しながら仲良く生きていく、というストーリーであれば、まだ何とかなったかも知れないのだが、この内容だと、明らかにヨーロッパの貴族が猿と同等の原住民を奴隷にしてイキっているようにしか見えない、とういうことらしい。
その後猛批判を浴びてMVを削除し、リーダーの大森元貴が謝罪のメッセージを出したのはいいのだけど、これがまた批判を浴びている。
その謝罪文では、今回のMV作成のコンセプトとして、「年代別の歴史上の人物」「類人猿」「ホームパーティ」「楽しげなMV」の4つを挙げている。
「年代別の歴史上の人物」というのがよくわからないが、ここでコロンブスを取り上げた時点で、「類人猿」と併せると後の展開が目に見えているはずだけど、たぶん「ノリ」でやっているので、そんなことまでは気が付かなかったのだろう。
どうせ取り上げるのなら、本当の意味での「偉人」を取り上げればよかったのに、と思うのだが、問題はそこではない。
Mrs.GREEN APPLEだけなら、そういう「ノリ」になってしまうのはしょうがないだろうが、そもそもこれはコカ・コーラのキャンペーンソングとして作られた曲だ。
コカ・コーラの担当者たちは、そんなことにまったく気が付かなかったのか?
だとしたら、これだけポリコレが叫ばれている中で、相当ニブいと言わざるを得ない。
歴史(というか、その解釈)は変わっていくものだから、それについていくのも大変(私なんか、どこがどう変わったかさえわからない?)だろうけど、少なくとも企業の担当者であれば、事前にいろいろと確認・調査するのは当たり前のこと。
こんなヤツが広報・宣伝の部署にいたらいかんだろう。
しかも、このMVの英語版を作って、海外にも発信している(する予定?)のだとか
アホやろ!
なお、ネットなどでは、このMVが紹介された時に好意的なコメントを出した音楽関係者もヒドい、というようなことを言っている人がいる。
具体的には、次のようなものだ。
オリコン「ユーモアに富んだ、ドタバタワチャワチャ劇が繰り広げられる。」
音楽ナタリー「道中では類人猿たちとホームパーティを楽しむ。」
そんなもん、こういう連中って、ビッグネームに対しては、どうせヨイショしかしないのだろうから、いちいち指摘したところで意味はない。
Mrs.GREEN APPLEと言えば、最近ではMTVで見ない日はないくらい、出す曲出す曲がヒットしているヒットメーカーだ。
それで、今回炎上したという曲のタイトルは「コロンブス」
なぜこの男を選んだのかはわからないが、私が学生時代に習ったのは「新大陸を発見した大冒険家」みたいな形のいわば「英雄」扱いだった。
ところが、その後実は英雄どころか「ただの虐殺者」であることがわかり、そもそも元々ある陸地に到達しただけだから「発見」でも何でもないことを指摘され、今ではピサロやコルテスなどと並ぶ「文明の破壊者」の一人である。
そのMVは、今となっては削除されているので見ることはできないのだが、だいたいこんな感じらしい。
・コロンブスを模したと思われる中世ヨーロッパ風の冒険者が、原住民(類人猿?)を発見
・その原住民を奴隷にして人力車を引かせるなど酷使
・愚かな原住民に科学知識を啓蒙して、その後喜んだ原住民とともにみんなで盛り上がる
単純に、人間が猿と出会って、お互いに学習しながら仲良く生きていく、というストーリーであれば、まだ何とかなったかも知れないのだが、この内容だと、明らかにヨーロッパの貴族が猿と同等の原住民を奴隷にしてイキっているようにしか見えない、とういうことらしい。
その後猛批判を浴びてMVを削除し、リーダーの大森元貴が謝罪のメッセージを出したのはいいのだけど、これがまた批判を浴びている。
その謝罪文では、今回のMV作成のコンセプトとして、「年代別の歴史上の人物」「類人猿」「ホームパーティ」「楽しげなMV」の4つを挙げている。
「年代別の歴史上の人物」というのがよくわからないが、ここでコロンブスを取り上げた時点で、「類人猿」と併せると後の展開が目に見えているはずだけど、たぶん「ノリ」でやっているので、そんなことまでは気が付かなかったのだろう。
どうせ取り上げるのなら、本当の意味での「偉人」を取り上げればよかったのに、と思うのだが、問題はそこではない。
Mrs.GREEN APPLEだけなら、そういう「ノリ」になってしまうのはしょうがないだろうが、そもそもこれはコカ・コーラのキャンペーンソングとして作られた曲だ。
コカ・コーラの担当者たちは、そんなことにまったく気が付かなかったのか?
だとしたら、これだけポリコレが叫ばれている中で、相当ニブいと言わざるを得ない。
歴史(というか、その解釈)は変わっていくものだから、それについていくのも大変(私なんか、どこがどう変わったかさえわからない?)だろうけど、少なくとも企業の担当者であれば、事前にいろいろと確認・調査するのは当たり前のこと。
こんなヤツが広報・宣伝の部署にいたらいかんだろう。
しかも、このMVの英語版を作って、海外にも発信している(する予定?)のだとか
アホやろ!
なお、ネットなどでは、このMVが紹介された時に好意的なコメントを出した音楽関係者もヒドい、というようなことを言っている人がいる。
具体的には、次のようなものだ。
オリコン「ユーモアに富んだ、ドタバタワチャワチャ劇が繰り広げられる。」
音楽ナタリー「道中では類人猿たちとホームパーティを楽しむ。」
そんなもん、こういう連中って、ビッグネームに対しては、どうせヨイショしかしないのだろうから、いちいち指摘したところで意味はない。
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