はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

でしゃんぼ~

2020-09-21 | 日記
ゴルフの全米オープンは、アメリカのデシャンボーが、ただ一人のアンダーパーで初優勝を飾った。

日本選手の中では、前日まで優勝圏内にいた松山英樹が、最終日に一気に崩れてしまい、最終的に17位タイとなった。

さてこの大会、過去にもアンダーパーが数人しか出ないなど、極端なコース設定には定評(?)があった。

しかし、テレビでも解説をしていた丸山茂樹などが「選手には相当なストレスになるし、こういうコースはどうなんですかね?」みたいなことを言っていたが、観戦している私たちとしても、見ていてあまり楽しくはない。

なぜなら、パーを取るのもやっとで、ボギーがやたら出るような試合なので、選手たちにほとんど笑顔がない。

優勝したデシャンボーでさえ、プレーしている最中に何だかんだと声には出していたが、笑顔はあまりなかった。

バーディーを取った時のガッツポーズもほとんどない。

プロ野球では、ガッツポーズをすると「これはいかん。相手に失礼だ」とか言って文句を言うおっさん(ハリー)がいるけど、ゴルフは個人競技なので、ガッツポーズはあくまでも自分自身に対するものだし、文句を言う人はいないだろう。

それに、プロ野球でも、エラーの多い試合は見ていてイヤになる。

スコアを伸ばすことで優勝争いをするのではなく、スコアが落ちないようにするようにただ耐えるだけの試合なんて、見ていて面白いはずがない。

そんな中でアンダーパーで回った今回のデシャンボーや、かつてぶっちぎりで優勝したタイガー・ウッズなどは、ホントにすごい選手だとは思うが、こんなコース設定でのゴルフを見せられると、ゴルフをやりたいと思う人が減るんじゃないか、と思えてくる。

スポーツって、やっていて「楽しそう」と思わせないとダメなんじゃないの?

柔「道」や剣「道」などと違って、作法や型に意味を持つ競技と違うのだから、全員がアンダーパーで回れるようなコースも問題だろうけど、もう少し考えた方がいいのではないかと思った。

いや、実際こっちも見ていて疲れたもの。

松山が優勝争いをしていて、ハラハラ・ドキドキしすぎて疲れた、というのならいいのだけど、スコアを落とすたびにため息が出る試合なんて、あまり見たくない。

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