「１年目に戻って」

長年ＩＳＯＷＡアメリカで勤務してもらっているわが社のＩさんが、今月
定年を迎えることになりました。

ちょうど節目ということで帰国してもらいましたが、この先ももうしばらく
アメリカで勤務してもらうことになりました。

今週末に再びアメリカに向かうということで、今日ちょっとミーティング
しました。

物理的に遠く離れた場所で勤務しているので、

　「業務関連以外にも、本社の雰囲気、経営に関する情報など伝わらずに
　　困っているというようなことはありませんか？」

と尋ねたら、

　「全社朝礼の様子はＤＶＤで送ってもらっているし、経営情報は毎月
　　国内の社員と同じレベルでメールで報告してもらっていますから
　　問題ありません。

　　社内の異動や、慶弔、お子さん誕生などの情報も連絡してもらって
　　います。

　　また何かあればスカイプで直接話し合います。昔はアメリカでの
　　出張先から本社と連絡を取ろうと思えば、ＦＡＸしかなく、その
　　ＦＡＸも田舎のホテルだと、

　　　『日本へどうやってＦＡＸ送るのか？』

　　と逆に聞かれる始末。また届いたＦＡＸも日本語なので、ゴミ同然に
　　捨てられてしまったりしたこともありましたが、今はパソコンで
　　すべて処理できますから、本当に楽になりました。

　　オフィス内も現地スタッフもとても有能で、うまく機能しています」

とのことで、安心しました。


還暦を迎えたというのに、

　「気持を新たにして、１年目のつもりでまたがんばります！」

と力強く話してくれました。何と前向きなＩさん！


Ｉさんのお父様は、

　「名古屋で最高齢（『８５歳か８６歳』とＩさんも結構アバウトでした）の
　　個人タクシードライバーで、いまだに現役で働いています」

　「え～、そんなお歳でも二種免許の更新ってできるんですか？！」

それができるそうなんです・・・　めいっぱい驚きました　

　「それならいっそ、

　　　『名古屋最高齢タクシー・ドライバー』

　　という看板でもぶら下げて走ったら、結構お客さん乗ってくれるんじゃ
　　ないですか？」

　「そんなことしたら誰も乗りませんよ～　だって私だって乗りたくないから」

そうですね、確かに正直言って、私もあまり乗りたくありません・・・　


本当に心身ともにとてもタフなＩさん。おまけにパソコンなどＩＴ関係への
興味関心も旺盛で、何事に関しても新しいもの好き。

こういう姿勢だからこそ、冒頭の写真でも分かるように、肌もつやつやで
とっても若い！

　
　「一緒に写真お願いします」

と頼んだら、

　「困ったな～　それならメイクしてくるんだった」

何を仰るウサギさん。

メイクが必要なのは、私のほうじゃないですか


アメリカに戻っても、体に気をつけて、活躍して下さい。
ありがとうございます。