磯輪日記

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「どうしてそんなことを聞くのか」

2024年08月05日 20時42分59秒 | ISOWAの風土改革

 

この記事も先週木曜の日経朝刊です。

 

経済危機に始めた予算投入が、平時になってもいつまでも支出が継続するのは、日本の特徴だ

ということがこのコラムの趣旨です。

 

コロナ後、特別な支出をさっさと終わらせたアメリカの専門家に、

 

 「緊急支出の期限延長を求めることがなかったのか?」

 

と質問したところ、

 

 「どうしてそんなことを聞くのか?」

 

と逆に質問されたそうです。

 

まったく同感ですが、二つの点で、とても興味深かった。

 

ひとつは、一度始めたことを終えたり、変更したりすることができないという特徴は、財政

だけでなく、同じお客様と長期間にわたって商売が続くB2Bビジネスと似てること。

「今までこうだったから」、文脈、時代背景、経済環境が変わっても、「これからもこのままで」

と、『従来通り』を盲目的に善とする態度です。B2Bビジネスである私たちも、今でも

数多くの『従来通り』を何の気もせず、継続してしまいます。

 

もうひとつは、私も、よく、「どうしてそんなことを聞くの?」と思うことがあります。

例えば、

 

 「世界一の社風とはどういうものですか?」

 

会社ごとに事情が違うのに、「どうしてそんなことを聞くのか?」

個別の文脈を無視して、ISOWAの目指す社風を尋ねたところで、その人の足しになるので

しょうか? 

 

何より、私は、世界一の社風を目指してはいますが、じゃあ、世界一の社風は何かという

ことについては、定義していません。 枠をはめすぎない。言語的にあいまいにしておく

から、そこから新しい意味が生まれ、風土改革が継続し、進展すると考えています。 

ISOWAビトに、ただ単に『ISOWAで生きる』のでなく、主体的に『ISOWAを

生きる』ことに繋げてもらいたいからです。

 

「どうしてそんなことを聞くのか」というコラムの一節に、妙に反応してしまった私です。

 

 


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