ハチをバカにしてはいけない！？

米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻について、与謝野経済財政担当相は「ハチが刺した程度」と述べた。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080917AT3S1700N17092008.html


ハチって、ミツバチのことか？

スズメバチだったら、大変なことになるぞ。

あいつら、集団で刺しに来るし。

下手すりゃ、死んでしまうこともある。

ミツバチだって、人によってはショック死につながることだってあるからね。

あんまり軽々しく例えない方がいいと思うぞ。

だいたい、「ハチに刺された程度」って表現、普通するか？


昔、榎本三恵子という代議士の妻が、ダンナを裏切った（？）際、マスコミに対して「ハチのひと刺し」と言う言葉を使った。

その後、芸能界に転身し、○－ドまで披露したものだから、その当時から「こいつ、ミツバチなんかじゃなくて、アシナガバチだな」と思ったことがある。

だいたい、刺したら死んでしまうハチなんて、ミツバチくらいのもので、後のハチは、刺してもピンピンしているどころか、何度でも刺す。

だから、これからはハチなんかに例えないで、「蚊に刺された程度」くらいにしといた方がいいんじゃないの？

これだと、確かに「痒い」からイヤ～な感じだけど、それほどたいしたことはないし。


ハチと言えば、働きバチが全部メスだ、と言うことを知らない人が結構いる。

かつて、私の職場の先輩が、「今は女性の時代だ。だから、オレらは女王蜂に貢ぐ働きバチみたいなもんだよ」と言ったので、「先輩、働きバチって、みんなメスですよ」と言ったら「えっ？」ってビックリしていた。

このハチやアリ（生物学的には、同じハチ目らしい）の生態には、とても面白いものがある。

個人的には、ミツバチの「蜂球（ほうきゅう）」が好きです。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa072.htm