
ロードショーで見たかったけど、見逃してしまった作品がTVに登場!
時間がなかったので、録画して、見ました。
バック・ツゥー・ザ・フューチャー的なところもありましたが、もっと
パロディー性が強かったですね。
まず主役の一人の財務省官僚役の阿部寛の軽薄さが何とも言えずいい感じです。
本当に軽い! おまけにもう一人の主役の広末涼子も負けず劣らず軽い。
現代の阿部寛は暗くて、重いけど、1990年ではバブル絶頂期故、軽い
のもうなずけます。

そして末広のお母さん役の薬師丸ひろ子が、家電メーカーの研究員で、
ドラム式洗濯機を開発中にタイムマシンを作ってしまう。これに広末が乗って
1990年にタイムスリップするんですが、現在人の彼女もバブル人間的に
軽かった。
広末がドラム式タイムマシンに乗り込む時、洗濯機だから水にぬれるという
ことで、ウエットスーツに身を包んでいたけど、ウエットスーツに財務省の
『MOF』というロゴの入っていたところが、「財務省何様か」という反骨
精神の表れでしょうか、これまたいけた。
ちょうどドラム式タイムマシン、じゃなかったドラム式洗濯機を物色している
わが家としては、これも実にタイムリー。
日立の家電研究所みたいなところに薬師丸ひろ子は勤めているという設定
だったけど、日立はこの映画のスポンサーだったんでしょうか?
一番懐かしかったのは、当時出たての携帯電話でした。
バイブルサイズのシステム手帳くらいの大きさで、ハンドストラップがついて
いるやつ。あの頃、わが社にも自動車電話から初めての携帯電話がやってきて、
当時名古屋営業所の所長だった蜷川さんがこれと同じ携帯電話を使っていた
ことを思い出しました。
一緒に見ていた光に、
「光、あれがお前が生まれた頃の携帯電話だぞ」
と教えてやりました。
1990年ですら、もうタイムマシンに乗っていく時代になっちゃったと
思うと、時間のスピードを感じずにはいられませんでした。
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