テレビのバラエティ番組も、放映当初は絶大な人気を誇っていたとしても、やがてマンネリ化して面白くなくなる。
人気がなくなってきた、ということで、次々と新しい企画を考えるのだけど、番組当初の企画と比べてより面白いものができるはずもなく、逆に奇をてらいすぎて、面白くなってきてしまう。
そして最終的には消えていく。
むしろ、「偉大なるマンネリ」で、ずっと同じことをやり続けている方が長続きすることがある。
人気に陰りが出てくるもう一つの要因としては、主要メンバーの不在があると思う。
メンバーから抜けたのではなく、一時的にいなくなってしまうこと。
かつての「オレたちひょうきん族」が、まさにそれであった。
北野たけしがフライデー襲撃事件で逮捕されたため不在となった時期に、たけし軍団らが出てきて穴を埋めようとしたのだが、結局このあたりから面白くなくなってきた。
今、これと同じような感じできているのが、フジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」である。
放映当初は面白かったので、私もよく見ていた。
しかし、最近はあまり見ない。
そのきっかけが、ナインティナインの岡村の不在だったと思う。
体調不良を理由に番組を休んだ岡村に替わる人材として、一時的に彼と立ち位置が似ているキングコングの梶原を起用したものの、格の違いというか、ただ風貌が似ているというだけで、能力がまったくなかったので、すぐにいなくなった。
代わりに、メンバーを増員しようとしたのだが、これが大失敗。
一人ふたり増やすのならともかく、一度に7人も増やしてしまった。
お笑いメンバーだけでなく、立ち位置の不明なアイドル(?)重盛さと美に、ただスタイルのいいイケメンというだけで特にトークができるわけでもない敦士、そして完全など素人である三中元克をメンバーに追加した。
三中に至っては、まわりがフォローしているにもかわらず、まったくトークができないということで、とうとう「プロレスに入門」という名目で番組からはずされてしまった。
お笑い枠と言えども、ほぼ無名であった「たんぽぽ」はもちろんのこと、どこが面白いのかわからない「ジャルジャル」は余計だった。
つまり、増員はしたものの、ほとんど何の足しにもなっていない、どころかマイナスにしかなっていない、という結果になってしまったわけだ。
しかも、この大量動員によって、元からいたメンバーである鈴木紗里奈や雛形あきこなどは存在感が一気になくなってしまった。
さらに、面白くなくなる要因の一つに「ガキの起用」というのがある。
使う側としては「何を言い出すかわからない」とか「いじりやすい」というのがあるかも知れないが、所詮は素人である。
しかも、大人と違って、意味なく前に出ようとするので、ものすごく邪魔なんだけど、大人みたいに頭をひっぱたいてやめさせる、という強硬手段が簡単にできないので、適当に対応するから、ガキどもはますます増長してしまう。
その例が「めちゃギントン」
ただでさえ面白くない企画に、最近はガキをスタジオに入れているから、芸人同士のやり取りが、ガキによってムチャクチャにされてしまっている。
ガキなんて、ただ見学させるだけでいいと思うのだけど・・・
さて、そんな落ち目の「めちゃ×2イケてる!」の中でも、割と面白い企画である「バカ決定戦」の抜き打ちテスト。
これなども、当初は突き抜けたバカであることがわかったモーニング娘のツートップ(辻・加護)に、どうしようもないバカなんだけど、逆に笑いのセンスがあることがわかったよゐこの濱口など、見ていて結構面白かった。
でも、これは「こいつは、ホントはバカなんだろうか、それとも賢いんだろうか」と思わせるからこそ面白いのであって、どう見ても「こいつはバカだろう」という連中が出てきても面白くない。
しかも、すでにモーニング娘のツートップが「こいつらきっとバカに違いない」と思いつつも、「あそこまでバカとは思わなかった」という企画(?)で、すでにやっちゃっているので、それ以上に面白いものなど期待できない。
昨日の特番でもアスリートを集めて「バカ決定戦」をやっていたが、そもそもスポーツ選手に、頭のいいヤツなんてそうそういないので、見ていて新鮮さはまったくない。
どうせなら、中田英寿とかイチローとかを出せば、相当な視聴率も期待できたのだろうに、一見して「こいつはバカだろう」というヤツばかりなので、途中でやめてしまった。
しかも、最終的に「バカ世界新」に輝いたのが、元巨人の元木大介って・・・
出場者の中で、唯一「日本代表になったことがない」という人物だったのだから、そういうヤツを選んじゃいけないだろう。
それにしても、バカ決定戦に出てくるアスリートって、「バカだと言うことが世間にバレてしまう」という危険性があるのを知って出てくるのだから、おのずと「それでもいいからテレビに出たい」というすでに消えてしまったヤツ(前園)とか、「別に今さらバカだと知られたって、どうってことはない」というヤツ(川合)などメンツは決まってくる。
安藤美姫などは、そもそも英語ができるので、「バカ世界新」になるはずなんかない、とハナから思っていたのだろう。
やっぱり、この企画もそろそろマンネリしてきたのかなあ、と思う。
「めちゃ×2イケてる!」が終わる日も近い!?
