タウヒードの追試

　さて。今回の試験でやばいなーと思っていたらやはり落としてしまった『タウヒード』の追試が行われましたのですが、本当に直前になるまで準備をしていなかったら、結局試験前夜からの徹夜という愚かな状況を作り出してしまいました。２週間以上も休みがあったのですから『ちゃんと準備しておけ！』ってかんじですよね。とはいえ追試は何点で合格しようともその点数は６０点に抑えられるためそう高得点を狙う気にもなれず、かといってあまりにも手を抜きすぎると本当に落としてしまうという事態に陥ってしまうのです。
　試験後、自己採点をしてみたら大体６割かっきりといった出来のため、結果が分かるまでドキドキもの。
　どうかパスできていますように・・・

クルアーン学習の成果

　昨夏、マレーシアまで足を運びクルアーン・プログラムでタジュウィード（読誦法）を学んだのですが、その成果なのか今回の試験においてクルアーンの点数は前回の６３点から大幅にアップし９２点も取ることができました！
タフスィール（クルアーン解釈）が合格点ギリギリの６０点、タウヒードにおいては追試というイスラーム系科目が撃沈した中、少しは盛り返すことができてよかったです。
　でも学部入学後はクルアーンの試験範囲が一気に広がり、各学期で２５ページも課されます。覚えても覚えても、悲しいかなすぐ忘れてしまうクルアーン。日々暗記に励まなくてはなりません。

遺産相続、その後は？

　さて。遺産相続したとして、その後は相続しただけ財産が増えるわけですから、ザカート（ムスリムの義務のひとつで宗教税のようなもの。貧しい人に与えたりします）もたくさんする必要がでてくるのかなと思い、これもまた別の友人に聞いてみました。
　すると『家』や『クルマ』はザカートの対象外だとのこと。ザカートでは財産の２．５パーセント分が払わなくてはならない額なので、日本のように地価が高い地域ではとんでもない出費となってしまいます。
　うまくできているようなものですねえ。

遺産相続

　先日シャリーア・イスラーム法学部の友人と話をしている時、ムスリムとノン・ムスリムの間ではイスラーム法上、遺産相続が成立しないということを知りました。
　となるとどうでしょう。私の父はムスリムでないため、父が亡くなった際に遺産の相続ができないということになります！
　そう大した財産もありませんが、どうしたものかと思ったらその解決策は『贈与』だとのこと。つまり生きている間に受け取る分には何の問題もないのです。
　でもこんなこと父に話したところで『急に何を言い出すんだ？』といぶかしく思われるのでは・・・
　まあこういった話題が本当に浮上するのはまだまだ先のこととなりそうなので、今から心配することもないでしょう。なにより両親には健康で長生きしてもらいたいものです。

実はとっくに試験終了

　１ヶ月も更新をお休みしてしまいましたが、実のところ試験はもう１週間ほど前に終了して今は試験休み。
　結果から言うとあまり満足のいくものではありませんでしたが、ハッジ及びその後の体調不良で準備不足という面からするとこんなものでしょう。
　ただ今回もレベル３同様１科目落としてしまいました・・・試験前の勉強量は誰にも負けない自信があるのですが、直前に慌ててやるだけではやはりダメですね。レベル４になりたての頃はカメさん戦法で地道にコツコツやるつもりだったんですけど（笑）。
　落とした科目は『落とすとしたらこれだろう』と思った『タウヒード（神の唯一性論）』。
　追試は休み明けの初日に行われます。これをパスしないことには学部入学どころではないので万全の状態で臨まなくては!