はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

いいかげんにしろ!!

2003-10-08 | 日記
今週の「週刊文春」は、特に面白い記事はなかった。

しかし、相変わらず面白いのが、いしいひさいちの「(笑)いしい商店」で、相変わらずつまんないのが、高橋春男の「いわゆるひとつのチョーさん主義」

両方とも漫画だが、面白さはまったく違う。

いしいひさいちについては、今さら言うまでもなく、私は大好きだ。

高橋春男は、昔「お笑い偉人伝」(だったか?)という本が面白そうだったので、買って読んだことがあったが、途中で飽きてしまった。
要はネタのあんまりない人のようだ。
なのに、時事ネタやら社会風刺やらあっちこっち顔を出しているものだから、どれもこれも中途半端になってしまい、結局つまらないものになってしまっている。
自分では、いろいろと言いたいことがあるようなフリをしているが、あんまり無理しない方がいいと思う。

しかし、忘れてはならない漫画家がいる。

それは、東海林さだお!

前に毎日新聞の「アサッテ君」で触れたことがあるが、このおっさん、週刊文春では「タンマ君」という、またまたサラリーマンを主人公とした漫画を描いている。
サラリーマンのことを何にもわかっていないくせに、いつもサラリーマンを題材にしているがよくわからないが、いつもながらこのおっさんの漫画は何が言いたいのかさっぱりわからない。

しかし、最近少しわかってきたことがある。

このおっさんは、どうやら今流行っている事柄や言葉について、ますばダジャレなりの「おち」を先に考えているに違いない。

つまり、最初と最後の部分(起承転結の「起」と「結」の部分)だけ先に決めておいて、後で中味をこじつけるから、結果としてまったくわけのわからないストーリーになっているのだ。

今回のもそうだ。

ダイエーや阪神が優勝した時、川に飛び込むバカがたくさん出てきたが、それをヒントに「バカだなあ、と言いつつ実は自分も川へ飛び込むというバカなことをしてしまった」という、実際にはあんまり起こりそうにないストーリーを無理矢理作ろうとしている。
結果として「あこがれていた彼女から、突如携帯電話にデートしようという電話がかかってきたので、舞い上がってしまい、川沿いの木にぶつかって携帯電話を川に落とし・・・」などという荒唐無稽なストーリーを考え出してしまった。

呆れてものが言えない。
しかも笑えない。

このおっさん、センスが全然ないんだから、もう漫画家なんてやめてしまえば?

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