今日、『髪を切らない限り、明日から講義の出席を認められない』といきなり学院側から言い渡されました。
なんでも『男性が女性に似るのはよくない』とか『外見の美しさなど求める必要などない』といったことがその理由だそうです。
たしかに私の髪は他の学生に比べると若干長めではあります。ですがせいぜい後ろ髪が襟足にかかるくらい。『長髪』というほどの長さではありません。
かつて預言者ムハンマドにも髪が長かった時期があるわけで、それを手本とすると髪が長くても問題はないはず。髪を短くするのはアラブ人の『習慣』なだけ。また学部生の中には髪が肩に届くくらいの長さの人もいますし、学院の言い分がちょっと理解できません。
あまりにもバカバカしい意見に『うんうん』とうなずいて従うのはイヤだけれども、仕方のないことでしょう。とりあえずちょっと短めに切り、伸びてからは常に帽子を被って髪を隠すことにでもします。
ですがこれから何かにつけてイスラームに有力な根拠を見出せない『強制』が続くようでしたら、マディーナでの学業の継続は残念ながら難しいかもしれません。
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