マッカをどうしてメッカと表記するのだとか、マディーナをどうしてメディナと表記するのかなどを以前話題に出したことがありますが、地名に関しては本当にどうしてこう変化してしまったのだろうというものが多くあります。
例えばイラクだってアラビア語の発音ではイラークですし、その首都のバグダードはどういうわけかバグダッドなどと呼ばれていますものね。
また現在、私が滞在しているカイロ(うーん。これだってアラビア語では『アル・カーヒラ』)の高級住宅地ザマーレクはなぜか日本人の間ではザマレックと呼ばれたりもしています。
実際に現地の人と話をする時など発音の差があると意思の疎通が円滑にいかない場合もありますし、やはり現地で定着している呼称を覚えるに越したことはないかと思います。
もっとも地図帳を見たところで現地の音からかけ離れた表記をされていることもよくあるわけで、どの発音が本当に正しい(より現地の音に近い)のかを知る手段も限られているのが現実だと言えるでしょう。
例えばイラクだってアラビア語の発音ではイラークですし、その首都のバグダードはどういうわけかバグダッドなどと呼ばれていますものね。
また現在、私が滞在しているカイロ(うーん。これだってアラビア語では『アル・カーヒラ』)の高級住宅地ザマーレクはなぜか日本人の間ではザマレックと呼ばれたりもしています。
実際に現地の人と話をする時など発音の差があると意思の疎通が円滑にいかない場合もありますし、やはり現地で定着している呼称を覚えるに越したことはないかと思います。
もっとも地図帳を見たところで現地の音からかけ離れた表記をされていることもよくあるわけで、どの発音が本当に正しい(より現地の音に近い)のかを知る手段も限られているのが現実だと言えるでしょう。
でも逆に外人が日本の地名を言う時には「ひろしま」が「ヒロシ~マ」「ながさき」が「ナガサ~キ」「おおさか」が「オオサ~カ」の「渋谷」が「シ~ブヤ」のようになってしまうのは何故なのだろう?と思ってしまいました。
o-o-sa-kaは、 saにアクセント、hi-ro-shi-maは、shiにアクセント、na-ga-sa-kiはsaにアクセントです。本当は強弱のアクセントなのですが、強くなるため、日本語(強弱アクセントがない言語)では、長く認識されます。で、「オオサーカ」のようになります。
さて、問題は渋谷です。shi-bu-yaなら、最後から二番目はbu、「シブーヤ」でなければなりません。 なのに、「シーブヤ」。おそらく、shib-yaと、認識されているのではないでしょうか。それで、 shibが後ろから二番目の音節でその母音が強く読まれて、「シーブヤ」になる。なぜ、buのuの母音が落ちるかというと、日本語は、(子音+)母音という音節(開音節といいます)構造ですが(例ka)、英語は閉音節(子音+母音+子音)が多く、開音節ばかりを嫌うようです。それと、音のはっきりしたaの母音より、iやuの方が落ちやすいです。後ろのyaの音も関係しているのかもしれません。
…と、授業で習った事をもとに、考えてみました。間違ってたらごめん~。
日本語の「メッカ」は、英語のMeccaの発音のとおりです。
でも、 メディナ、Medinaの英語の発音は、原音のマ(メ)ディーナに近いです。ところが日本語では、英語のつづりを日本語読みして、メディナになっているようですね。
あとアラビア語が英語に訳された時、トルコ語を通じて行われた例などもありますよね。預言者の名前、ムハンマドがモハメットとなっていたり。最近ではムハンマドが主流となっているようですが。