人気がなくなってきた、ということで、次々と新しい企画を考えるのだけど、番組当初の企画と比べてより面白いものができるはずもなく、逆に奇をてらいすぎて、面白くなってきてしまう。
そして最終的には消えていく。
むしろ、「偉大なるマンネリ」で、ずっと同じことをやり続けている方が長続きすることがある。
人気に陰りが出てくるもう一つの要因としては、主要メンバーの不在があると思う。
メンバーから抜けたのではなく、一時的にいなくなってしまうこと。
かつての「オレたちひょうきん族」が、まさにそれであった。
北野たけしがフライデー襲撃事件で逮捕されたため不在となった時期に、たけし軍団らが出てきて穴を埋めようとしたのだが、結局このあたりから面白くなくなってきた。
今、これと同じような感じできているのが、フジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」である。
放映当初は面白かったので、私もよく見ていた。
しかし、最近はあまり見ない。
そのきっかけが、ナインティナインの岡村の不在だったと思う。
体調不良を理由に番組を休んだ岡村に替わる人材として、一時的に彼と立ち位置が似ているキングコングの梶原を起用したものの、格の違いというか、ただ風貌が似ているというだけで、能力がまったくなかったので、すぐにいなくなった。
代わりに、メンバーを増員しようとしたのだが、これが大失敗。
一人ふたり増やすのならともかく、一度に7人も増やしてしまった。
お笑いメンバーだけでなく、立ち位置の不明なアイドル(?)重盛さと美に、ただスタイルのいいイケメンというだけで特にトークができるわけでもない敦士、そして完全など素人である三中元克をメンバーに追加した。
三中に至っては、まわりがフォローしているにもかわらず、まったくトークができないということで、とうとう「プロレスに入門」という名目で番組からはずされてしまった。
お笑い枠と言えども、ほぼ無名であった「たんぽぽ」はもちろんのこと、どこが面白いのかわからない「ジャルジャル」は余計だった。
つまり、増員はしたものの、ほとんど何の足しにもなっていない、どころかマイナスにしかなっていない、という結果になってしまったわけだ。
しかも、この大量動員によって、元からいたメンバーである鈴木紗里奈や雛形あきこなどは存在感が一気になくなってしまった。
さらに、面白くなくなる要因の一つに「ガキの起用」というのがある。
使う側としては「何を言い出すかわからない」とか「いじりやすい」というのがあるかも知れないが、所詮は素人である。
しかも、大人と違って、意味なく前に出ようとするので、ものすごく邪魔なんだけど、大人みたいに頭をひっぱたいてやめさせる、という強硬手段が簡単にできないので、適当に対応するから、ガキどもはますます増長してしまう。
その例が「めちゃギントン」
ただでさえ面白くない企画に、最近はガキをスタジオに入れているから、芸人同士のやり取りが、ガキによってムチャクチャにされてしまっている。
ガキなんて、ただ見学させるだけでいいと思うのだけど・・・
さて、そんな落ち目の「めちゃ×2イケてる!」の中でも、割と面白い企画である「バカ決定戦」の抜き打ちテスト。
これなども、当初は突き抜けたバカであることがわかったモーニング娘のツートップ(辻・加護)に、どうしようもないバカなんだけど、逆に笑いのセンスがあることがわかったよゐこの濱口など、見ていて結構面白かった。
でも、これは「こいつは、ホントはバカなんだろうか、それとも賢いんだろうか」と思わせるからこそ面白いのであって、どう見ても「こいつはバカだろう」という連中が出てきても面白くない。
しかも、すでにモーニング娘のツートップが「こいつらきっとバカに違いない」と思いつつも、「あそこまでバカとは思わなかった」という企画(?)で、すでにやっちゃっているので、それ以上に面白いものなど期待できない。
昨日の特番でもアスリートを集めて「バカ決定戦」をやっていたが、そもそもスポーツ選手に、頭のいいヤツなんてそうそういないので、見ていて新鮮さはまったくない。
どうせなら、中田英寿とかイチローとかを出せば、相当な視聴率も期待できたのだろうに、一見して「こいつはバカだろう」というヤツばかりなので、途中でやめてしまった。
しかも、最終的に「バカ世界新」に輝いたのが、元巨人の元木大介って・・・
出場者の中で、唯一「日本代表になったことがない」という人物だったのだから、そういうヤツを選んじゃいけないだろう。
それにしても、バカ決定戦に出てくるアスリートって、「バカだと言うことが世間にバレてしまう」という危険性があるのを知って出てくるのだから、おのずと「それでもいいからテレビに出たい」というすでに消えてしまったヤツ(前園)とか、「別に今さらバカだと知られたって、どうってことはない」というヤツ(川合)などメンツは決まってくる。
安藤美姫などは、そもそも英語ができるので、「バカ世界新」になるはずなんかない、とハナから思っていたのだろう。
やっぱり、この企画もそろそろマンネリしてきたのかなあ、と思う。
「めちゃ×2イケてる!」が終わる日も近い!?
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